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日本起源の格闘技が多い理由
柔道・柔術・空手・剣道など世界的にある程度有名で競技人口が多い格闘技が日本には存在します。 近代ボクシングはイギリス、総合格闘技はアメリカ、ムエタイはタイというようにもっと知名度の高い格闘技もありますが、世界的にみればかなり日本起源の格闘技が多いように感じます。世界には195か国があります。ロシアや中国やドイツといった大国もありますが、それらの国が発祥の世界的に競技人口の多い人気のある格闘技は少ないのではないでしょうか? なぜ世界的にある程度普及している日本発祥の格闘技が多いのでしょうか?
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近代化以前の鎖国状態にある間に基礎ができたもので、いずれも他人を傷つける破壊力を求めるよりも自己鍛錬の為の趣きが強いものです。武道は「道」であり、儀礼を重んじる精神面をも重視していますから、武道をたしなむ人は練習生であっても「付き合ってみて気持ちのいい人」であることが比較的多いのではないでしょうか。 門派はあれども交流は盛んですし、道場に神棚や神床があっても先の敗戦で宗教色は払しょくされていて練習生の宗教を問うことなどありませんから、門戸も広いのです。 第二に公式の「ルール」がしっかりしている点があるでしょう。 相手からダウンを奪うのが競技の目的ではなく「一本」を取る事が目的であり、相手をどれだけ痛めつけるものであっても心技を欠いた暴力では「一本」は取れない。競技では急所や顔面への攻撃を禁ずる等の安全面への配慮がなされていますし、「寸止めルール」もある。だから女性や子供の競技人口が多いというのも、理由の一つとして大きいでしょうね。 最後にもう一つが、「小兵や高齢者でも強い」こと。力よりも精神面や体さばきを重く見ていますから、筋力を頼りにしない技が活き、「引退」が武道から身を引く事に直結しないんですね。 海外では日本のミステリアスな「サムライ」に対する憧れも多分にあるかもしれませんけど、おおむねこんな所ではないでしょうか。
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- asdffgfu
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日本発祥の格闘技なんてそんなに多いですか? 正直日本発祥なのはキックボクシングしか思い浮かばないんですが・・・ あなたの挙げているものはすべて、武道、武術であり格闘技じゃないでしょ。 柔道、剣道なんかはスポーツ武道として広めているのであって格闘技ではありませんし、空手は格闘技のルールの中で空手の技を使うだけで空手が格闘技というわけではありませんし。 武道、武術が多い理由は簡単です。 日本は武官(侍)が治めていた国でさらにそれぞれの藩で個々に武術を推奨していたからです。
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回答ありがとうござます。
世界的に有名なのは柔道(JUDO)位でしょう。 空手(KARATE)や相撲( SUMO)は、映画化されたりその奇異的な姿形ってことで名が知れているかもしれませんが、競技人口は皆無ですよ。剣道(KENDO)なんて知られてすらいません。 >ロシアや中国やドイツといった大国もありますが、 それなら、太極拳や少林拳(中国)やサンボ(ロシア)の方が、知名度や競技人口(または軍隊への導入事例)はまだ高いでしょうね。日本に住んでいるから其の様に感じるかもしれませんがね。こと外から日本を見た場合はそんなに知名度があるものでもないですよ。
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回答ありがとうございます。
- ゆのじ(@u-jk49)
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一般大衆が認知している格闘技とは、極めて殺傷能力の無いただのスポーツなのです。命の遣り取りを誘発するようなものを近代国家が許すはずもなく、よって、人畜無害なスポーツ競技としての格闘技だけが生き残ります。 極論を言えば、現代の格闘技を習うと、人としては弱くなります。囲碁、将棋で良く言われる「定跡(石)を知って弱くなり」という諺の通りのことが起こります。 例えば、レスリング、柔道では、首だけに腕を回す投げ(首投げ)を禁じています。頚椎損傷の恐れがある為ですが、一番本能的で簡単な投げが首だけに腕を巻いての投げで、これは、誰に教わらなくても、幼児が出来ます。幼い頃の兄弟喧嘩で多発する技です。しかし、レスリングなり、柔道を習いますと、首だけを取ってはいけないと指導されます。反則技として厳しく指摘されます。そのようにして動物としての殺傷能力は弱くなります。 ボクシングでは、フィンガージャブ、眼突き(サミング)は反則であると指導されます。一番有効な突き技を禁じられます。相手の攻撃に対しての、本能的な掌を開いてのストップモーションは、相手の眼に指が入る危険があるので、やってはいけないと、本能を修正させられます。 ムエタイでは、かつての伝統派空手にあった爆発的な「前蹴り」は爪先蹴りの反則とされて、足裏全体での押し蹴りになります。フルコン系も殆ど押し蹴りです。何も教わっていない素人は、黙っていても爪先で蹴ります。サッカーだって、放って置けば、爪先で蹴ってしまいます。 西欧では、Jiu=柔としての評価が高く、アメリカ流の力任せの勝負を好みません。そして、結局、ヨーロッパがスポーツ界を牛耳っていますから、日本発祥のモノをヨーロッパ流に解釈して、それで発展してきたのです。そして、ヨーロッパ人の思想哲学に大きな間違いはないと思われます。 彼らの解釈による柔道、空手、柔術についていくのが良いと思います。蛇足ながら、ヨーロピアン柔術とは簡単に言えば、伝統派空手+柔道ルールでの競技であって、所謂、ブラジリアン柔術とは別物です。で、彼らによれば、ヨーロピアン柔術のみが嘉納治五郎先生が目指した柔道(嘉納柔術)ということになります。そういう感覚であればこそ、西欧では柔道連盟の傘下に柔術競技団体が設置されています。 一方、日本では、空手団体(糸東流)の傘下にヨーロッパ流柔術競技組織があります。こちらには、丸で実績がありません。西欧的に空手と柔術(柔道)を把握できないので対応できません。
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回答ありがとうございます。
- lunatism
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本来の格闘技が、スポーツショーではないからでしょう。 大人数に教えては、対策されますし、有名になる必要もありません。
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回答ありがとうございます。
日本で報道されることだから、日本起源の格闘技が多いのは当然でしょう。 日本で報道されない人気格闘技なんて山ほどある気がしますがね。 それらは日本人「選手が活躍」でもしないと 日本じゃ放送されないけど。 世界レベルて行われてるのはもはや変質した柔道と空手位でしょ。 柔術、剣道は選手権無いですし。
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回答ありがとうございます。
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わりと安全な競技が多く女性や子供の競技人口が多いというのはありますね。回答ありがとうございます。