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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:金の価値)

金の価値とは?その理由を徹底解説

このQ&Aのポイント
  • 金はただの金属ですが、なぜ価値があるのでしょうか?その理由をご紹介します。
  • 金は美しいだけでなく、酸化されずに存在できるため、長期保存に適しています。また、金は叩くと伸びる性質があり、加工が容易です。
  • また、金は希少価値があります。そのため、昔から価値があったのです。また、大判小判の金含有量を減らすことで、インフレが引き起こされることもありました。

質問者が選んだベストアンサー

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  • eroero4649
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回答No.8

>米一粒の方が生きていく上で金より価値があるようにも思えます。 江戸時代の武士は、そのお米で給料を受け取っていました。「加賀百万石」なんていいますでしょ。ご存知だと思いますが、あの「石」は米の単位です。江戸時代の武家は米で現物給与を受けていました。そのうち自分たちが食べる分を除いた米を米屋に持って行ってお金に両替して、そのお金で生活必需品などを購入したのです。 ここで重要なのは、基本的に武家の給与(支給される米の量)は変わらないということです。もし百石の給与なら、先代も百石だし、次の代も百石。武家に昇給という概念はありません。それに武士は生産階級ではないですから、大名家の収入が増えることもありません。 しかしながら時代が進めば当然農地も増えるし、江戸時代も後半になると干鰯などの肥料の普及で生産性も上がっていきます。つまり米の総量は右肩上がりになるわけです。そうなると社会全体の米の流通量が増えるのに受け取れる米の量が変わらないので、実質的にインフレになり、武家の現実的な手取りはどんどん減ることになります。 この「武家の手取りが減る対策」に、武家の頭領である徳川幕府は苦慮し続けることになります。何よりも幕府を苦慮させたのは、武士は金勘定をすることは卑しいとされていたので、経済感覚がある幕僚が誰もいなかったところにあります。金融と経済のド素人が経済政策をせにゃいけなかったのです。それは幕府のみならず、各藩も同じことでした。 とはいうもののそれぞれの武士も食べていかなければいけなかったので、それぞれにアルバイトに精を出すことになります。蛮社の獄で知られる渡辺崋山は、画才があったので絵を描いて生活の足しにしていました。今でも下町でほおずき市や朝顔市が立つことがありますが、元々はそのほおずきや朝顔を育てるのも武士のバイトのひとつでした。そして武士の大事な大事な副収入が「賄賂」でした。ですので武士にとって賄賂というのは生きていくために必要なものだったんですよ。 このように米は当時の日本経済にとって非常に重要な役割というか、経済の基礎みたいなところがありましたのでその米の値段の経済・物価への影響は非常に大きなものでした。 江戸時代には大阪に、米の先物取引所がありました。これは世界最古の先物取引市場なんだそうです。ちなみに江戸時代には両替商による手形決済も普及していました。大阪から江戸に支払いをするときにいちいち小判を持ち歩いていたら危険です。なので小判を持って両替商にお金を預けると、両替商は手形を発行します。そしてこの手形を江戸の両替商のところに持って行くと、現金が受け取れたのです。 やがて両替商は、手元に1万両の小判を預かってもすぐに全額が引き出されることはないのに気づきます。手元に1万両あるなら、3万両くらいの手形を発行しても回せます。当然、やたらと発行するやつが出てきます。そしてどこかで「あの両替商、手形の発行が多くない?本当に小判持ってるのか?」と皆が疑念を持ち、そうなると「今のうちに手形を決済しておけ」となり、やがて取り付け騒ぎとなり両替商が破綻する、というお約束の展開もありました。 一方、当時は累進課税という概念はありませんでした。だから商人は儲ければ儲ける程、自分の懐が増えました。今の政府のほうが税収に関してはあくどいんですよ・笑。 その商人の勢いが吉原などの町人文化を支える基礎となったのです。しかし武士は当然そういう商人が面白くありません。ある老中は「商人という者は自分たちは何も作らないのに、人が作ったものを右から左に動かすだけで利益をとって、けしからん連中である」といいました。まあ今でいうと村上ファンドが人の金を右から左に動かして儲けるのを世間一般では快く思わないのと同じです。 ですのでそれでブイブイいわせたホリエモンや村上ファンドが摘発されたように、江戸時代も巨大な利益をあげる商家に対して「その贅沢目に余る」ということで取り潰されるようなことがしばしばありました。 江戸時代には元禄時代にバブルがあり、概ねこの後遺症に江戸時代中期から末期は苦しむことになりました。また宝暦・天明の田沼時代もプチバブルだったと指摘する人もいます。田沼時代は好景気とそれに伴う文化の爛熟(我々が時代劇で想像する江戸時代は概ねこの田沼時代から幕末にかけての時期になります)、そして自然災害の多発による財政危機・・・え?私は江戸時代の話をしているんですよ・笑。 江戸時代の経済史と、明治から第一次世界大戦によるバブル景気と大戦終結によるバブル崩壊とちょっと好景気の後の世界恐慌。そして戦争への流れと、現代のバブルからリーマンショックへの流れを見比べると、面白いほどに「歴史は繰り返す」っていうことを知りますよ。

ponyo7
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • eroero4649
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回答No.7

究極的には「みんなが価値があると思っているから」になるみたいです。 というのも、あのインカ帝国は金の装飾品を沢山残していることは質問者さんもご存知だと思いますが、インカ帝国にとって金は実はほとんど価値がない金属だったのです。ただ、キラキラしていてよく輝いて柔らかくて加工しやすかったので、太陽を信仰対象とする彼らにとっては「太陽の象徴」」の装身具の材料として非常に使いやすかったので使われていただけなのです。 だからスペイン人がやってきたときにスペイン人がやたらと金に興奮するので「ふーん。お前らそんなにそれが欲しいの?じゃああげるよ、そんなの」とお気軽にあげてしまったのです。更にそのインカ人の金に対する関心の低さがスペイン人からすると「そんなに価値がないと思っているなら、どこかに金が山のように出てくる場所があるに違いない」となってあのエルドラド伝説に繋がっていくのです。 日本だって縄文時代はヒスイのほうが価値があるとされていましたからね。日本の川でも砂金はとれるし、ヒスイも主に糸魚川で出てくるものですが、縄文人にとっては砂金よりヒスイのほうが価値があるものでした。 >大判小判の金含有量を減らすだけでインフレになった理由は? 元々紙幣というのは紙っぺらです。一万円札の原価は30円ともいわれていますよね。そんな原価数十円の紙っぺらの価値を信じる根拠ってなんでしょうか。 だから昔は、その紙幣を銀行に持って行けばその紙幣の価値のぶんの金と交換することができました。これを金本位制といいます。紙幣の価値を金が担保しているわけです。 それ以前は、金そのものがお金として流通していました。小判に含まれる金の量が以前より1割減ったら、受け取る側としては「これは0.9両としてじゃないと受け取れない」となりますよね。発行する側とすれば、今までは10枚しか作れなかったものが11枚発行できるわけです。こうやって発行する側がどんどん金の含有量を減らせばそれだけ多くの小判が発行できることになります。 しかしそうなると、質の悪い小判が大量に出回ることになります。そうなると誰もが、昔の質のいい小判を手元に持っておいて、質の悪い小判は手元に置いておきたくないからそっちを使うことになります。そうなると昔の質のいい小判がどんどん出回らなくなり、世の中質の悪い小判だらけになります。これを「良貨を悪貨が駆逐する」といいます。 通貨の発行量そのものがどんどん増えてしかもその質が悪いので、今までの質のいい小判1枚で買えたものが質の悪い小判1枚では売れませんよとなる。となるとその値段が1.2両とかになるわけで、値上がりです。こうやって世の中のもの全部が値上がり(インフレ)になるのです。 はっきりいやあ、アベノミクスがやっていたことがそれですよ。一万円札をじゃんじゃん刷って一万円の価値を下げようとしたのです。だから円安になってインバウンドの観光客は増えました。

ponyo7
質問者

お礼

ありがとうございます。 歴史解説は大変理解できました。 金の本当の価値は何なのでしょうね。正直、米一粒の方が生きていく上で金より価値があるようにも思えます。

  • human21
  • ベストアンサー率37% (938/2476)
回答No.6

金は確かに金属ですが、通貨としての一面を持っています。 現在でも通貨の一面を持っているのは金属は金だけなので、世界中で 価値あるモノになっています。 金が通貨の一面を持っている証拠として、2008年にリーマンショックが 起きた時、世界の多くの中央銀行がそれまで金を売却していたのを 金備蓄に180度転換しました。 転換した理由は米ドル資産に不安を感じ、米ドルと逆相関関係にある 金の備蓄を増やし始めたのですが、今も続いています。 大判小判の金含有量を減らす事は、大判小判の価値を下げる事につながります。 通貨の価値が下がれば、インフレになりやすくなります。 現代でも大きな円安になると、日本は強いインフレになるのと同じです。 余談ですが、金は欧米で資産の保険と考えられています。 社会が乱れるほど金の価値が上昇します。 少しは金を所有されることをお勧めします。

ponyo7
質問者

お礼

ありがとうございます。 今は1g5千円ほどでしょうか・・・。 検討してみます。

noname#255857
noname#255857
回答No.5

あまり採れないのと、見た目がキレイ。 人間はキンキンキラキラは本能的にキレイだと感じるのでしょう。 柔らかいので加工がしやすく、装飾品やサビよけのメッキにも使える。 現代でも電気抵抗の少なさ、細長く加工できる性質と、 大変優れた金属です。 昔は貨幣経済が通用しない地域もあったし、 国がその小判の価値を保証してくれるわけじゃないですからね。 金の金属的価値を保証にして成り立ってた所もあるので、 混じり物の金貨幣は価値が下がるのは当然です。

ponyo7
質問者

お礼

ありがとうございます。

noname#252039
noname#252039
回答No.4

含有量とインフレは 金の量って決まっていて、人工的に作れないし 単純には、今ある量を人間都合で増やせない。 大判小判の金含有量を減らすと 一枚に使う金の量が減りますから そのぶん多く小判が作れます。 多く作った小判は、みんなに使われますから 今までよりも、商品が少なくなる。 小判がいっぱいあるのだから 値段を上げても買ってくれる。 商品の値段が上がり、大判小判の価値が下がる のをインフレとすれば 金含有量を減らした大判小判は、まさに価値が下がった。 そこで 商人のなかには、今までより含有量が少ない新しい大判小判は 価値も低いから売るの嫌だ、とか もっといっぱい大判小判くれ なんてことも起こります。 古い、含有量の多い大判小判と 新しい、含有量の少ない大判小判との交換を嫌がる 人もいて、経済が混乱したから 含有量をもとに戻す、のようなこともあったようです。 泥棒さんが、大判小判を盗むんですけど 含有量の多いほうが有利なので 噛んで確かめる、のようなこともあったような? 金になぜ価値があるか?・・・は、僕が思うのは 人工的に作れないし、全体の量が決まってる。 それを人間全員が取り合うので、価値が上がる。 金は 加工しやすく、耐久性があるので 思ったよりも使われてるらしいんです。 金をどんどん使いたいんだけど、量が決まってて 作りだせない。 なので 使ってない携帯などを回収し、金を取りだし再利用。

ponyo7
質問者

お礼

ありがとうございます。 理解できました。

  • mudpuppet
  • ベストアンサー率35% (388/1095)
回答No.3

金に価値があると考えられている理由はただ一つ。 それは古代から金は通貨として扱われてきたということです。 貨幣にとって保管できるというのは極めて重要な要素なのですが、 その条件を満たせる物質は古代においては金、銀、青銅くらいしかありませんでした。 特に錆びず欠けたりしない金は他の物質と一線を画するものとして扱われるようになります。 物々交換の社会では生活に有用なものしか誰も興味を示しません。 しかし貨幣経済が発展すると「価値」という観念が社会に普及し始めます。 歴史的にはポリスが群居していた古代ギリシャで貨幣経済が完成されたといわれています。 そして交易圏が広がり共通の尺度が必要とされたとき、 貨幣の価値は最終的に金と交換できるか否かで決定されるようになります。 現代でも宗教、人種、言語が異なるコミュニティ同士の取引においては、 最終的に金と交換できるどうかということが重要視されているのはご存知でしょう。 いつしか金は交換価値そのものと同一視されるようになりました。 こういう観念を金本位制といいます。 金こそが価値の源泉であり、貨幣の価値は金と交換できることにより担保されているということですね。 そうであれば金の含有量そのもので貨幣の価値が上がり下がりするのは当然でしょう。 まあ実際には金の含有量が減ったという噂が立つだけで需要が無くなり貨幣の価値は一気に暴落するのですが。 その辺は説明が面倒なので割愛。

ponyo7
質問者

お礼

大変よく理解できました。 ありがとうございます。

  • not_spirit
  • ベストアンサー率34% (901/2592)
回答No.2

金が無ければ、大抵の電化製品は存在しないことになるのですが... 「酸化しない=腐食しない」それだけで貴重性は高くなる。 埋蔵量も銀や銅ほどない、 金属と言っても汎用性が広いものはあまり存在しない。 もう少し、金のことを調べてから再度質問されたほうが宜しいのでは?

ponyo7
質問者

お礼

電化製品のない古代ではただ美しいというだけの希少価値だったわけですね。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

何よりも希少価値です。もし、禁を大量に採りだす方法が見つかったら、世界中が大パニックを起こすでしょう。早川文庫NFシリーズの「アシモフの科学エッセイ」シリーズにこの話は出てきます。

ponyo7
質問者

お礼

ありがとうございました。