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飛行機のプロペラと竹トンボの翅のねじれの違い
以前ライトプレーンのプロペラをタケトンボの翅にするとよく飛びますとのご教示をいただいたことがありますが、最近実際に同じピッチのタケトンボをボール紙で作ってきたら本当によく飛びあがります。しかし郷土玩具の竹トンボのピッチはずいぶん違います。ねじれが少ないという意味ですが、これは材料からくる制約なのでしょうか、それとも別の理由があるのでしょうか。
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竹とんぼでも上手に削り出せば飛ぶようです。実際に親が航空関係に携わっていて、無茶苦茶飛ぶ竹とんぼに成ったそうです。 しかし、市販の竹とんぼは価格面もあるので単純な形が多いです。そこから加工すればもっと飛ぶ竹とんぼになるかもしれませんが。 竹も加工はちょっと難しいかもしれないなぁ。
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- CC_T
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作りやすいからってのがもちろん第一の理由です。 さして削らなくてもいいわけで、加工工数が少なくて済む。 なお、ピッチが大きいと上昇力・推進力を稼げますが、それだけ空気の抵抗が増します。 手を離れる瞬間の慣性力が唯一の動力である竹とんぼの場合、空気抵抗は滞空時間に直結しています。 距離=ピッチ×回転数×時間 ピッチや回転数を抑えても、回転の時間が稼げるなら距離はやっぱり伸びますよね。 非力なモーターやゴム動力で回す場合も同じですが、ピッチが大きいとその分トルクが必要になるため、効率よく回せる時間は案外に短くなってしまいがちです。 ------ ところで、竹とんぼのピッチは「カスタマイズ」項目です。ナイフで削ってローソクであぶってネジって冷やして…と、工作少年たちが愛機に情熱を注ぎ込むための余地はたっぷりあるもの(笑) ピッチの他にも、羽根の厚みや重量バランス、全体の重量と重心位置、軸の断面形状などなど、理屈はともかく経験に基づくノウハウが年長者から年少者に伝えられてきました。静的バランスや動的バランスなんて言葉は知らなくても、その概念自体は子供でも知っていたのです。それらの人的資産もひっくるめてこその「郷土玩具」で、形だけ継承してもそれはただの玩具にすぎないでしょう。 最近の子供は常に完成度の高い物を触っているせいか、工作系で「自分でどうにかしよう」って発想力もスキルも乏しくなってきています。昔の子供達は遊びにおいて様々に想像を働かせ、数々の「秘伝」を持って遊んでいたものなんですが。 今みたいにネットや攻略本に載ってるなんて知識はもう秘伝とは呼べないですね。ロマンもへったくれもないですから。
お礼
昔でも先輩からノウハウを聞くということはあったにしても、最近は周囲からの知識ではなく、自分で試行錯誤する楽しみが減っていることは確かですね。ただこの頃は材料なども豊富なので少し見方を変えれば自由度はさほど減っていないのかもしれません。特にプラスチックを利用するのは昔にはできなかったことですね。
- mac1963
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もともとそこまで飛行効率を考えて作られてはいなかったのです 竹を削るだけでねじってはいませんでした
お礼
ねじったように削るというのがおもしろかったのかもしれませんね。ご回答ありがとうございました。
お礼
模型飛行機のプロペラのように木を削って作ればよいわけですね。丈は肉厚のものを入手しにくいですが、木なら丸い棒から削ればできますね。もっとも知人で紙を細く巻いて軸を付けた後、ねじれるように潰して結構飛ぶものを作って作っている人もいます。