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金っ何で価値があるのですか?

金っ何で価値があるのですか? 米は炊けば食べられるけど金は食べられないですよね やっぱりあの黄金の輝きが人の心を魅了するからなのでしょうか?

みんなの回答

  • m-m-mg
  • ベストアンサー率23% (54/226)
回答No.9


・金属貨幣の始まり
 その後、金、銀、銅などが貨幣としてつかわれ、これを金属貨幣と呼んでいるんだ。
金、銀や銅を器にしてそこに食べ物をおいておくと食べ物が腐りにくくなることから、昔はこれらの金属には精霊が宿っていると信じられていたんだ。精霊が宿ると考えられていた金属は食器だけではなくお守りなどに加工されたりしてアクセサリーや美術品としても使用されていたんだ。
 そしてそんな精霊が宿るアクセサリーが物々交換の仲介品として使われるようになり、コインとして加工されいわゆるお金として使用されるようになったんだ。 
 
・コインと食べ物
 ここでコインとお肉について考えてみようよ。コインもお肉も他のモノと交換できる。けど、数日経つとお肉は腐って価値がなくなってしまう。一方でコインは腐ったりしない。だからコインをいっぱい持っていると、必要なときにコインと食べ物を交換して豊かな生活が出来るようになるんだ。こうやって大金持ちになる人もでてきたんだ。
 
・銀行の誕生 
よく誤解されていることが多いのだけど、通貨や銀行というのは元々は国が始めた事業ではないんだ。
コインを多くの人が使うようになると、コインを盗まれたりしないように預ける場所ができてきたんだ。だけどコインを預かる人の中にはずる賢い人もいて、預かったコインを無断で他人に貸し出してお金儲けをしている所もあったんだ。つまりこれが利子益であり銀行業の原型なんだ。 更に大量のコインを持ち出すことの不便さなどから、この時コインを直接貸し出すのではなく、約束書を書いてこれをコインの変わりとするところが出てきたんだ。 この約束書が「紙幣」の原型であり紙幣の誕生なんだ。その後には、コインの変わりに約束書を使って物の売買がされることが主流になっていったんだ。 約束書がコインの代わりとして信用されるようになると、銀行は金庫に存在するコインとは無関係に約束書を発行して、お金を無尽蔵に貸し出しするようになって行ったんだ。 (*感のいい人は、銀行がありもしないお金を貸し出ししているなんて、まるで詐欺ではないか!?と思われただろうが、これは現在では法律で認められた行為なので詐欺ではないんだ。銀行では預金準備率として法律で定められ現在日本では1%以下となっており、100万円を元手に1億円程貸し出せるようになっているんだ。またこのような詐欺的な行為を法律で認めていることを問題視する人もいるが、これは資本主義経済の主軸であり根幹をなすシステムなのでこれを否定することは資本主義を否定することで、そういう人は社会主義者などと呼ばれるんだ) 


・銀行のその後 
ありもしないお金を複数の人に貸し出ししているので、しばらくすると当然無理が出てくるんだ。お金が多くの人に貸し出され始めた当初は借金も増えるが収入も増えてお金が社会に廻りはじめ、多くの人がお金を手にして景気がよくなるんだ。だけど世の中にお金が増えても物品が増えるわけじゃないから徐々に問題が表面化してくるんだ。 お金が増える一方で物は増えていないので結果として物の価格が急に高騰したりして、景気が悪くなりやがて恐慌になって、途端にお金の返済が出来なくなる人が多くなるんだ。返済ができなくなった人は代わりに土地、家、家財、衣服などを銀行に持って行かれるという事態になるんだ。
昔は好景気と恐慌の循環が10~20年ほどのサイクルで起こっており、これが国境をまたがると踏み倒しから戦争になったりしていたんだ。
 
・バブルと恐慌のサイクル こうやって『ありもしないお金を貸し出す --> 景気が良くなる、借金を増やして事業を拡大する --> 物価高騰などから不景気、恐慌になる、この時 実物が徴収され銀行、資産家が実物を手に入れる、--> 底打ちし景気が回復し始め有りもしないお金を貸し出す --> 景気が良くなる --> 恐慌になり実物が徴収され資産家の物になる --> 、、、 』という事が繰り返されたんだ。
このような好景気と恐慌の景気循環を繰り返えすことで、銀行はお金の返済の代わりに土地や不動産を没収するので莫大な実資産を得る大資産家も誕生するようになったんだ。
 
・産業革命以後 
それまで10~20年ほどに一度起こっていた恐慌が、産業革命が起こったことで恐慌が起こらなかったんだ。というよりも先に伸び50年ほど恐慌に至らない状態が続いたんだ。これは工業化によって新たな産業が創出された事や物流技術の発達で経済活動の行える地域が増え経済全体のサイズが大きくなりお金の貸し出される先が増えたためなんだ。

サイクルが伸びたとはいえ恐慌はまた起こりその時起こる信用収縮によってまた同じことが繰り返され、世界大戦の原因の一つには世界恐慌という経済問題があったんだ。

  • m-m-mg
  • ベストアンサー率23% (54/226)
回答No.8


金属貨幣の始まり
 その後、金、銀、銅などが貨幣としてつかわれ、これを金属貨幣と呼んでいるんだ。
金、銀や銅を器にしてそこに食べ物をおいておくと食べ物が腐りにくくなることから、昔はこれらの金属には精霊が宿っていると信じられていたんだ。精霊が宿ると考えられていた金属は食器だけではなくお守りなどに加工されたりしてアクセサリーや美術品としても使用されていたんだ。
そしてそんな精霊が宿るアクセサリーが物々交換の仲介品として使われるようになり、コインとして加工されいわゆるお金として使用されるようになったんだ。

回答No.7

金の輝きやダイヤモンドの輝きは、人を魅了します。それが価値として認識されたにすぎないのでしょう。価値は、本来必要なものです。食うに困れば、金より米を選びます。そして、無い物に価値を見いだし価値も揃うと多様化するのです。

  • Nebu3
  • ベストアンサー率29% (114/386)
回答No.6

 3つのわけがあると思います。 (1) その金属そのものに使用する値打ちがあります。化学変化をおこさないので、 歯に被せたりメッキにしたりと広く使われます。 (2) 分割しやすく形も自在。貨幣として最適。 (3) 多くの金属にくらべても希少価値が高い。稀少すぎても役に立たない けれど商取引や蓄財をする手頃な高額貨幣。 以上の歴史を踏まえると現代でも2つの意味があるでしょう。 I、昔は紙幣が金によって値打ちを保障されていましたが今は逆に金が 世界共通の財産価値物として各国中央銀行に貯蔵されています。 II、もちろん、これは歴史的なすりこみですがやはり黄金色は人々を 魅了しますね。

yt753
質問者

お礼

お答えどうもありがとうございました。 簡潔でよくわかりました。

  • titelist1
  • ベストアンサー率25% (712/2750)
回答No.5

現在の価値で計算される、100万円分の重さのお米、100万円分の重さの純金、1万円札100枚のどれかを10年後にあげるので選びなさいと言われたら、どれを選択しますか。きっと純金を選ぶはずです。 もらえる資産とは余っている資産です。余裕がないと純金は大量には買えないのです。純金はお金のように利息が付かないし、眠らせて置くしかないのです。それが経済発展でいづれは値上がり益を生む時が来るのです。経済が衰退すると値下がりとなり損をすることになります。でも余っているのですから気にしないのです。 中国人の華僑は資産を3つに分割して保有すると言います。お金と純金と不動産です。逃げる時にはお金が必要で、純金は持って逃げられる。その時には不動産は捨てることになるが、立ち退かされないために保有するのだそうです。

yt753
質問者

お礼

お答えどうもありがとうございました。 大変詳しくありがとうございます。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.4

基本は金銭と同じです。 皆が価値がある、と信じているので価値が あるのです。 では、どうして皆が価値があると信じるよう になったのか。 希少性と普遍性があるからです。 鉄は錆びて無くなってしまいます。しかし 金はちょっとやそっとでは無くなりません。 また、鉄は沢山とれますが、金はわずかです。 だから人々が金には価値がある、と信じるように なったのです。 ”米は炊けば食べられるけど金は食べられないですよね”     ↑ 金は食べられませんが、いつでも金銭に交換できます。 金銭に交換できれば、お米も買えます。 だから価値があります。 ”やっぱりあの黄金の輝きが人の心を魅了するからなのでしょうか?”         ↑ 銀は銀色ですが価値があります。 輝きは二次的です。

yt753
質問者

お礼

お答えどうもありがとうございました。

回答No.3

金? 「きん」は確かに食べられません。 食べられないけれど、希少価値があるため、通貨としても用いられました。初期には富裕さを象徴する装飾品としての価値しかなかったのですが、その希少価値から交換手段となったのが金貨です。 今では金貨は殆ど通用していません。 それに変わって、国家が価値を保証する紙幣が流通の手段となっています。 紙幣は食べられませんし、ただの紙に過ぎませんが、交換価値が保証されているから、誰もが沢山欲しがります。 紙幣を沢山所有していても、使わなければ何の財物も生活用品も手に入りません。 人々が本当に欲しがるのは生活用品と土地や建物などの財物なのですが、何にでも交換出来る貨幣を手に入れたがる結果になっています。 ただの紙切れですが、もっと価値のあるものが普及しています。 証券とか債券とか呼ばれる物。価値減少のリスクも伴います。

yt753
質問者

お礼

たしかにごもっとも お答えどうもありがとうございました。

noname#203680
noname#203680
回答No.2

希少価値と 腐敗が無い事で 不老不死の意味合いもあるからでしょうね まっ 天空の城ラピュタの終わり部分にある様に 財宝に目が眩んで 本質を見抜けない人の玩具になってるだけ

yt753
質問者

お礼

ラピュタは見たことありませんが(笑) お答えどうもありがとうございました。

  • pigunosuke
  • ベストアンサー率19% (1063/5529)
回答No.1

王水と呼ばれる強酸でしか溶けない為 年月による風化が起こりません 非常に安定した金属ですから、コンピュータの集積回路にも使われる事があり 採掘量が少ない為、希少な金属の一つなのです もちろん、黄金の輝きが人の心を魅了するのも理由の一つでしょうね

yt753
質問者

お礼

お答えどうもありがとうございました。 簡潔でよくわかりました。

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