亜光速弾はできないですよね?
長谷川裕一のマンガの「マップス」に亜光速弾というのが出てきますが、これはおかしいと感じました。無理ですよね?(イデオンなどにも出てきたような・・・)。
亜光速弾とは、飛行船を亜光速にすることによって質量増大→巨大な重力を発生させて周りのものを吸い込み破壊するものです。
私は相対性理論はわからないのですが、亜光速ではF=mαが使えなくなるので「あたかも質量が増えたように振舞うだけ」と理解しています。
もし重力が発生するとすると、二つの石A,Bの相対速度が十分光速に近い速度の場合、Aから見たらBはブラックホールとして観測され、Bから見たらAがブラックホールとして観測される、などという変なことになってしまいます(さらに、別の観測者Cから見たら両方ともただの石ということもありえる)。相対的にブラックホールだ、なんて言葉は聞いたこともありません。
私としたら、「いくら何でも等速直線運動でブラックホールができたらまずいだろう?」(石に静止質量があるにしても、十分距離が離れていれば無視できるほどの重力でしょうから、等速直線運動と仮定できると思います)とは思うのですが、あたかも質量が増えたように振舞うだけだからといって、重力が発生しないとも言い切れないので困っています。
何しろ、特殊相対性理論も分かっていないのに、重力が絡むと一般相対性理論の世界になってしまうので、私の知識では太刀打ちできません。
どうなるのでしょうか? まさか縦重力と横重量が発生するなんてことにはならないでしょうね・・・。
お礼
回答ありがとう