小学生の時に読んだ物語のタイトル
小学生の時に読んだ物語でタイトルがどうしても思い出せません。
ちょっと長くなりますが・・・まず舞台はどこかの外国のお話です。
大きくて広いお屋敷に一人の大男が住んでいます。その大男は人間嫌いで、町の誰とも付き合おうとしません。その大男の家の敷地はかなり広いので、その町の子供達が勝手に敷地内に入って、遊んだりしますが、大男は怒って追い出します。そのせいか町の人は誰も寄り付かなくなります。そしてそんな心の冷たい大男の仕打ちに、季節も彼の家だけがいつまでも冬のままの状態です。
そんなある日の夜、大男の家に一人の少年が現れます。その少年は木の側で泣いていて、大男がその少年のを抱き上げて木に乗せてあげるのですが、その瞬間に季節が冬から春に変わります。
子供を抱き上げた様子を見ていた、町の人からも認めれれ、そして大男も心を入れ替えて、町の人や子供と仲良くなります。それ以来大男の家には町の子供たちが、たくさん遊びに来るようになるのですが、自分が抱き上げて木に乗せた少年だけが姿を見せません。大男はその少年にお礼が言いたくて、他の子供たちに聞いても、そんな子は知らないと言います。
やがて大男も年を取り、寝たきりになるのですが、ある日の夜、木の側に昔抱き上げた少年が立っているのを見つけます。大男は側に駆け寄り、その少年と対面します。やがて大男はその少年に手を引かれて何処かに行きます。物語はそこで終わり、結局大男はその次の日に死んだ事になるのですが、その少年は神様だったのでは・・・というニュアンスで終わっています。
その当時似たような物語が多数あったので、内容は多少異なるかも知れませんが、私はもう一度読んでみたいなと思っています。
何か心当たりのある方は、是非タイトルを教えて下さい。お願いします。