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認識を変えるだけでは体調は良くならないのでしょうか
認知行動療法で辛かったことへの認識を変えれば、疲れや痛みなどの精神的な体調不良の原因がわかると思っていました。しかし恐怖や悲しみを押さえ込んで怒りとして出していたこと、常に緊張することで頑張り、感情を抑えていたことに気づいてから体調が良くなりつつあります。そこで聞きたいのですが辛いことへの認識を変えるだけでは体調は良くならないのでしょうか?やるべきことが多く、今もだるくて頭や首がこったような感じなのですが休むしかないのでしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 辛かったですね。 >しかし恐怖や悲しみを押さえ込んで怒りとして出していたこと、常に緊張することで頑張り、感情を抑えていたことに気づいてから体調が良くなりつつあります。 その通りだと思います。 あなたの中には、得体の知れない恐怖や悲しみがあり、この感情が行きどころがなくあなたの中で溜りに溜まって暴れていたのだと思います。 とっても怖かったし、とっても悲しかったと思います。 まずはこういう気持ちを吐き出さないことには、認識がどうのこうのといったところで、前には進まないんですね。 世の中にはいろんな精神療法がありますが、まず一番大切なのは、全部洗いざらい心のカナにたまっていたものを吐き出すことです。 >疲れや痛みなどの精神的な体調不良 精神的な体調不良を含むこころの問題や課題というのは、日々刻々と生み出されている感情を外に吐き出すことがうまくいかなくなってしまったために生じると考えています。 一言でいえば、こころの便秘なんですねw こころが感情を外に出せずにずっと中に抱え込んでしまっていて、いろいろと問題を起こしてしまっている状態です。 便秘を解消するために、運動しましょうとか生活習慣を変えましょうとか、栄養バランスを考えた食事をしましょうといったところで、まずは溜りに溜まったものを外に吐き出さないことには、動くに動けないし、食べるに食べられないし、どうにもならないわけです。 カウンセラーの役割りは、出していいんだ、我慢するな、とにかく出してスッキリしろ、とひたすら励ましたり、勇気づけたり、踏ん張らせたりすることです。 そうやって出し切った後、運動しましょう、生活習慣を変えましょう、栄養のある食事をしましょうということが、やっと出来るんだと思います。 物事にはこのように順番があります。 このようなステップを踏まないと、ちょっと認識を変えたとしても難しいと思うんですね。 しかし、ちゃんとステップを踏めば、認識や考え方を変えたりすることで、いろんなことが解消されてきますし、 私の知り合いのマッサージ師さんですが、もう頼りがいのある包容力いっぱいのおば様で、あそこが痛いココが痛いというお客様のマッサージをしながら、お客様の話を聴くんですって。 そうすると、家族の問題とか、職場の問題とか、いろんなことをぶちまけてくるんだそうです。 そうこうしているうちに、痛みがスッと消えていったりすることがいっぱいあるそうで、マッサージしながらカウンセリングしちゃってて、相乗効果で本当にスッキリしてお客様は帰って行かれるそうなんですよ! これは実際にそうで、オーストラリアでは長期にわたる重度の腰痛を抱える患者に対して、長期間の徹底した認知行動療法を実施し、痛みの原因になっているこころの問題と向き合わせて、かなりの成果を出しているとのこと。 まずは、カウンセラーでもだれでもいいのですが、この人は話を聴いてくれる! この人に話を聴いてほしい!!! と思える人を探し出して、気持をすっきりさせることがとても大切です。 是非、すべて出しまくって、こころの便秘を解消してください。 もう一息! いいとこまで来てますよ!! 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
ありがとうございます。