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フロイトVSパブロフVS森田正馬
フロイトVSパブロフVS森田正馬 昨今の心理療法で行動療法がもてはやされています。 うつ病には認知行動療法、ボーダラインには弁証法的行動療法 はては、統合失調症には集団認知行動療法etc これらの心理療法は、単純に考えると本来1+1=2なるはずが 1+1+バイアスもしくは変数=3とか4になってしまう。 そこでバイアスもしくは変数を取り除けば、答えは1になる事を 指していると思います。 精神分析療法は逆にそのような状態になる心の原因がある それを探し、見つけて原因を解きほぐす事で異常な状態を解消する。 森田療法は不安や恐怖は誰にでもあるそれを人間力?で凌駕し それに意識を注視せず、不安や恐怖を感じても 成すべき事を為せば、自ずと解消される。 何故、認知行動療法が持て囃されているのいるのでしょうか? 行動の制御と言う行動の形を改善する事で、心の問題まで改善できるのでしょうか? 診断基準にしてもDSM-TR-IVなるマニュアルで条件を満たせば それはこの精神疾患だと診断する。 精神の病気はこんなに単純な病気なんでしょうか? 詳しい方教えてください、お願いします。
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全然詳しいわけじゃないですが・・(と言い訳しておいて)、 その3つの中だと認知行動療法が一番、幅広く色々な疾患に適用しやすく、極度の我慢や苦痛を強いられることも少なく、効果も出やすい治療法だと感じます。 病気と言われる状態ではない方でも、ちょっと苦しみの穴にはまりそう、嫌な感情に支配されてる・・ってときにやってみて損はなさそうです。 単純に「感情や行動の制御」と言うと苦痛が伴いそうですが、その一歩手前の、感情や行動を引き起こす大本の「認知のしかた」の歪みに気づき、それを変えることで、その結果である感情や行動も自然と変わってくるという考え方だと解釈しています。口では簡単に言えても、実際はそう簡単にはいかないと思いますが。。 精神分析やカウンセリング等は、ストレスや環境の問題など心の問題のみによって起こる疾患(依存症、神経症など)にはかなり有効だと思います。 でも精神疾患の中には、これといった過去や性格に起因する原因が見当たらない、または原因、発症のきっかけと思われる心の問題を取り除いたところで症状自体は消えてくれない、というものも多くあると思います(脳の分泌物異常と言われるもの)。 その場合ひたすら精神分析で「そうなった原因」を突き止めたりカウンセリングで自分を見つめる作業をしたり、満たす部分を満たしたところで症状自体は残り続けます。そうなるとやはり、苦痛の度合いによっては薬の力を借りつつ、認知療法、行動療法になるのでは。 もちろん認知療法でも精神分析と同じようなことはするでしょうし、性格や感情面から疾患にアプローチすることでも楽になれる人は多くいると思います。ただ、それ「だけ」で根治は難しいんじゃないか、ということです。 森田療法は、さらっと読む限りですが、人によって合う合わないが激しそうなイメージです。 普及するかどうかで言えば、認知行動療法の方が勝ちそうかな?と。 ・・と、素人感想を書いてみましたが、 世間でいくらもてはやされていると言っても、自分にはそれは合わないと思ったら、それはその人にとっては的外れな治療法だと思うんです。 この質問サイトでも精神科VS心療内科、薬VSカウンセリングなど色々見かけますが、 こういうことって、もともとの性格、考え方との相性が何より大事だと感じます。
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- d194456
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質問したいことを箇条書きにした方が、何に対して答えれば良いか判ります。 心理学の中では、行動と言った場合、体を動かすことだけでなく思考することも行動と言います。 人の心の動きは複雑に見えて、行動の動機は単純なものが多いと思いますよ。 人はすべて、気分が良くなる行動を選択しています。行動の結果、気分が悪くなるとしてもです。 病気の治療のために、今の時代は保険に金が懸りますので、短時間で治療が出来る様に、色々な方法を組み合わせています。「短期療法」などを見れば、効果的な方法を見つけることに重きを置いているのが判ると思いますよ。 精神科医の考えで、精神の病気とは何かの判断もかなり異なります。殆どの人は幸せな状態ではない為、医者の元に行きますので、幸せではないことが病気と呼べるかに疑問も湧きます。 幸せではない状況の違いで、症状が異なっていると考えることも出来ますから。
お礼
ご回答ありがとうございました
補足
ご回答ありがとうございます。 >何に対して答えれば良いか判ります。 (1)何故、認知行動療法が持て囃されているのでしょうか? (2)行動の制御と言う行動の形を改善する事で、心の問題まで改善できるのでしょうか? (3)精神の病気はこんなに単純な病気なんでしょうか?以上の3点です。 (1)については、色々ある心理療法で上記の療法が注目を浴びるのか、そのメリットとは (2)については、思考と言う行動を改善すれば、心の障害も改善されるのか (3)については、あまりにも診断基準のマニュアル化しすぎてるのでは を問いたかったのです。 >今の時代は保険に金が懸りますので、短時間で治療が出来る様に、色々な方法を組み合わせています。 治療でコストパフォーマンスが一番良いのは薬物療法です。 心理療法は相応の費用とある程度の期間がかかります。 これは認知行動療法も同様です、今年よりこの療法は健康保険が適用になりました。 現在の日本では、認知行動療法を行なえる臨床心理士は数が少ないと聞きます。 その療法のインフラが整わない内に、この療法に注力するのか理解できません。 >精神科医の考えで、精神の病気とは何かの判断もかなり異なります。 これを防ぐ為に、精神障害の診断基準が必要なんですよ。 無ければ、医師の一存で恣意的に精神障害を作り出せるリスクが生じますからね。 ただ、それに偏重し過ぎる事を問題にしているのです。 >殆どの人は幸せな状態ではない為、医者の元に行きますので >幸せではないことが病気と呼べるかに疑問も湧きます。 幸福感・満足度は人により異なります、これを精神疾患の尺度するには適切ではありません。 不幸だから、不幸感が強いから、メンタル系の病院に行くのでないと思います。 社会生活に著しく支障が出る状態・症状があるから行くんだと思います。 私の質問の意図と質問者さんの回答主旨とでは齟齬が見られるようですね。
お礼
回答ありがとうございました。 お礼が遅くなってすみませんでした。 他の回答者さんに補足質問をしていたものですから・・・ >その3つの中だと認知行動療法が一番、幅広く色々な疾患に適用しやすく、極度の我慢や苦痛を強いられることも少なく、効果も出やすい治療法だと感じます。 なるほど、行動学に基づく心理療法ですから、一番、理にかなう訳ですね。 心理分析は個々に対する対処ですから、万人向けじゃないんですね。 自分の心情的には「あるがままで為すべき事を為す」に惹かれますが 観念的で具体的のはどうすれば?なんでしょうね。 参考になりました。