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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:枕詞)

枕詞とは?枕詞の使い方とは?

このQ&Aのポイント
  • 枕詞とは、和歌や古典文学でよく使われる言葉の定型修飾語です。
  • 枕詞は文学作品において、特定の言葉や表現を繰り返すことで、作品の雰囲気やテーマを強調したり、韻律を整えたりする役割を果たします。
  • また、枕詞は外国文学でも使用されることがあり、ホメーロスの『イーリアス』や『オデュッセイア』でも見られます。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

回答がつかないようですし、今日ほかに出たドイツ語の質問は、期末試験の丸投げのようなので(5年前の同月同日、ほかのQ&Aサイトに同じ問題が出ています。笑)、こちらに投稿します。 枕詞をとっかかりに外国語のサイトへ飛んでみると、Epithet(英)、Epitheton(独)という用語が出ます(ἐπίθετον epitheton, neut. of ἐπίθετος epithetos, "attributed, added")。日本語では、形容語句となっていて、もちろん枕詞とは違うのですが、定義としては、必ずしも必要ではない形容詞、修飾される語の意味を広げるのではなく、強調するだけのもの、ということのようです。例えばドイツ語ですと、「grüne Wiese」、「緑の草原」という例が出ています。「緑」が枕詞だと言われても困るのですが、草原は緑に決まっているので、ただ強調しているだけということであれば、まあわからなくはないですね。ちょっと思いついて、「Der runde Vollmond」(丸い満月)という言い方をするのかどうかgoogleにかけてみたらたくさん出ましたので、これも決まった言い方なのかもしれません。 https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja&gws_rd=cr,ssl&ei=8f29VL2LOea6mQXUiYGAAQ#q=%22runde+Vollmond%22&hl=ja&start=20 基本的には、plapotaさんがおっしゃるように、ホメロスなどの古典文学に特徴的なレトリックで、その後のヨーロッパ文学で特に発展を見た技巧ではないようですね。それでも、たとえば英語でしたら、シェークスピアの「ロメオとジュリエット」のプロローグに、「star-cross'd lovers」 「death-mark'd love」などがありますが、「star-crossed lovers」は、よく使われるようです。 http://www.poemhunter.com/poem/star-crossed-lovers-8/ http://allpoetry.com/poem/6674575-Star-Crossed-Lovers-by-Blazing-Dreamer また、ジェームズ・ジョイスはホメロスの「ワインの黒い海」からの連想で、「the snot-green sea(鼻水の緑の海)」というのを使いましたが、これも結構使われているようです。ドイツに戻ると、ハイネの「アンジェリック」という詩の中の、「braungestreifte Lüge(茶色い縞模様の嘘‐誤訳かもしれません)」というのが例として挙がっているのですが、ハイネ以外の用例が見当たらないので、一般化したものとは言えないようです。ただ、ドイツ語を読んでいると、しばしば組み合わせで出てくる相性の良い形容詞と名詞というのはあるようで、そういうものの中に、Epithetといえるものが結構あるのかもしれません。これは、ほかの言語にもあるはずです。 Epithetには、「知恵深いオデュッセウス」のように、人名や地名につける形容語句はたくさんあるようです。文学作品ではあまり使わないようなものも含まれているので、枕詞と比較するのは無理でしょうが、Antonomasia(換称)と呼ばれるものですね。 スタジラのアリストテレス 哲人アリストテレス 光の都パリ(日本では「花の都」といいますが、欧米では「The City of Lights(Ville Lumiere)」というようです) 永遠の都ローマ 千の湖の国(フィンランド) などのほか、「イワン雷帝」とか「マケドニアの向こう見ず(狂人?)」(アルクサンドロス3世)、「The Fab Four、とっても素晴らしい4人」(ビートルズ)なども挙がっています。そのほかの例は、Wikipediaの下のページをご覧ください。 http://en.wikipedia.org/wiki/Antonomasia 「鉄の女」というのは、サッチャーだけではなく、女性の為政者によく使ったようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E3%81%AE%E5%A5%B3

noname#214841
質問者

お礼

音楽カテゴリのねこさんの比較文化の質問が盛りあがつてゐますので、日本とヨーロッパの枕詞について質問してみました。いつも個人的な問題に回答を寄せていただき、感謝してをります。 エピテトンといふ用語を初めに使つたのがだれなのか不勉強で知らないのですが、アリストテレス『弁論術』第3巻第3章(岩波文庫318ページ)では、「修飾語」と訳されてゐました。ホメロスの場合は、和歌の五七五七七と同様に、4分の2拍子、6小節といふ形式がありますので、決まりきつた表現が好都合なのだと思ひます。 >>ドイツ語ですと、「grune Wiese」、「緑の草原」という例が出ています お示しいただいた「ワインの黒い海」と似た表現ですね。学生時代、『オデュッセイアー』第1巻183行のoinopa ponton(ギリシャ語の葡萄酒oinosは、頭のwの音が消失してゐます。)を読んで、綺麗な表現だと感心した覚えがあります。ジョイスは読みたいと思ひながら、いまだ手付かずです。 >>シェークスピアの「ロメオとジュリエット」のプロローグに、 >>「star-cross'd lovers」 「death-mark'd love」などがあります さすがシェークスピアですね。美しいといふべきか、不気味といふべきか。 >>ハイネの「アンジェリック」という詩の中の、 >>「braungestreifte Luge(茶色い縞模様の嘘‐誤訳かもしれません)」 >>というのが例として挙がっているのですが ハイネの詩は、読んだことがありません。哲学、宗教の著作は少しだけ。哲学カテゴリでだれか取り上げてくれないものかと思つてゐます。 >>光の都パリ(日本では「花の都」といいますが、 >>欧米では「The City of Lights(Ville Lumiere)」というようです) パリは、「光の都」といふのですか。はじめて知りました。 >>「The Fab Four、とっても素晴らしい4人」(ビートルズ)なども挙がっています。 最近ビートルズの投稿をたくさんしてゐます。もはや歴史の一部になつてゐるのでせうか。Tastenkastenさんの好みではないかもしれませんけれど。 >>「鉄の女」というのは、サッチャーだけではなく、 >>女性の為政者によく使ったようです。 マーガレット・サッチャーだけかと思つてゐました。この人も評価が分かれますね。天下の大英帝国ですから、あのくらゐの大胆さは認めていいと思ひます。 お忙しいなか、お時間を割いていただき、たくさんの用例をありがたうございました。かうして読んでみますと、それなりに、枕詞、もしくはそれに近い使用法はたくさんあるといふことですね。

noname#214841
質問者

補足

質問文のローマ字転写をまちがへてゐました。 podas okys Achilleus 足の速いアキレウス オーキュス(速い)はokysではなくて、ocysでした。「k」の音は、「c」で表記します。

その他の回答 (15)

回答No.6

アトリビュートは面白いですけれど、ワーグナーのライトモチーフって、かなりの飛躍ですね。飲んでいるんですか(笑)。いや、でもそんなにおかしくないかな。あ、飲んでいるのはplapotaさんか・・・

noname#214841
質問者

お礼

>>アトリビュートは面白いですけれど、ワーグナーのライトモチーフって、 >>かなりの飛躍ですね。 ねこさんの回答を読んで、なるほど、と感心したのですが、飛躍といはれれば飛躍ですね。ジャンルも違ふので、こんなものでせうか。意味するところが同じでせう。 >>飲んでいるんですか(笑)。 ねこさんは、確実に飲んでゐます。 >>あ、飲んでいるのはplapotaさんか・・・ ボルドーのワインを1杯だけ。すこしづつ。 御回答ありがたうございました。

回答No.5

>音楽カテゴリのねこさんの比較文化の質問が盛りあがつてゐますので、日本とヨーロッパの枕詞について質問してみました。 それは気が付きませんでした。 >ホメロスの場合は、和歌の五七五七七と同様に、4分の2拍子、6小節といふ形式がありますので ドイツ詩の韻律論では、古典語の韻律論を模倣しています。ドイツ語の本質と合わない部分があって、無理もあるようです。ヤンブス、トロヘーウスなど、いくつか転用していますが、ペーオンとかシュポンデーウスなどは、ドイツ詩では考えられないので、用いません。ドイツ詩をたくさん読めば、エピテトンの例がもっとあるかもしれません。他の言語にもあるでしょう。ロルカなどはどうなのでしょうか。一般化したかどうかは別として、特徴的な言い回しをしているかもしれませんね。あと、印象主義よりも、象徴主義の方にありそうな気がします。ドイツなら、トラークルの詩などですね。今回は見る時間がないので、時間ができたら探してみます。まあ、欧米詩の場合は、押韻という重要な技巧がありますので、そちらの方に時間をかけるのではないでしょうか。押韻のための語句の選択にも、上手、下手があるようですよ。押韻辞典というのもあるらしいのですが、ただ踏んでいればいいというものではないですね。 >最近ビートルズの投稿をたくさんしてゐます。 >Tastenkastenさんの好みではないかもしれませんけれど。 翻訳機を使った歌のスレッドは拝見しました。欧米語同志ならうまくいくのですが、日本語への翻訳だけは役に立ちませんね。「ルージュ」の時には、ベトナム語の英訳、独訳もある程度意味が取れたので、使えると思いました。なぜ日本語だけダメなのでしょうか。中国語から日本語もダメですよね。ビートルズの曲は、たくさんは知りませんが、「イエスタデイ」は名曲だと思います。何曲か、人に頼まれて編曲をしたことがあります。

noname#214841
質問者

お礼

丁寧な回答を何度もいただいて恐縮してをります。韻律論のカタカナ表記の部分がチンプンカンプンです。しばらく考へました。 >>ヤンブス、トロヘーウス これは、イアンボス・トリメトロスのことですか。8分の6拍子(もしくは7拍子)3小節。ソポクレス、アリストパネスなどの喜劇、悲劇で使用されます。ちなみに、ホメロスの4分の2拍子6小節は、ダクテュロス・ヘクサメトロス。 >>ペーオンとかシュポンデーウスなどは、ドイツ詩では考えられないので、用いません。 ?????? 「ロルカ」も韻律用語かと思ひました。知らないことだらけです。すみません。 >>欧米詩の場合は、押韻という重要な技巧がありますので、 >>そちらの方に時間をかけるのではないでしょうか。 たしかにさうですね。最近は日本語の歌にも韻をつけるやうになりました。きれいにはまつてゐるものは少ないですけれど。 >>「ルージュ」の時には、ベトナム語の英訳、独訳もある程度意味が取れたので、 >>使えると思いました。 まことにありがたうございました。 自動翻訳のときは、日本語は避けたほうがよささうです。 >>「イエスタデイ」は名曲だと思います。 >>何曲か、人に頼まれて編曲をしたことがあります。 それは意外でした。聴いてみたいのですが。 御回答ありがたうございました。

回答No.4

そうそう、音楽ですと、ワーグナーのライトモチーフなんてのもあるじゃないですか♪

noname#214841
質問者

お礼

絵画の次は音楽ですか。いはれてみれば、なるほど、さうですね、とうなづいてしまひます。視野を広げれば、いろいろなものが見えてくるものです。見習ひたく存じます。ワーグナーはほとんど聞かないのですが、伏線的なものでしたら、いろいろな曲にありますね。 Tastenkastenさんの「ウィーナー・シュメー」には期待してをります。締めきりは待つてください。それから、回答番号2の補足に書いたのですが、フランス語の質問にふさはしい言葉がありましたら、ぜひお願ひします。

回答No.3

どうも、こんばんはです。 旧約聖書にも「万軍の主」というわけで、「万軍」というのがあるじゃないですか(ポリポリ)。 「神の子」もあるし…。 Tastenkastenさんがあれこれと答えていらっしゃるので、私は言語ではなく絵画の方で。 絵画には、アトリビュートという手法がありますよね。 ~~~~~~ アトリビュート(英語:attribute)は、西洋美術において伝説上・歴史上の人物または神話上の神と関連付けられた持ち物。その物の持ち主を特定する役割を果たす。持物(じぶつ)ともいう。正義の女神を例にとると、手に持った秤と剣、それに目隠しである。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88 ~~~~~~ ギリシア神話にまつわる絵画ですと、  ゼウスならばワシ、  ヘーラーならばクジャク といった具合に、動物や持ち物などで、その登場人物が誰かを示す。 歴史上の人物の肖像画ですと、 コペルニクスは、何故か、スズランを手に持っている。 (スズランは医師であることを表わす。これで、コペルニクスの職業が医者であることを表現している) ☆私の知るかぎり、ホメーロス『イーリアス』『オデュッセイアー』に見られるくらゐです。 ◇『神統記』にもありませんでしたっけ。  「黒衣の」レートー とかあったような記憶が…。  ───神統記は探せばどこから出てくるのでしょうが、ちょっと見つからないので─── ペルセポネーは「白き腕の」や「乙女」…。 ギリシア神話を記した書物には、結構、出ていると思いますがね。

noname#214841
質問者

お礼

もうTastenkastenさんからしか、回答をいただけないかと思つてをりました。ありがたうございます。 >>旧約聖書にも「万軍の主」というわけで、 >>「万軍」というのがあるじゃないですか(ポリポリ)。 たしかに聖書にありますね。コーランの朗誦のときに初めにとなへる「慈悲ふかき......」といふのも。 >>絵画には、アトリビュートという手法がありますよね。 絵画にあてはめれば、さうなるのですね。さういへば、NemurinekoNyaさんの絵の趣味はまだうかがつてゐません。 >>『神統記』にもありませんでしたっけ。 たくさんあります。ヘシオドスもホメロスと同じく、4分の2拍子6小節(ダクテュロス・ヘクサメトロス)なので、同じ表現を使用してゐます。学生時代に授業で読みました。 >>「黒衣の」レートー Leto cyanopeplon は406行 >>ペルセポネーは「白き腕の」 Persephonen leukolenon は913行です。 ホメロスより後代のせいか、修飾語がうしろにきてゐます。「枕」の反対は何といふのでせうか。 >>ギリシア神話を記した書物には、結構、出ていると思いますがね。 おそれいりました。

回答No.2

海外のサイトで枕詞の説明をしているところでは、やはりホメロスを引き合いに出していますね。用語はやはりEpithet、Epithetonです。Q&Aサイトでも同じようです。あるQ&Aサイトでは、枕詞(Kopfkissenwörter)と枕草子(Kopfkissenbuch)という言葉を知った人が、「枕」には何か特別の意味があるのかと思ったらしく、それを尋ねていました。回答者が枕詞を解説するにあたって引き合いに出したのがやはりオデュッセーですが、ほかに、印象主義の詩で使われる「der bleiche Mond(青白い月)」という例を挙げていました。やはり、こういう形容詞の使い方になるのでしょう。 英語のEpithetとしては、少し違う例がありました。 the coloured countries soft and drunken laughter a great sweet mother the scrotum-tightening sea gray-fly blind mouths http://literarydevices.net/epithet/

noname#214841
質問者

お礼

追加回答、ありがたうございます。 >>枕詞(Kopfkissenworter)と枕草子(Kopfkissenbuch) 「枕」は寝具としても、「枕草子」の由来は諸説あるやうです。手持ちの注釈書を何冊か見ても、どれも要点がまとまつてをらず、ごちやごちや書いてあるだけでした。『堤中納言物語』の「堤」なども、いろいろおもしろい説があるやうです。 >>印象主義の詩で使われる「der bleiche Mond(青白い月)」という例を挙げていました。 回答番号1で教へていただいた、「grüne Wiese」(緑の草原)、「Der runde Vollmond」(丸い満月)と同じ系列ですね。 英語の用例はかなり想像力が必要です。リンク先の説明を読んで、少しはさうなのかな、とは感じました。印象に残る発想ではあります。例のミルトンのものは、わかつたやうなわからないやうな。しばらく考へます。 御回答ありがたうございました。

noname#214841
質問者

補足

>>今日ほかに出たドイツ語の質問は、期末試験の丸投げのようなので >>(5年前の同月同日、ほかのQ&Aサイトに同じ問題が出ています。笑) (笑)。あきらめたやうですね。 ひとつ前の質問は、フランス語なら真面目な回答がかなりつくだらうと思つて、ボケ回答したのですが、いまだに他の回答がありません。ちよつと心配してゐます。商売関連なので避けてゐるのでせうか。

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