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スリーフットラインの件
プロ野球決勝で、掲題の件が発生しました。 当時、私が日本におらず経緯を知らなかったです。 本日テレビを見ていると、その時の打者がゲストとして発言しており、興味を生じて今更ながらネットで調べた次第です。なお、私は高校野球は見ますがプロ野球は見ません。 「スリーフットライン」なる規則を知らなかったです。あの本塁から一塁の間にある細長い長方形は何か知らなかったですが、高校野球にもあると思います。 当該審判の発言を要約すると「悪意/故意があったのでスリーフットラインを利用してアウトにした」様に解釈も可能です。審判は規則の判断機関なので「悪意/故意の判断」をすべきでは無いと思います。 娯楽の一種であるプロ野球は別にして、高校野球/学生野球でも、このような審判の恣意が反映される事があるのでしょうか。 なお、この件に関連した個人(野球選手や審判、ファン)の批判はご遠慮下さい。
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- ゆのじ(@u-jk49)
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走ってはいけないところを走ったからアウトと言う見解があるようですが、それは、野球を実際にやったことの無い人の大きな誤りです。 打者走者の練習(走塁練習)の最初の一歩は、内野ゴロを打ったという想定で、一塁へ全力疾走することです。その際、ラインの内側を走らなければならないということを学びます。つまり、ラインの外側(ファールのエリア)を走ると、一塁到達後のオーバーランがラインの内側に入ってしまって、タッチされればアウトになるというルールがあることを徹底指導されます。一塁到達後、ラインの外側を走ることで、二塁へ向かう意思の無いことのアピールになって、それで、タッチされてもアウトにはならないのだということを理解させる。ギリギリの場面では、ファールエリア(外側)に向かって走り抜けよと教わる。外に抜けるには、内を走らなければならないという理屈。 殆ど常識的なこのルールを知っている人は、捕手が処理する打球となる以外の、通常の内野ゴロを打ったら、必ず、ラインの内側を走るということを知っている。一番最初に、指導者がそういうことを教える。 で、当該場面では、捕手が処理するゴロになったのだから、内側を走ったら守備妨害で、捕手は、打者走者の背中にぶつけるという基本練習を各チームの捕手は毎年のキャンプで必ずやっている。悪意ある捕手なら、後頭部を狙う。狙われたものが悪い。 >一塁への送球を捕らえようとする野手の動作を妨げたと審判員が認めた場合 これが、当該場面に適用されたということ。 通常の内野ゴロならばライン内側を走るべきだが、当該場面では、ライン上を走るべきであったのです。両足ともラインの内側であったから、妨害と判定されたのです。 悪意、故意は全く関係なく、送球の軌跡上に打者走者が入ったら、それは、明らかに妨害ですから、アウトなのです。 因みに、三遊間を抜けそうもない内野ゴロならライン内側を走りまして、そして、三遊間を抜けたらば、スリーフットラインの外を大回りして、一塁をオーバーランし、二塁を伺います。この時も、スリーフットライン内を走るなどということは誰もしません。スリーフットラインの更に大外を大きく回って走ります。スリーフットライン内を走っていては、大きくライト方向に遠心力が働いて、二塁への到達時間を損します。 スリーフットラインの内側(インサイド)を走るのは、例えば、三振「振り逃げ」の時ということ。三振して、捕手が投球をコボしたので、一塁に走る時、スリーフットラインの外を走っていて背中にぶつけられたらアウトになります。
- norikhaki
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公認野球規則には「悪意、故意」を判断しなければいけない規則が多々存在します。 質問のプレイも 公認野球規則6.05(k)の基づきアウトになっています。 公認野球規則6.05 打者アウト (k) 一塁に対する守備が行われているとき、本塁一塁間の後半を走る際して、 打者がスリーフットラインの外側、またはファールラインの内側を走って、 一塁への送球を捕らえようとする野手の動作を妨げたと 審判員が認めた場合。 故意かどうかにかかわらず野手の動作を妨げた、という判断をしただけです。 >当該審判の発言を要約すると というのは『完全にラインの内側を走っていた。左バッターだから、普通は内側は走らない。 明らかに邪魔してやろうという意図があった。』というコメントですか? 走っちゃいけないとこ走ってるんだかアウトにしたってもっと短く言えば良かったのに マスコミ向けの発言したのが失敗ですね。 判定する時そこまで考えてる暇ないですよ。
- alflex
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解釈が逆ですね。 ラインの内側を走るとアウトというルールなのですから、むしろセーフと判断する方が恣意的なのです。
お礼
返答ありがとうございます ご提示の内容を全く知りませんでした。 ところで、スリーフットラインが長方形であるのは、その長方形の内側に意味があると思います。上記説明では「内側」が登場していません。この”内側”が必要条件もしくは十分条件な規定はありますか。