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審判から、弁護士委任をしたほうがいい理由
最近こちらの過去質問を読んで、自分に近い事例を読ませていただいています。 現在遺産分割調停の最中でして、どうも合意が進まなく(三人なので余計にです)、審判に行きそうになっているので、質問させていただきます。 まず、いろんな回答の中で、 調停は自分でやって、審判になるときに弁護士を付けたほうがいいという考えの理由を教えてほしいのと 逆に、調停の段階からきちんと弁護士を付けたほうがいいという理由を教えてください。 調停で、弁護士を付けると弁護士誘導の思想で、話を進められてしまう というご回答などを読んで、そうとも言えるし、でも実際どうなのだろうと 思い始めました。 検索では、弁護士事務所のページにばかり、繋がるので、見るのは弁護士よりの情報となり これも、言っちゃえば、弁護士誘導かなと思いました。もちろん、弁護士さんはお金儲けのために仕事をしているのであり、ビジネスなので、尤もなのですが、 調停で、弁護士依頼をするのは、効率があまりよくないのでしょうか?
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- 783KAITOU
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簡単に言うと、調停は紛争解決を図る場ですが、裁判と違うところは、紛争事案に対する自分の考え、思い、意見を主張し相手との認識の違いを調整して合意点を見い出そうとする国の機関です。あくまでも合意を基本としています。 一方審判は裁判の一種です。法律に基づいて当事者の主張の判断をします。調停は紛争の合意を目的に、審判は法律に基づいて判決を下します。 調停で弁護士が必要がないという理由は、法律の書式に沿った資料を出す必要がないこと。証拠を必ずしも必要としない点。(あれば良いが。)更に、自分の思いのままに主張出来ること。(過ぎたる主張はもちろん注意を受けます。) 審判は、法律の書式に則った書面を裁判所に提出する必要があります。紛争の案件は法律的な見地で検討されます。調停のように気持ちよりも、当事者の主張は法律的にいかがなものかを判断されます。又、各種の証拠がものを言うようになります。 審判でも弁護士を雇わなくても大丈夫ですが書類を書いたり、有利になる資料とか情報の見極め方などは専門家に聞いた方が良いでしょう。ただし、専門家の弁護士でも事案の流れのまま法律に沿った解決を進める人もあります。こういう人は審判の進行には役に立つでしょうが、争いの当事者が有利になる様な進行、情報の発見の仕方などには不向きです。勝てる審判は勝てますが負けそうな審判は負けると言うことです。 審判でも裁判でも同じですが大切なことは、不利だと思われる審判を、如何にして覆すことが出来るかです。それには、相手の不利な点を如何に発見してそこをついて行けるのか。或いは、自分の有利な条件を如何にして証拠立てしていくかではないでしょうか。 物的証拠。人的証拠。文書の証拠等々を内容のあるものにしていくかでしょう。弁護士誘導は大いに有りです。弁護士に依頼する場合は、どうなりたいのかという結論の部分と何故そう思うのか、については最低伝えておくべきでしょう。弁護士は裁判所に提出する書類を作成する代理人。裁判(=審判)で勝つための情報収集は自分で行い、それを弁護士が作成する書類に反映させる。と、いう姿勢で臨まれるのが一番です。弁護士にお願いしたから任せっきり、というのは結果的に不満が残るでしょうね。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 まかせっきりは、ダメだと思ってました。 不利だと思われます。それを覆します。 いままでは、自分の有利を考えました。でも、相手の不利を考えたいと思いました。 時間をかけて考えます。相手の不利。なんだろう。多くのお金がほしいという兄弟の不利になること・・・・・。 共有名義でもいいよ。と言って本当にそうなっても困るし。 考えてみます。まだ、質問するかもしれませんが、よろしくお願いいたします。