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中2の子。軽いアスぺ?
昨日、テレビでアスペルガーの人の事が出ていました。 その方はちょっと重い方なのかもしれませんが、 特徴が少しだけうちの息子も似ているところがあって、 これは周りの対応が必要なのか、 それとも個性と思うべきか考えています。 (1)忘れっぽい。今持っていたものをどこに置いたかなども良くある。 学校の忘れ物は多かったが、中2になり少しは減ったが 先日、初めて学校のカバンを置いたまま帰宅して、 次の日の登校の時間まで気が付かず。 (2)自分で決めた時間をほとんど守れない。 何時から勉強する。お風呂掃除をする。お風呂の入るなど、 活動時間を決めさせても、ほとんど時間が過ぎて 注意してから動くことが多い。 (3)ボール系のスポーツ、ルールが複雑なスポーツが苦手。 (4)人の目が気になる。たとえば、 新幹線に乗っていて、ホームに付くと、 ホームに待っている人が自分の注目するからと カーテンを閉めたがる。 向こうから見たら、窓に人が沢山いるからあなただけ気にならないよと 言うけど、見られている気がするらしい。 (5)どんなときも、ギリギリまで準備しない。 (6)何度注意しても片づけても、いつまにかリビングなどの 共有の場所に勉強道具などを積み上げる。片づけない。 他にもいろいろあって、だらしのない性格やしつけが原因もあるのでしょうが、 2歳下の子は、上記にはほとんどあてはまりません。 しつけ面では同じにしています。 でも、一度で習得出来たり、時間的目安を考えられる下の子と比べてしまうと、 上の子のできなさが気になります。 友達との関わりは積極的ではないけど、仲間外れなどははいようです。 部活では部長をしていますが、こなしています。 学校の先生からも好印象のようです。 親なので、不器用な生き方が原因で進学や就職など困るのではと気になり、 軽いアスぺ傾向にあるのかとも思いますが、 病院に行って診断されるほどでもないのかもしれないと、 少しモヤモヤしています。 軽い発達障害の場合でも、 何かしらをきっかけに、良い方向に改善できることはありますか? その方法はどんな方法でしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 お母様のお気持ちとしても、なにかモヤモヤしますね。 まず、お母さまがお書きになられたご子息の性格を読んでみますと、このような性格というものもあるのではないかと拝察いたします。 (1)~(6)までを通じて「だらしのない性格」という印象なのですね。 これは「知覚的態度」といわれるものがご子息の中で優位なのだと思います。 この「知覚的態度」に対しては「判断的態度」といわれるものがあります。 対比すると以下のようになります。 【知覚型の特徴】 ・自由な行動が好き ・柔軟 ・臨機応変 ・変化のある状況に適応することを好む ・融通がきく ・楽観的(なんとかなる) ・散漫 ・無秩序 ・計画だおれになりやすい ・落ち着きがない ・おっちょこちょい 【判断型の特徴】 ・計画好き ・慎重で堅実 ・組織的な定められた行動を好む ・着実 ・さしせまったことのために計画を中断するのを好まない ・ねばり強い ・融通性に欠く ・物事をきめつけるのを好む ・しなければならない新しいことに気付かない ・必要に応じて計画を柔軟に変更しにくい ・自分のペースに固執する http://blog.goo.ne.jp/satoko1964jp/e/858a02ace39b67e3ea5772cb454a0eab これは必ずしも、遺伝するとは言えないようで、家族の中でもまちまちに出ることがあるようです。 どうも、お母さまのお書きになられたものを読んでいると、箇条書きにまとめられるなど、とても規則性のあるきっちりした文章なんですね。 それに「2歳下の子は、上記にはほとんどあてはまりません。」ということで、なにかとモヤモヤしたお気持ちになることは共感できます。 ところで、この対比を見ていて思ったのですが、何か猫と犬くらいの違いがあると思いませんか? 猫には猫の良さがあり犬には犬のというような感じです。 そして、犬にできるのだからと猫に犬の芸を仕込んだところで、猫パンチされるのが関の山という具合です。 しかし、猫のサーカスというものがロシアにはあって、猫の特性を熟知したトレーナーが仕込むと、ちゃんと芸をして、サーカスとして成り立つんですね。 「自分で決めた時間をほとんど守れない。」とのことですが、タイムマネジメントスキルについて言うと、スケジューリングは相手のいることでもありますが、まずは、自分の行動パターンを見える化するところから始めるのがセオリーといわれています。 おのずとやっている自分の体調管理や、やる気を取り戻す遊びや癒しのパターンを見つけ、本来一番楽で楽しい行動パターンを見える化し、このパターンの中でどう帳尻をつけていくかという事をやらせると、比較的燃え尽きたりしないといわれています。 決めることや約束することが本意ではないんですね。 自分のことは自分ですべてやるのではなく、やれることを見つけていくというのが本意です。 ほっといてもおのずからやってしまうことを考慮したパターンというものがあると思いますので、このようなことをポイントとして、改めてお考えになってみてください。 実は私も、この知覚的態度が私の中でとても優位で、ご子息のことがわが事のように思えて仕方がありません。 だからと言って私がまともな大人かといえば大いに疑問がありますので、他の人の例を。 さかなクンという人がいますが、彼はとてもユニークなパーソナリティで、学校でも先生からいろいろ指導されていたそうですが、彼のお母様がこれまた大変ユニークな方で、好きな魚の図鑑などを買い与えて応援していたので、今のさかなクンになれたとのことです。 磯田道史いう大変優れた歴史家がいますが、彼も古文書を読んだり、学校の休みのときには墓や石碑の拓本を取ることに熱中しており、図書館で古文書を読むのに熱中しすぎて体調を壊してしまい、何回か救急車で運ばれたことがあるといいます。 方や魚の分野で絶滅していたと思われた魚の生息を確認して今上陛下からお言葉をいただいたり、方や、武士の家計簿から幕末前後の動乱を生きた武家の暮らしぶりを明らかにしたなど、共に、新しい発見をし、私たちの暮らしに貢献しています。 この両名がテレビで対談していたのですが、「無償の遊戯性」というキーワードで話していて、何の役に立つわけでもなく、ただ面白いから、楽しいからと熱中することの意義を語っており、それゆえ、彼らは今日があるというわけです。 多分、想像ですが、あなたのご子息もそういうところがあるのではないでしょうか。 だとしたら、それは「無償の遊戯性」です。 どうでしょう、診断をして、そういう子として接することも、モヤモヤを解消し、落ち着いた暮らしを得るためには有効だと思います。 しかし、方や、そうだとしても、わが子の可能性に掛けるというのも、また一興ではないでしょうか。 この先どうなるかなどだれにもわかりません。 だとしたら、如何に用意周到に準備するかという方策もあれば、想いのままに好きなように生きるというのも両方ともありではないでしょうか。 そして、ご子息をよく観察する。 わからないこと、疑問に思うこと、モヤモヤすることについては、聴いてみるということが大切かもしれません。 私も親には散々モヤモヤさせてきた子供ですので偉そうなことを散々書きましたが、そういう子供からの、お願いだと思って、笑ってお許しください。 スッキリするといいですね。 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
ありがとうございます。 私の中での未熟なものが分かったような気がします。