hitonomichi35さん おはようございます。
テレビからの情報では、テロを起こすような若者は「コーラン」を熟読していないイスラム教徒らしい。
私はコーランは読んだことがありませんが、例えば、聖書にも、この世でいかに生きていくかの知恵が書いてますし、仏教の経典は、奈良の薬師寺で写経した「般若心経」しか知りませんが、「空」はこだわらず、かたよらない心を、広く広くで、テロリストは完全に偏った心だと思います。
宗教の経典は、ただ、世界観の真理を説くだけでなく、この世を、いかにより良く生きていくかも書かれていると思います。
しかし、私も大学生の頃は、まだ未熟で、将来、どのように生きればいいか悩んだものです。
その時ためになった一冊は
沢木耕太郎の「彼らの流儀」新潮文庫です。
いろいろな人の生き方を短編でまとめたもので、その中に、東京外語大学でイスラム語を専攻した人の話があります。
彼は大学でイスラム語を習ったにも関わらず、マイナーな言語なので、どのように仕事に生かしたかいいか分からない。
大学後、独学でイスラム語の勉強続け、通訳としてアラビアに行く機会出来たが、現地に行くと自分のイスラム語は、まったく現地の人に通じない。雇った人からは、「使えない」と言われる始末。
昔からの夢だった、砂漠でタレガの「アルハンブラ想い出」をギターで弾いたが、砂漠は壁がないため、音の反射せず、まったく音が悪く、虫のアブがたかってくる始末。
しかし、彼は、現地でアラブ文字の「文字の形」に美しさを見ました。
帰国後、何十年もアラブ文字の書道を独学でしていたら、年を取って、アラブ人から、独特の美しさのある、アラブ文字と評価され、アラビアのアラブ文字の書道会で入選したそうです。
その後は、大使館で働いているといった話です。
地道にコツコツやっていくと、花が開くというエピソードです。
hitonomichi35さんもイスラム語の勉強をして、AIPS(アルケー・イスラミック・ピース・ステイト)の建国の祖となり、現在のアラブ世界を調停してください。
成功したら確実に、未来の世界史の教科書に名前が載ります。
お礼
ありがとうございました。