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吃音、鬱病で悩む19歳男性の現状と求めるアドバイス
- 中学卒業後県内の高校へ進学しましたが一年目に中途退学をし、次の年の春に違う高校へ入学し、卒業しました。卒業後は自衛官候補生として自衛隊に入隊しましたが、吃音のせいで周りに迷惑をかけ、辞めることにしました。現在、求職活動もうまくいかず、バイトもできず、生きる気力を失いつつあります。
- 吃音のせいでバイトの応募もできず、声が出なくて電話も怖くて掛けられません。現在はハローワークで郵便局の求人を紹介してもらいましたが、応募書類を持参するために連絡を入れることもできず、自己効力感を失っています。自殺を考えてしまうほど絶望的な状況です。
- 質問者は生きたい気持ちはあるものの、就職や社会生活で吃音の影響を受けているため、困り果てています。アドバイスを求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
暗い部屋からいきなり明るいところに出ると、まぶしくて何も見えなくなりますね。 こういうことをホワイトアウトと言います。 しばらくすれば目のコントロールが戻ってきていろいろなものが見えるようになります。 吃音というのは、意識的にそういうことが起きることなんです。 ひとりごとをいったり歌をうたったりしていればどもらないはずです。 意識が相手に対しまぶしい気分になり、止まってしまうのです。 これは、誰にでも起きていることです。 起き方が違うだけです。 音楽家は、本番のステージでこういうことが起きます。 練習時はなめらかにきれいに楽器が弾けていたのに、人前でお辞儀をしたあとだと、ピアノはミスタッチしておかしいことになり、管楽器なら音が裏返り、弦楽器は倍音がでたりします。 あと、暗譜していたはずの楽譜のどこを弾いているのか自分でわからなくなり、同じフレーズに何度も戻って終わらなくなったり。 プロの講師なんかが人前でしゃべる場合もそうです。 はじめて話す話題のとき、十分に下準備をして、20分の話をするつもりが、なぜか40分経っても結論にならずくどくど言っているということがあります。 また、一番最初の声が発声できず、う、う、う、と沈黙を2分続けるというようなことも起きます。 いいでしょうか、プロがこれをやるのです。 いま話したようなことを経験していないプロはいないと断定していい。 これを制御するにはどうしたらいいか、というと、モーターをなるべく回さないように運転する神経をもつといいのです。 話すということでいいますと、あらかじめ用意した原稿があるとします。 それを一応練習して話せるようになったら、いや、話せるようになってから、「話さないこと」をつくるのです。 この言い回しはやめよう、このテーマは削ろう、ここはなしにしよう、というのを次々に見つけていきます。 おかしいことを言うように聞こえますか。 でも、あることを伝えるのにそれほど必要のない部分は相当あるのですよ。 およそ、なめらかにやろうと工夫したりつじつまを合わせようと考えた部分がそれにあたるはずです。 そこは、必要かというと必要ではないのです。 ここはしゃべらんでいい、と決めるのです。 そして話をはじめます。 捨てた部分があるので、ここではこういうはずだけどしゃべらない、と思いながら捨てない部分をしゃべります。 意識は捨てる部分に照明を当てます。 そうすると捨てない部分は影になり、ホワイトアウトを起こしません。きっちりしゃべれるはずです。 質問者様の場合こうしてください。 郵便局に電話をするストーリーをまず書きます。 「こんにちは。はじめまして。私何々と申します。ハローワークさんのご紹介で応募させていただきますが、履歴書等をどのようにお持ちすればよろしいでしょうか」 というような文章を作ってください。 そういうことしたいんですよね。 これを何べんも読んで下さい。 誰も聞いていなければ簡単に覚えますね。 そして、いらない部分を抜きます。 用件は、自分が何者か、応募をどうしたらいいか、です。それ以外全部要らない部分です。 こんにちは、とかはじめまして、は要らない部分です。 応募させていただきます、も面倒な表現だから削りましょう。 履歴書等をお持ちすれば、というのも、面倒な表現です。 だから、いま何べんも読んで覚えた文章を言うつもりで、必要なとこだけ言って下さい。 「何々、です。ハローワークさんの・・・どうすればいいでしょう」だけを発音してください。 それ以外はどもって何もいわなくても伝わります。 もし発音できるなら発音してください。発音できたほうがなめらかになります。でも言わなくても問題ありません。 ここをきっちりいわなければ、という注目をするとホワイトアウトを起こします。 ちなみに日本語は膠着語という仕組みの言語で、必要な部分だけを貼り合わせて伝わるようにできている優れた様式なんです。 「言わなくていいんだ」と思いながら暮らしてください。 別に自殺に当たるような障害は全然起きないはずです。 言ってはわるいけど、この世はハンチクな人間ばかりで成り立っています。 神のような完璧な人はいません。 だけど、ハンチクものだとわかっていれば人に思いやりができるのです。 人のミスを許せます。何よりも自分のミスを見つめ修正する勇気が湧きます。 人生は捨てたものではないのですよ。
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- sirasak
- ベストアンサー率27% (348/1287)
私もひどい吃音で就職した時は出来るだけしゃべらないようにしてきたのですが、 歌う時、朗読する時にはどもりません。 言おうと思って声を出した瞬間に違う!と感じて言い直そうとしてどもることが分かってきましたが、あわてる時はどもる時があります。 脳の反応が早すぎる=頭が良いのが原因であり、 恥じることではなく他の人も結構どもるときがあるのです。 だれでも人前では緊張しますので私は音楽クラブで舞台に立つことで度胸をつけたりしましたが、効果があると思うのは、 本を朗読することでした。 アナウンアサーの言葉を真似るのも効果あります。 これでリズムを一定でしゃべることが出来るようになると思いますので、 是非練習してみてください。 度胸がつけば怖いものなどありません。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
吃音が酷い場合、接客のある仕事は難しいでしょう。でも世の中の仕事は口で話すことばかりではありません。 例えば私の会社の工場では、伝票が読めれば製造作業は出来ますし、必要なものはまず健康で、体力十分ならば採用の可能性はあります。 ハローワークへの電話も直接事務所に行けばよいので、多分親切にあなたの事情を聞いてくれますよ。 あるいは手紙やメールで会社に問いあわせることも出来ます。 いつかはどこかで働かなければいけないのですから勇気を持って挑戦してみましょう。若いいまこそそれが出来るチャンスですよ。
お礼
詳しく教えて頂いてありがとうございます。説明していただいた事をよく理解し、心がけて生きてみようと思います。本当にありがとうございました。