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この説明は合ってますか?(超光速だと過去へ行ける)
専門的な説明をすると難しくなりますが、簡単に言うと、 「光速の壁は存在するが、速度無限大の壁は存在しない」 ということなんです。 速度無限大というのは、出発と同時に到着するということですよね。ところが相対論 では「同時の相対性」というものがあって、絶対的な同時というものは存在しません。 ある人にとってはAとBが同時に起きているけど、別の観測者にとってはAがBより先 に起きており、また別の観測者にはBがAより先に起きている。 つまり超光速宇宙船が出発と同時に目的地に到着しても、ある観測者からは出発時刻 より前に到着したことになる。つまり過去にタイムトラベルしたことになるわけです。 これは速度が無限大を超えてマイナスになったとも言えます。 速度がマイナスというのは、経過時間がマイナス、つまり出発より前に到着するとい うことです。 速度無限大に達するには無限大のエネルギーが必要なように思いますが、実は違いま す。無限大のエネルギーが必要なのは光速の壁を超える場合で、超光速では加速するほ ど運動エネルギーは減少します。 つまり、いったん光速の壁を超えてしまえば、速度はさらに無限大以上にまで上げら れ、マイナスにすることも可能になるのです。つまり超光速宇宙船はタイムマシンにも なるということです。
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