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粘性変形とは
弾性変形や塑性変形については理解できるのですが、高分子やガラスなどが示す粘性変形がどのようなメカニズムで起こり、どのようなものなかが分かりません。 例えば、ガラスは温度が低いと弾性変形の様に破壊しますが、温度が高くなると粘性変形を起こす(分子の配列が変わることにより形を変えると聞いた覚えがあるのですが・・)、というようにイメージしてよいのでしょうか?
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>例えば、ガラスは温度が低いと弾性変形の様に破壊しますが、温度が高くなると粘性変形を起こす(分子の配列が変わることにより形を変えると聞いた覚えがあるのですが・・)、というようにイメージしてよいのでしょうか? もう答えをだしておられるようですが、ガラスは不定形といって決まった分子配列の構造はもっていません。結晶構造をもつ物質は温度を上げていくと、融点という温度で突然(?)融解しますが、ガラスの場合はこのような明瞭な融点はなく、ガラス転移点という温度でガラスを構成する分子がミクロに動き出します。温度上昇と共に分子の動きが活発化し、マクロにはトロトロ状態に移っていきます。丁度、水あめを聯想されればイメージが掴めるのでは。。。
お礼
非常に分かりやすい説明をいただきありがとうございました。