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TPPの次にTiSAが問題のようですが?

TPPは合意しなかったですが、TiSAがもっと問題だと言われています。 詳しい方教えていただけますか?

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  • dragon-man
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回答No.2

TPPもTiSAもグローバリズム経済が目的です。関税障壁を撤廃し、自由貿易を推進することです。対象地域が異なっているだけで目的は同じです。グローバリズムが必ずしも良い結果をもたらさないことはEUが証明しています。EUは関税障壁撤廃のみならず、通貨まで統合しました。その結果起きたことはドイツの一人勝ちと、ドイツ以外の国々の疲弊です。ギリシャがその典型ですが、スペインやイタリアなども息絶え絶えになっています。フランスはドイツの属国になりかけています。グローバル経済が弱肉強食の世界に向かうことの証明です。矛盾が大きくなりすぎたEUは、間もなく崩壊するでしょう。その先に何が起きるか分かりませんが、経済的大混乱は避けられません。下手をすると戦争でしょう。クリミア紛争はその一端です。力をつけたドイツの経済侵略を恐れた親ロシア派との軋轢です。 TPPがまとまらなかったのはニュージーランドなど国際競争力のない経済小国が反対したからです。自分らが強国(アメリカと日本)の食い物にされることを恐れたからです。TiSAも基本的には同じでしょう。グローバル経済化では強い国がますます強くなり、弱い国はますます弱くなります。行き着くとことろは世界の不安定化です。下手をすると戦争になりかねません。昔は戦争で富を収奪しましたが、今はそれをグローバリズムがやります。グローバリズムは必ずしも良いことではありません。TPPもTiSAもそうです。

fcolasno1
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 EUを例に挙げてのわかりやすい説明は、とても勉強になりました。 グローバル化や自由経済が英米同盟国を中心にあたかも理想的なありかたであるかのように喧伝されていますが、これは企業の投資や商売が自由に行えるルールばかりを優先して全世界に広めることであり、それぞれの国家がその文化に従って消費者や国民を守るために設けたルールがどんどん失われていくことになる点が、最悪の特徴ですね。 企業による内政干渉・国家干渉といわれるゆえんだと思います。世界はいつから、あからさまに人間よりも企業を優先することに決めたのでしょうか、まったくありえないルールだと思いますね。

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回答No.1

詳しくはわかりませんが、TPPはアメリカだけが儲かる協定でしたが、TiSAの資料を読むと、EUをはじめ世界各国が参加するため、どこかの国が(おそらく主には日本になるでしょう)ターゲットにされ搾り取られるのでしょうね。 どういう商品かはおいといて、自由貿易と言うのは国を滅ぼします。 自由貿易で儲かるのは、一部の強い国であり、日本のような国は搾り取られます。 参加国が拡大する分、TPPよりも損害が大きくなるのではないでしょうか?

fcolasno1
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 TPP以上に多い国々に関係するということでは、TPP以上に深刻な事態になりそうですね。 自由貿易は、企業運営に関する自由の保障ばかり尊重するものですから、国家よりも企業の自由を優先するところが大問題だと思いますね。

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