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泥のような眠気について
初めまして。24の女です。 ここ3年ほど、夜中、何度も目が覚めます。そして毎日、ハッキリとした夢を見ます。 それが関係あるかどうかは分かりませんが、毎朝、単純な寝起きの眠気とは違い、頭が痛くなるほどの怠く、重いです。日中はひどく眠く、一度眠いと感じたら、仕事中でも何でも何処でも眠ってしまいます。怠けるつもりは一切ありません。むしろ頑張りたいのに、上司と会話中でも意識が飛ぶんです。 もちろんお医者さんに相談しました。不眠症と診断され、睡眠薬を処方され、飲みます・・・が、確かに夜中目が覚めないものの、薬のせいか日中ふらふらし、日中の眠気は変わらず。むしろ薬を飲むと眠気に抗うことすら(頬をつねる、その場でジャンプする等)できなくなるので、怖くてもう休日前しか飲めません。 恐らく夜に熟睡できてないのが原因だろうと考えて、思いきって枕もマットレスも布団も数万円かけて、良いものを買いました(ふとんの西川さんで購入しました)。照明も就寝前は明るすぎるのは良くないと聞いたので、オレンジ色の明かりに。リラックスできるように、好きなアロマを焚いたり、ヒーリングBGMも流したりして。体力を使えば嫌でも寝ると思い、軽い運動やストレッチもして、時にはジムや数時間ウォーキングしたりもします。 それでもダメなんです。 ウォーキング中に眠気が襲い、しかし耐えて歩き続けると、次第に気分が悪くなり、吐き気を催します。近くにあるベンチに倒れこみ、気持ち悪さと戦う内に、気付いたら眠っています。 15~25分ほど眠ると、あとは嘘みたいに元気になります。 仕事は派遣社員で介護で働いていますが、前の職場は昼食時間を削って、ロッカー室で寝てました。ロッカー室は全職員が利用するので、部署が違う知らない人からも「居眠りの○○さん」と呼ばれたり。恥ずかしいし情けないけど、業務に支障が出るよりはずっと良いと思い、ロッカー室の隅っこで寝てました。 しかし今の職場は、休憩時間がありません。労働基準法とか完全無視、それはまた別の話として。とにかく休憩時間はおろか、昼食は利用者さんの介助をしながら食べます。 すると、業務中に眠ってしまうんです。利用者さんとお話している途中で、相手の顔を見ながら気付くと意識が飛びます。何かレクレーションをしている時や、体操をしている時でも、大勢の前で意識が飛び、利用者さんや職員に「大丈夫?」と声をかけられて目が覚めます。 当然、上司からは何度も注意を受けています。今日こそはなにがなんでも!と気合いを入れても、泥のような眠気が襲い、耐えて耐えて眠らない日もありますが、ひどく気分が悪くなり、ふらふらしながら吐き気と戦ってばかりで、業務に集中できません。 何をしても変わらなくて、周りからは「怠けている。」と言われることも。自分でもそう思うし、やっぱり私の意志が弱いだけなのかな・・・。 困っています。もし良ければ、何かアドバイスを頂けると幸いです。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
はじめまして。 読ませていただきました。 2つのことが考えられます。 1.メンタル面。 2.栄養等側面。 メンタル面では、心配事による不安や怒りの感情などを強く持った場合、一時的に不眠状態になることはよくあることで、これについては従来から行われている認知行動療法等のカウンセリングが有効だといわれています。 また、食の多様化ということで、動物性たんぱく質が極端に少ない食事が常態化している場合、トリプトファンやグリシンなどのアミノ酸が不足して、なかなか眠りにつけない・睡眠が浅いなどの症状が出るということが言われています。 最近では睡眠障害といえば、フェリチン不足という鉄欠乏性貧血について言及されることが多く、特にうつ等の情緒障害について積極的に貧血を改善することの重要性が提唱されていたりします。 分かりやすい説明をしているサイトのURLを添付します。 http://www.mental.or.jp/symptom/ida.html http://www.mental.or.jp/symptom/sleeplessness.html http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20140409.html ●メンタル面 簡単な方法としては、寝る前に10分間くらい時間を取って、思いつくままに気になっていることや今日の出来事などを書きまくってください。 これを日々繰り返し行うことで、心配事の核心がどこにあり、ご自分の抱えている課題の核心が自覚的に整理されてくるようになるということが言われています。 寝る前に日記を書くようにするのも良いですし、ご自分の心の中に鬱積しているものを吐き出すことで、ある程度睡眠の質を上げることが出来ます。 ●生活 普通の蛍光灯の光より自然光に近い照明がよいといわれていますので、工夫してください。 入浴時は38度のぬるめのお湯につかると副交感神経が休まりリラックスして比較的入眠がスムーズになるといわれています。 安眠に有効な生活習慣については、以下のサイトをご覧ください。 http://sleep.must-reading.info/#mokuji ●栄養 手軽な栄養補給方法としては、SOYプロテインで補給するという方法があります。 ドラッグストアーやスポーツ用品店で売っているプロテインには、トリプトファンやグリシンなどの睡眠に関わるアミノ酸が豊富に含まれていますので、比較的手ごろです。 最近、快眠をうたうサプリメントが販売されていますが、主な成分はグリシンです。 このグリシンは眠りの質を高めるといわれていますし、比較的安価に入手することが可能ですので、検討してみてください。 http://store.shopping.yahoo.co.jp/kenko-departs/921769.html?sc_e=slga_pla 食べ物としては、バナナなどがよいといわれていますし、鉄分補給には牛肉や豚肉やレバーからとるのがよいといわれています。 ビタミンCと一緒に取ると吸収が高まるとも言われています。 ビタミンB類も大切です。 個人的に一番効果があったのは、プロテインとクロレラでした。 大方の女性は鉄分が不足しているといわれていますし、鉄分の不足はまぁありとあらゆる不調の原因となっているようで、意識して補給するように努めてほしいと言われています。 PS 実をいうと私もかなりの睡眠障害でしたが、睡眠についていろいろ調べて実践してみた結果、かなり快調です。 最近、少し暖かくなってきましたね。 ぐっすりお眠りになれますように…。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
回答ありがとうございます。 至極丁寧に説明していただき、ありがとうございます。掲載サイトも全て拝見しました。 メンタル面と、健康面ですか・・・。不眠症に前者はよく言われますが、後者は恥ずかしながら初耳です。私は実は元々貧血持ちというか、血圧が低い(89/50)方です。昔はもっと低く、その頃はさすがに昇圧剤を飲んでいました。今はもう飲んでいませんが、起床時の頭が痛いほどだるくて重い感じがするのは、低血圧や貧血も原因に挙げられそうですね。 メンタル面に関しては、ふとんの中で一応一日は振り返るのですが、でも文字にした方がよく分かりそうですね。たまに日記はつけているのですが、ちょっと挑戦してみます。 これでもし心のストレス元が分かり、対処法まで分かれば、すっきりできそうですね。 グリシンですか。プロテインなら続けやすそうですね。 料理は好きなのでなるべく色んな食材を使うようにしていますが、鉄メニューとビタミンメニューを更に増やしてみることにします。 ご自身も睡眠でお悩みだったのですね。お察しします。 ですが快調になられて良かったですね! 私も、ひさしぶりにぐっすり眠りたいです・・・。 丁寧な解説とご助言をありがとうございました。