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建築基準法施行令85条2項 積載荷重の低減について
支える床の数によって、積載荷重を低減する計算となってますが、感覚的には、支える床が増えれば、割増しするのが自然な気がするのですが、どういったら理由からでしょうか??
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>支える床が増えれば、割増しするのが自然な気がするのですが、 この場合の「低減」というのは、床の数が5階だけあれば1階あたりの荷重の5倍の0.8倍(つまり4倍)にできる。という意味です。 1階分の床の重さだけ考えて、さらに低減するわけではありません。その点はよろしいでしょうか? たとえば、住宅の場合、柱の計算では、床1m2あたり130kgの積載荷重が決められていますが、これは8畳間に約28人分の重さを想定していることになります。ちょっと珍しい密集状態なわけです。(可能性としてそこまであるという想定です) これが5階の床すべてに同時に起きるというのは、さらに珍しいことなので、そこまでは想定しなくてもよいだろう、ということで低減できる決まりになっています。
その他の回答 (1)
こんにちは。 まず確認したいのですが、低減するというのは垂直荷重のことですよね。別に無理に低減をする必要はないのですが、建築基準法でこのように床の数が増えれば垂直荷重の低減が認められているのは、実際の建築物全体というのは、各階で負担される積載物の荷重が設計上で想定されている積載荷重よりも小さいからなのです。 その想定より小さな荷重が皆等しく床に加わってはいないのが実情である。あるいはその可能性が小さいのが現状であると判断されているからこのような文言が加えられているのです。 つまり、実際の建築物は、設計で想定されている荷重を使い切っていないのが現状で、これが建築基準法に反映されているのです。その結果というか結論として<支える床の数によって、積載荷重を低減する(できる。)となっています。 ※ 床の数とは建築物の階数のことです。
お礼
ありがとうございました、一階あたりの荷重を低減するということだったのですね、すっきり致しました。
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ありがとうございました、一階あたりの荷重を低減するということだったのですね、すっきり致しました。