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税理士か社会保険労務士か。
大学新卒で就職する場合、 税理士事務所か社会保険労務士事務所では、 どちらが入りやすいでしょうか。 いずれにしても、入社できたらその資格を目指して、 働きながら勉強し、受験しようと考えています。
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高卒(商業科卒。女。8年勤務。)で税理士事務所で勤務経験のある者です。 求人では税理士事務所や会計事務所は見かけますが社労士事務所はあまり見ないように思います。 ですから税理士事務所のが件数的に入りやすい様な気はするのですが入りやすさ云々はよくわかりません。 参考になるかわかりませんが、代わりに私が働いた経験をお話します。 税理士事務所では個人というより会社を相手にするほうがおそらくどことも多いです。 高卒ながら担当(入社半年より顧客の会社数社と個人数人を担当)を持てばその会社の決算業務や経営コンサルタントなどもしますし、基本的に話をする相手は社長や役員などの幹部や経営陣、経理責任者などです。 また時によっては税務署や役所相手に色々話す機会もあります。 相手は自分より断然人生経験豊富で、なおかつ会社を経営している、または大きく関わっている人の話はなかなか普段聞く機会もないですし興味深く面白いです。 上手くいっている会社の経営者、そうでない会社の経営者、経営論だけでなく何気ない会話から見える人柄などは自分の人生においてもプラスになるなぁとしみじみ思います。(色んな研修で会う他の事務所の方もそれはよく言われています。以下で「他の事務所の話」は知人や研修等で会う他の事務所の方から聞く話です。) 「税理士事務所さんの事務ってウチみたいな一般の会社の事務ではなかなか味わえない経験ができそうね」と取引先の事務員さんと監査中にお話していて言われた事がありましたが、確かにそういう面もあるなぁと思いました。(決して一般事務員より優れているとかという意味ではありませんよ。一般事務もしっかりとした大事な仕事です。) 出産を機に退職しましたが、子供が学校に入る頃にはまたぜひ働きたいと思いますし、辞める時に担当先などから「子育てが落ち着いたらウチの経理においで」など嬉しい言葉も掛けていただきました。 確かに会社の経理の基本はわかっている訳ですから会社の総務や経理の事務には欲しい人材らしく、失業手当を貰いながらハローワークに通ってる時も業務内容を話したら「再就職し易い仕事してたねぇ」と言われました。 ただ業務内容は様々です。 私がいた個人事務所は全員正社員で高卒(所長の出身校へのみ求人を出していたのでみんな同じ高校卒でした)で早くて半年、遅くても1年で担当を持ち、月次処理から決算業務、経営コンサルから日常的な経理相談や税務相談までこなしていました。 個人の贈与や相続問題の相談などもあります。 所長が社労士や不動産鑑定士も持っていたのでメインではありませんが社労士業務や土地の鑑定業務などもしていました。 税務申告書の作成まで行い、所長がチェックはしますが税務署からの調査が入れば立会いもしますし実質的な責任は自分にも大きくあります。 うっかり間違って顧客に損害を与えようもんなら裁判にもなりかねないくらいの大問題です(幸い裁判にならずに和解しましたが別の担当者でそういう事態が一度ありました)。 取引先に赴いて監査することが多いので外に出る機会が多く、何気ない日常会話から重大な経営会議の同席を求められたりと幅広い話をするのでそれなりに会話能力が必要です。(まぁそれは慣れで何とかなります) が、他の事務所に勤めている人に話を聞くと完全に分業しているところもあるようで、外勤の人は各社をまわってくる担当、内勤の人は入力業務や電話番(内勤はパートという事務所も多いようです)、決算時は決算担当、税務相談は相談担当・・・などと言うように、業務ごとに仕事を分担しているところもあるようです。 残業があるかないかについては、分業制のところは決算期になると決算担当は大変だが他の人はそうでもないと聞いたことがありますが、私は繁忙期(特に12~1月の年末調整、3月の確定申告、5月8月11月の決算申告の企業数が多い時)は月半ばから月末まで毎日1~5時間の残業はありました。 しかし自分の仕事の進め具合で調整がきくところもありますし、上手くこなしている人はほとんど残業なし(担当数は事務所内で一番だったのに)で毎シーズンディズニーランドや冬には泊りでスキーに行って有給休暇を毎年しっかり消化している・・・なんて人もいました。 忙しさはそこの事務所で抱えている企業、個人数にもかなり左右されると思います。 私がいた事務所は個々の規模は大なり小なりありますが数だけで言えばそれなりに多い方(少ない人でも企業だけでも20社は担当していました。「それは多いですね」と調査立会い中に雑談してた税務署職員さんに言われたので少なくとも当地域ではそうなんだと思います)で事務員数も15人前後です。 個人事務所が多いですから税理士ひとりでされているところもありますし、もっと多い人数でされているところ(そうなると税理士法人が多いでしょうが)もあります。 また所長により事務所のカラーが様々で(ほんと「士業」は個性的な方が多くて多くて・笑)、私が働いていたところはおじいちゃん先生でアットホームで人間関係も良く働きやすい事務所ですが、派閥がありややこしいところも多いと聞きます。 資格については私が働いていた事務所は「資格取りたいなら勉強頑張って。高卒だから実務年数の証明必要だろうからもちろん出すし、行きたい研修があれば行ってきてもいいよ。事務所内の本使って勉強しても良いよ。」という感じでしたが、税理士試験を年1科目は取っていかないともろに給料に反映されてしまうという方針の事務所もあれば、講習や研修など行きたくても行かせてもらえないという事務所もあります。 給料はよく「たくさんもらってそう」と言われましたが、資格を持ってれば違うでしょうが一般社員は一般的な事務員レベルです。 ウチは歩合制だったので担当数が多い人ほど多いですし、忙しい月は多く、暇な月は少なく、突発的な報酬が発生する業務があればその分給与にも反映されました。 社員みんなが仕事上知識があるので勤務体系などの所長の誤魔化しなんかは通用しないからか、ブラックな企業などにある「残業代未払い」など、そういう事態は少なそうです。 ついつい話が長くなってしまいましたが、そもそも質問者様の学部は何かしら? とりあえず、日商2級レベルの簿記の知識は求められると思うのでそれだけは(せめて3級だけでも)持っておいたほうが良いです。 求人にも日商2級以上のところを良く見ます。 なくて入社できたとしても、単なる入力業務でしたらちょっとパソコンが使える程度でいいですが、簿記のぼの字も知らずにいては何にもできませんのではっきり言ってそれくらいは知識がないと仕事を教えるにも教えにくくて困ります。 一時期人が減って急遽中途採用がありましたが(何を思ってか人事は簿記の知識ゼロの人を採用)、「貸借対照表」を「かしかりたいしょうひょう」などと読む様な状態だったのでもちろん基本的な仕訳も通じる訳もなく教えるほうも教えられるほうも大変で、本人も入社してから3級を勉強しつつ、こちらとしてもみんなで基本的なところから説明はしていましたが「通常の会話から見知らぬ単語がぽんぽん飛び交ってる状況についていけない」と結局3ヶ月持たずに辞められました。
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- ちよ(@tiyo12)
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お礼ありがとうございます。 せっかく簿記の勉強をされているようならば税理士事務所のが良いのではと思います。 社労士はまた違う勉強になりますし。 話はずれてしまいますが、お金に関わる職業に興味があるようでしたら、もしお時間があればファイナンシャルプランナー(FP)2級、お手軽には3級の学習もオススメします。 生保の広告などでこの頃よく聞くようになってきたのでご存知かもしれませんが、ライフプランニング(その人が考えている人生設計対して必要なお金に関わる全般を考える)についての資格で、世の中のお金に関わることが幅広く全般的に学べます。 年金などの社労士的な要素も税金に関わる税理士的な要素も含まれます。 また土地などの不動産、生保や損保などの保険商品、金融商品などの幅広い知識が学べるので、その中での得意分野を仕事に選ぶのも良いかもしれません。 私は興味があったので退職後に勉強しましたが、税金関係は在職中の知識を改めて確認し直せましたし、ちょっとあやふやだったけれど詳しく知りたかった年金や保険関係が学べて今後の自分のライフプランニングにも役立ちました。 在職中に学んでいたらもっと仕事に生かせただろうと思った資格です。 それぞれの分野の資格の範疇に抵触してはいけない決まりがあるので、単品ではなかなか使いづらい資格ですが、それぞれの資格と合わせて持ったり、税理士事務所でも生かせる知識ですし(年金も保険も不動産も金融商品もいずれの分野も税理士事務所で働いていたら必ず何かしら関わります)知識として持っているだけでも損はないですし興味深い資格ですよ。 学生の内は勉強ばかりで「これ以上勉強なんて」と思うかもしれませんが、存分に勉強だけに専念できるのは学生をしている間です。 それは働き出したらすごく実感すると思います。 学べる時はいっぱい学んで知識を蓄えてくださいな。 知恵としてきっと後々生かせます。
お礼
再度のご回答をありがとうございます。 ファイナンシャルプランナーも考えてみようと思います。
- k205t
- ベストアンサー率13% (345/2543)
税理士事務所が良いと思いますが、国家試験が必要です。 それに税理士でも教科書通りにしか出来ない税理士が沢山います。でも物凄く頭のいい人は、ほんのごくわずかしかいません。教科書以外でも詳しく知っている人です。 私は今税理士の人に任せていますが、税金を少なくするためにいろんな案を考えてくれています。でも教科書しか知らない税理士は、普通なので高い税金を払わされるのです。この差です。 税理士を目指すのなら、頭の良い税理士になって下さい。そうすれば、お客さんもたくさん付くはずです。
お礼
ご回答をありがとうございます。
- kgrjy
- ベストアンサー率54% (1359/2481)
社労士事務所の求人が、大学にでてるのでしょうか?税理士事務所ならわかりますが。年がら年中しごとがあるので。社労士事務所は年のいくつかのピーク時をしのげば電話番のアルバイトがいれば、いいほうです。 就職するなら、税理士事務所でしょう。働きながら、といってもすざまじく残業させられて、勉強もくじけるとか。いずれも、一般企業で経理、総務(人事)で働きながら、勉強するものです。
お礼
ご回答をありがとうございます。 残業は少ないほうがいいです。
お礼
ご回答をありがとうございます。 国際学部で、日商簿記3級は合格し、2級の勉強をしているところです。