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米軍が台湾では無く沖縄を攻めたのは?

太平洋戦争で 硫黄島を落とした米軍は大本営の目論見に反して台湾を攻めず沖縄を目指しましたが 台湾を攻めなかったのは何故ですか?

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  • lions-123
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回答No.1

>硫黄島を落とした米軍は大本営の目論見に反して台湾を攻めず沖縄を目指しましたが 台湾を攻めなかったのは何故ですか? あくまでも個人的見解&推察ですが・・・ ◇インパール作戦の失敗・サイパン・グアム・テニアンの日本軍全滅、マリアナ海戦での空母の大半を撃沈等から政界制空権や物資兵站の補給路を遮断に成功し、日本を降伏させる確信があり、早期の勝利、連合国の犠牲損失を縮減指す為に、台湾の日本軍を実質的に無力化させる孤立化だけで十分であり、飛び石的に順路を辿り日本本土を目指すよりも、台湾を飛ばし沖縄に急行急襲した。 ◇ソ連の参戦[日ソ中立条約の不延長が既定路線]であり、ソ連の南下(樺太→千島→北海道→東北・・・)日本本土上陸占領を阻止する為にも早期の日本の降伏が、アメリカ主導の戦後処理や共産勢力の膨張防止に不可欠だった。 その為に、急ピッチの日本無力化が重要だった。<もしかすると、原爆の実戦使用の目途が立ち、物量面&戦力でも日本包囲網、日本軍打倒に揺るぎない自信があった> 簡単に言えば、台湾に寄り道する必要性も、台湾の日本軍には軍事的脅威も後方脅威にも成らず沖縄や九州への支援活動の余力も無い事が明白であり、日本軍の捨て駒に出来る自信があった。

azuki-7
質問者

お礼

台湾を素通りして沖縄を攻めた場合本土と台湾からの米軍挟撃 と言う自体をアメリカは考えなかった?と疑問に思います あれだけ万全を期して反撃してきたアメリカですから 念には念を入れて台湾を攻略しておけば…と思うのは杞憂だったでしょうか

その他の回答 (2)

回答No.3

今ちょうど、太平洋戦争関連の書物を集中的に読み漁っています。 まだ、うまくまとめることはできませんが、 このサイトによれば、 「フィリピンへの進攻が早いペースで進み、そこに米軍基地を確保できる見込みができたため、台湾 を不要と見て小笠原-琉球作戦を実施することが上層部へ提言され」そして「台湾進攻作戦(コーズ ウェー作戦)は放棄され」た、とあります。 この企画展は、アメリカ陸軍省戦史局の資料を基にしていますので、アメリカ“陸軍”の公式見解で す。海軍や歴史家は異なった見解をもっているかも知れません。 沖縄県公文書館 平成17年度特別企画展「アイスバーグ作戦」 http://www.archives.pref.okinawa.jp/exhibition/2005/08/post-11.html 「アイスバーグ作戦」って? 1944年(昭和19)当初、米軍は台湾攻略の計画立案に力を注いでいました。しかし、フィリピンへの進 攻が速いペースで進み、そこに米軍基地を確保できる見込みができたため、台湾を不要と見て 小笠原-琉球作戦を実施することが上層部へ提言されるようになりました。 台湾進攻作戦(コーズウェー作戦)は放棄され、同年10月3日、米統合参謀本部は太平洋地域 総司令部に対して「1945年3月1日までに南西諸島内で拠点を一つ、あるいはそれ以上占領するよう」発令しました。 補足:今、読んでいる『アメリカ陸軍省戦史局編「沖縄戦」』 (日本語)から抜粋。 台湾進攻の主たる提案者であったキング海軍大将は、1944年10月2日、統合参謀本部に 次の提案をしています。 「台湾進攻(コーズウェイ)作戦を実施するには、太平洋地域において十分な物資が不足していると いう意見がある。しかし、陸軍省はルソン・硫黄島・琉球に対する作戦なら引き受けることができる という。よってコーズウェイ作戦は延期する(放棄するとは言っていないようです)」 この提案は、台湾進攻作戦をデザインした地上部隊の第十軍司令官シモン・B・バックナー中将から ニミッツ海軍大将を経てキング海軍大将に伝達されたのですが、バックナー中将は 「ルソンへの進攻が計画されているならば台湾占領の必要性は非常に小さい」とも述べています。 台湾を占領せずとも、台湾の日本軍を効果的に無力化できるという考えです。 事実は、台湾沖航空戦(1944年10月12日 - 10月16日)で台湾駐留の日本軍の航空機は実質、全 滅していますね。 また、太平洋地域の陸軍航空部隊の指揮官であるミラード・F・ハーモン中将は、 「日本を爆撃する空軍基地を確保するには台湾よりも琉球列島の島々を掌握する方が良い」と 提案しています。 以上は陸軍の立場からの見解ですが、実際は、海軍との主導権争いに陸軍が勝ったから 沖縄戦に突入したという理由も成り立ちそうですが、よく分かりません。 以前「1945年の沖縄の位置づけ」という質問がありました。 http://www.mag2qa.com/qa8362107.html

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございました

回答No.2

アメリカの目的は領土拡大ではなく、日本の無条件降伏です。 そのために落とすべき第一目標は、東京です。 だから沖縄以外に、房総半島上陸作戦も候補に挙がっていました。 ただ、日本が関東周辺の防御を固めており、厳しい戦いになる であろう事は、その直前の硫黄島の戦いなどでも明らかで、 そこで本土決戦のために温存された兵力や航空戦力が、簡単に 移動できない離島で、かつ「本土」である沖縄が手始めに狙わ れたのです。 その後、九州から本州へ攻めのぼって東京に向かうつもりなど なく、次は房総半島上陸作戦であった事からも、台湾を攻める つもりはなかったと言えます。

azuki-7
質問者

お礼

ありがとうございます 戦略的な事ですね

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