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ビッグマウスでありたい、けれども…
20代後半男です。 私は小心者、要は「気が小さい」です。 女にデート誘うのも断られたらどうしようとか、仕事で失敗したらどうしようとか普通の人が抱えるような小さな悩みを持って生きています。 ですが、最近は謙遜する行動が自分をさらに弱弱しくさせる感じで好きではありません。 誰かが人を誉めると「とんでもございません。私なんか、それほどの者ではございません…」という謙遜を、茶番のごとく言わなければならないのか理解できません。 頭では理解できないくせして、精神は小心者ですから、自分をたてる表現がくると「いえいえとんでもございません」と言ってしまうのですが、これが自分をずいぶんと小さくする足枷になっている気がします。 これは一種のセルフハンディキャッピングだと確信していますが、まあ確かに、こうやって謙遜すると確かにとても生きるのが楽なんですよ。 発言で人から責められることもないし、仮に失敗しても最初に謙遜しておいたから敵は作らない。 でも、私は弱弱しい発言でこんなぬるま湯につかっていると余計に気が小さく、こじんまりな生き方になってしまうから、自分を変えたいと決意して、自分の意見をしっかり言う「ビッグマウス」になりました。 確かにビッグマウスであり続けると行動力が身に付きましたが、それ以上に本当に生きづらいしストレスフルになりました。 現在、下町ロケットというドラマが放送されており、エンジニアは1/1000ミリ、1/10000ミリ単位での切削加工、研磨技術を問う題材でしたが、このドラマ見て私もこれで昔ひと悶着あったなあと思い出しました。 あまり詳しく書くと身バレするので内容を変えますが、下町ロケットの前編の話のように1/10000ミリ単位での高精度の切削技術などを追及する研究に携わっていましたが、 「このデータではどう考えても高精度の加工はできない。私がもっと高精度の工具を作る。」 と上にはっきり断言しました。 データからの事実は事実であり、それを覆す必然性があったし、私にはこれ以上の高精度にやれる力があると判断して言いました。 その事実を述べたために私への扱いは一変しました。 何十年に数人の逸材とも私を評価してくれた上司は突然、厳しく当たるようになり、他の研究職員にはとても優しく接する。 結局、二つに分かれてしまった方向性は収拾がつかず私はやめて、一回転職していまは公務員に落ち着きましたが、あの発言がなかったらどうなっていたのかなとしみじみ。 公務員に転職する前のところでも、 「態度がでかい」「郷に入っては郷に従え」とか 自分の中では謙遜でいたのですが、態度や雰囲気がそう感じさせるようです(私には理解できない)。 言葉でも雰囲気でも批判させる、小心者だからこそ自信をもって行動する行為を大事にしてきたのにこれほど苦痛なのかと息苦しくて仕方がなかったです。 最近では本田圭佑が国内外で叩かれていますね。 彼はビッグマウスですが、彼はビッグマウスでなければどれほど生きやすかったのか、否、敢えて生きづらい選択をしたことで海外で背番号10を掴めるようになったのか。 私は知る由もありませんが、自分の身分を守りたいのと過去叩かれ居場所を失った過去の恐怖を思い出し、私は彼ほどのビッグマウスにはなれません。 でもまたいつかビッグマウスになりたいなあと。 大きな発言をして、逃げ場を絶って自分を奮い立たせていたあの時の自分は殻を破って輝いてた感覚がありました。 私みたいな変わった人間、ビッグマウス(主張)を言いやすい環境づくりというのはどうすればいいでしょうかね。
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- pct10968
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じじいです。 >「このデータではどう考えても高精度の加工はできない。私がもっと高精度の工具を作る。」 と上にはっきり断言しました。 それで、どうして実現させずに辞めてしまったのですかね。 どんな企業であれ、可能性の無いものに金は出さない。 人を納得させる事の出来る理にかなったアイデアであったなら、君の上司も押してくれたかもしれない。 >私みたいな変わった人間、ビッグマウス(主張)を言いやすい環境づくりというのはどうすればいいでしょうかね。 理にかなった話し方をすれば良い。 論理的に非の打ち所が無ければ、君の上司だった人も賛同してくれたかもしれない。 絵に書いた餅の話をいくら聞かされても、旨い餅は食えんのだよ。 ビッグマウス(主張)とは、絵に書いた餅の事かね?
- bardfish
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「ビッグマウス」ってあまりいい意味で捉える人っていないと思いますけど… 大口を叩くとか軽口(口が軽い)、嘘つきというニュアンスで受け止める人のほうが多いと思います。 元々そういう意味ですからね。 もし「俺はビッグマウスだ」みたいなことを普段から公言しているんだったら、軽蔑的な目で見られているかもしれませんよ。
お礼
回答ありがとうございます。 ポリシーという意味であって、公言しているわけではありません。 ビッグマウスというよりかは、 「正しいこと、さらに良くなることをしっかり主張していきたいし、間違っていることに対して人の顔色うかがってなあなあで済ませたくない。そのためにも目標も掲げる」 という姿勢を大事にしたいのです。 >軽蔑的な目で見られている 「大きな目標を掲げて努力しなさい」と学生たちに言って聞かせる大人が、いざ大人がでかい目標を掲げたとたんに「出来もしないことを口にするな」「バックマウスだ」とバッシングの対象や軽蔑の対象にするのは納得いきません。
お礼
回答ありがとうございます。 まあ大抵は批判がくるだろうと思っていました。 回答者様がどのような仕事をしてきたかは存じ上げませんが、「理にかなった製品づくり」がしっかりとこの世にまかり通っているのであれば、あのような下町ロケットというドラマも作られませんし、あのような視聴率を叩きだすこともありません。 自分の状況を説明すると身バレの危険があるのですが、私のケースは間違いなく該当するものだと断言できると絶対に自信をもっていえます。 >論理的に非の打ち所が無ければ、君の上司だった人も賛同してくれたかもしれない。 あまりにも理詰めで事実を的確に突くと人というものは理屈抜きの感情論で抵抗するものです。 「私の今までの努力を否定するのか」といった抵抗を受けましたが、今までとか未来に関係ないものは決別すべきです。 ですから、みなさんは暗にして表現をしたり、雰囲気やタイミングを見計らって意見をするのでしょうが、それは乙女の繊細な気持ちを汲み取って口説くみたいで好きではありません。民間は結果を求められる仕事ですからね。 >絵に書いた餅の話をいくら聞かされても、旨い餅は食えんのだよ。 ええ、あの業界で必死にやっても仕方ないと思ったのでさっさと転職しました。 私の実力があればいくらでも待遇の良い職場で働ける自信はありますので。