>動詞の現在連体形 + 듯하다 の解説には:【客観的な推測を表し、自分と直接関係がないニュアンス】ともあります。
少し分かりにくい説明ですが、ネイティブなら何となく分かって使い分けていることを説明するのは至難の業ですね。
【客観的な推測を表し、自分と直接関係がないニュアンス】を逆にすると「主観的な推測を表し、自分と直接関係のあるニュアンス」ということになります。
たとえば 「雲の上を歩いているようです」という場合
구름 위를 걷는 듯 합니다 / 구름 위를 걷는 것 같아요.
どちらもOKなのですが、自分がそういう経験をしている場合 「 구름 위를 걷는 것 같아요」というほうがナチュラルです。「主観的な推測」「自分と直接関係のあるニュアンス」とはこういうことだと考えてみると、逆に듯 하다 のニュアンスがつかめるかもしれません。
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>쥐 죽은 듯 조용해요(ネズミが死んだように静かだ ⇒ しんと静まり返っています)の2つの例文の訳例の共通点(?)として: 【比喩(直喩)に使われてる】なのかな、と思います。
「쥐 죽은 듯 조용해요 」という表現は「 듯 합니다 」とやや異なります。
これは 動詞/形容詞の連体形 + 듯(이) の形で あとの形容詞や動詞を修飾する副詞句をつくります。
「~したように/~しているように ~だ」という比喩の表現です。
쥐 죽은 듯 조용해요 はこの例です。
듯 を用いた表現には
(1) 動詞/形容詞の連体形 + 듯하다
(2) 動詞/形容詞の連体形 + 듯(이)
の二つがあるということです。
❊実はもう一つ動詞の語幹にそのまま付く表現がありますが。
お礼
あ~とても分かりやすい解説、ありがとうございます。 そうだったんですね~ 解決しました。