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ホルマリン漬けについて
なぜ植物細胞を固定する際にホルマリン液を使わないのですか?
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noname#212058
回答No.2
ホルマリン液を使わなくても、ただ乾燥させれば十分実用的な標本が作れるからです。植物に限らず、硬い殻をもつ生物、例えば昆虫もただ乾燥させるだけで作ります。脊椎動物もはく製にしたりしますね。 標本を作る・管理する側からすれば、ホルマリン標本は「重い、壊れやすい、臭い、体に悪い」などとても扱いにくい代物です。軟体生物や臓器標本などホルマリン液を使わないと形を維持するのが困難なものでは仕方なく使いますが、そうでなければ使用はなるべく避けたいのです。
- trytobe
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回答No.1
動物の臓器や器官の組織標本のように、浸透圧も考慮して細胞壁を膨らませも縮ませもせず維持したまま中身が腐らないようにホルムアルデヒドの水溶液で置き換えることをしなくても、 植物の丈夫な細胞壁で乾燥しても細胞の形状は変わらずに保持でき、多少乾燥しても水分で復旧できるからです。 そんな処理をせずとも動物細胞でも電子顕微鏡で観察できる時代になってますから、ホルマリン漬けの必要性もどんどん薄れているのですけども。
補足
すみません。質問は少し変わってしまいますが、 なぜ、植物細胞にカルノア液やファーマー液を使用するのですか? ホルマリン液を使う必要がないだけで、使用しても良いのですか?使用するとどうなるのですか? 質問多くてごめんなさい。