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海溝型地震(プレートによる地震)についてです。
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沈み込むプレートは一枚と捉え、 それが斜めに深くまで沈み続けるメカニズムと考えるのが理解しやすいでしょう。 Å付近、 「跳ね上がる」のは地表に近くて密着圧(引っ掛かりや摩擦抵抗)が少ない、上位プレートの端に近く浅い部分で起きる瞬間的で大きな反発です。 普段はプレートがズレ動くM3程度の規模が大半ですが、時にM8を越える場合も有ります。 B付近、 プレートが沈み続けて密着圧が非常に高いので、上位プレートの重さが跳ね上がりの可能性を低くしてます。 (但し、発散されないエネルギー蓄積が非常に大きい場合は可能性を完全否定できない。) 深い場所ではプレート境界の密着圧が高く蓄積エネルギーも大きく、大抵は圧力に耐えきれなくなって起きるヒビ割れや断層、プレート境界面のズレですが、 エネルギー量が大きく規模もM5を越える場合が多く、上位プレートで発生した直下型では震度もさほど減衰しないようです。 沈み込む下位プレートで発生すると地表の揺れは広範囲にわたり、上位プレートの硬さにより伝播する方向にも震度のムラとして表れます。 過去には日本の南方沖太平洋の深さ600kmで発生した深発地震が、日本全土を揺らした事例として記録に有るようです。
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ご回答,ありがとうございました。 たいへん参考になりました。 どうもありがとうございましたm(__)m