にんにくの芽とは、にんにくの球が出来る、冬~春にかけて、花より球(鱗茎)に栄養がいくように、つぼみのついた若い茎を切り取った、茎(くき)にんにくのことをいいます。わざわざつぼみのついた若い茎をきとっていますので、にんにくの芽としてうられている大蒜はニンニクの芽用として栽培されているという事になります。そして、にんにくの芽は、ニンニク独特の臭いが、とてもやわらかくなっていますので、臭いがちょっとという方にもオススメです。成分は他の部分とほぼ同じです。細胞の中では別々の場所に隔離されていた無臭成分アリインと酵素アリシナーゼが、切ったりすったりして出会うと、ニオイ成分のアリシンができますが、他の部分に比べて芯の部分は、アリシナーゼが少なめです。芽が出るほどニンニクとしての身体にいい成分は減っていきます。(ニンニクの芽[茎ニンニク]は替わりにビタミン類が増えニオイ抑え目です。)
でも、残念ながら、市販のにんにくの芽は殆ど中国製です。国産はほとんど市場にでません。中国製は鮮度も期待できず、農薬や防カビ剤への不安もあります。
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