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自律神経と気圧の関係について
わからないことがあるので、質問をさせていただきます。 先日、某健康番組で気圧の低下→人はストレスを感じる→体内にヒスタミンという物質が作られる→・・・という話があり、出演していた森田医師は、「ヒスタミンは交感神経を刺激する」と仰っていました。つまり、気圧の低下によって交感神経が優位になると言っておられるのだと思いますが、 一方、自律神経免疫療法のクリニック(福田ー安保理論)では、気圧が高い(温度が低い)状態では、交感神経が優位になり、気圧が低い(温度が高い)状態では副交感神経が優位になると 仰っており、真逆のことを言っているように思うのですが、実際のところはどちらが正しいのでしょうか?
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自律神経は気圧による影響をうけると昔から言われております。単純な反応(他の要因がなければ)に絞れば高気圧の時は交感神経優位、低気圧のさいは副交感神経優位で間違いありません。 さて、ヒスタミンはストレスや、疲労などと同じ交感神経に影響を与えるものの一つです。そして痛みやアレルギーを起こしす物質です。 低気圧の際は副交感神経が優位になりますが、気圧が下がることで血中ヒスタミンがあがり交感神経を刺激します。本来副交感神経が優位の状況で、ヒスタミンによって押さえられていた交感神経が立ち上がった状態なのです。気圧が低い(普通の雨)時それほど活動する必要がないので鎮静の神経と呼ばれる副交感神経が優位となります。大雨、大風が吹いてきたりすると不安になり、危険に対して逃げる事も考えておく必要がでてきます。そこで素早く逃げれるように交感神経が立ち上がってきます。リラックス状態では逃げられませんから。言い換えればクリニック側はあくまで普通の雨の時の状態を述べ、番組側は風雨が強くなってきて恐いなーと感じた時の状態を言っているのです。比べる所が違うのです。
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どっちも正しいのかも知れないし どっちも間違いかもしれません。 あくまでも、研究したは人が「そう言う結果を得た」だけであって (証拠となるデータもあるんでしょうけど) 新説珍説廃説たくさんあると思いますよ。 そしてそのどれが正解なのかは誰にもわからない上 (研究した人以外は特に) 固体別種族別地域別で正解が違うのかもしれません。 医者は自分の持つデータとそれらを照らし合わせて 自分なりの結論を出すでしょう。 テレビなどで言うのはそれらに自信があるのか 周知させたいのか、対処することによって誰かの助けになるからか…。 単一の物の見方が致命的な治療ミスを招く場合もあります。 セカンドオピニオンが叫ばれる理由ですね。 その病人に効いた治療法が正しい。 ていうか、素人考えの横やりですが 要するに大気のバランスが悪くなると 人間の体に影響が出て、過敏な人は反応出ちゃうよ! って言ってるだけで同じことじゃないですかね。 大気のバランスと影響に関して見解だかデータだかが異なるだけで。 人を相手にした実験で100%になるでーたなんか生まれないでしょうし。
お礼
clockatp1様 ご回答いただきありがとうございます。 個体差もありますし、仰るように単一な物の見方は誤診を招きかねないと思います。 大切なことに気づかせていただきました。特に医療においてはこのように 全く反対の意見があり、実際成り立っているようです。 自分の体がどちらに合うか、患者自身が自分に合うものを吟味し、 取捨選択していけばいいのかもしれませんね。
お礼
そうなんですね。ご丁寧に解説していただいてありがとうございました。 スッキリしました。