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古代ギリシャ人の名前の英語読み

(1)以下のギリシャ人の名前の語尾が「エス」ではなく「イーズ」と発音されるのは、なぜですか。 アリストパネス Aristophanes アルキメデス Archimedes エウリピデス Euripides ソクラテス Socrates ヒポクラテス Hippocrates (2)以下のギリシャ人の名前の語尾が「エス」でも「イーズ」でもないのは、なぜですか。 アリストテレス Aristotle エウクレイデス Euclid

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

『発音記号にすると「sɑkrətìːz」です。ギリシャ語の「ēs」(もしくは「EES」)がなぜ英語では「ìːz」(もしくは「IIZ」)になるのか、それが疑問です。』 それは英語では「ēs」は「ìːz」と発音されるからだと思います。 でも、 Socrates はギリシャ語の名前ですから、ギリシャ語の発音で覚えようとすべきだと思います。

noname#214841
質問者

お礼

御回答、まことにありがたうございます。 >>英語では「ēs」は「ìːz」と発音されるからだと思います。 なぜ、英語ではそんなことになつたのですか。 >>Socrates はギリシャ語の名前ですから、 >>ギリシャ語の発音で覚えようとすべきだと思います。 古典ギリシャ語は、いまでは話す人がゐなくなりましたので、発音はみんなでたらめです。私も本で読むだけです。プラトン『ソクラテスの弁明』には「無知」の話が出てきます。ソクラテスは、自分が無知であるので、他の者たちより偉いのだ、と言つてゐます。この理屈は変です。私は無知ですので、馬鹿だと思つてゐます。 http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.01.0169%3Atext%3DApol.%3Asection%3D21d 「無知」につきまして、いろいろ御教授いただければ幸ひに存じます。

noname#214841
質問者

補足

happystoryさんの「無知反対」を見た瞬間にベストアンサー決定でした。今「無知反対!」がマイブームです。ぜひ哲学カテゴリにおいでください。いちおう紹介しておきました。

その他の回答 (7)

  • lupin__X
  • ベストアンサー率82% (294/357)
回答No.8

この質問は、英語カテは適切ではありません。 ・直接英語化したとは考えにくく、他の言語を経由したはず。 →多分、ラテン語・フランス語経由が主。 地理的に遠く、英語の地位も低く欧州西端の辺境の一言語です。 私は、言語史に関して断片的な知識しかありませんが、書いてみます。 ニュートンは、著書 Philosophiae Naturalis Principia Mathematica 和訳名『自然哲学の数学的原理(プリンキピア)』をラテン語で書いて いるように、英語が確立していても学問はほぼラテン語でした。 人名含めギリシャ文化が英語圏に伝わったのは、英語が英語になる前の ゲルマン語の頃の可能性もあります。どちらにしてもラテン語で伝わった でしょう。ノルマン・コンクエストで、英語は、ラテン語・フランス語 を大量吸収し、調和をとるため、文法も発音も大きく変化しました。 そのため、表音文字なのに音と文字の差が大きいのです。 (1) は、たまたま 英語の歴史的な音の変化だけで説明できるでょう。 簡単に言うとアルファベットの読み方の変化です。 ・A [アー → エイ] ・E [エー → イー] ・I [イー → アイ] ・O [オー → オウ] ・U [ウー → ユー] (2) の語尾の変化は、英語だけではないようです。ラテン語フランス語 経由の3段階とかが考えられます。英語になる前に変化していたかも。 この伝言ゲームの正解は専門家の文献調査でもあればいいのですが。 独:Aristoteles, 伊:Aristotele, 仏:Aristote 独:Euklid, 伊/仏:Euclide 単純なギリシャ語英語の比較では弱いです。 イタリア語の地位だってかなり変化してます。 ・イタリア語地名/イタリア語/英語 (a)ローマ     /Roma   /Rome (b)ミラノ     /Milano /Milan (c)ナポリ     /Napoli /Naples (d)フィレンツェ /Firenze /Florence 近隣の外国語固有名詞が英語にどう入っていったかという視点です。 いつの時代に、何語を経由して入ったのか、 その後、どう変化したのか。 >日本では、・・・、原語読みが原則・・・ →例外が多くあって、私には、原則とまで思えません。 デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・コペンハーゲンは英語で ドイツ・オランダは、ポルトガル語からです。(原語ではない) インドのガウタマ・シッダールタだって、釈迦といれます。

noname#214841
質問者

お礼

今年もよろしくお願ひいたします。 >>多分、ラテン語・フランス語経由が主。 御指摘のとほりと存じます。カテゴリ選択につきましては、外国語カテゴリよりも、英語カテゴリのほうが、しばしば用例を豊富に提示してくださるので、私としてはありがたく感じてゐます。lupin__XさんやSPS700さんのやうに、諸言語に通じ、歴史的観点もお持ちの方の御意見は貴重です。無知反対! フランス語は英語以上にギリシャ名がわかりにくく思へます。以前フランス綴ぢの質問に回答していただきましたが、シリーズのカタログを見ても、ピンときません。 >>(2) の語尾の変化は、英語だけではないようです。 >>ラテン語フランス語経由の3段階とかが考えられます。 ラテン語は、Aristotelesの場合はそのままですが、Euclidesは、「ei」がすでに「i」(長母音)になつてをり、lupin__Xさんの見解の正当性を裏付けてゐます。納得です。 >>単純なギリシャ語英語の比較では弱いです。 おつしやるとほりでございます。イタリアの地名の対照は興味深く拝見しました。 フランス文学専攻の知人がゐるのですが、Parisを英語で「パリス」と発音することを知らなかつたやうです。もつとも、英語を母国語とする人でも「パリ」と言ふ人もゐさうな気がしますけれど。また質問してみたいと思ひます。 >>日本では、・・・、原語読みが原則・・・ >>→例外が多くあって、私には、原則とまで思えません。 私の偏見のやうです。SPS700さんからも御指摘をいただきました。無知反対! 的を射た御回答をありがたうございました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.7

 #5です。どうでもいいようなことなんですが、、、  英語では Ἀριστοτέλης が、Aristotle になり、Εὐκλείδης が Euclid になる件で英語の内部事情と申し上げましたが、日本もそう違っておりません。  中国の、日本では「孔子」として知られている名前は、漢字が表意文字で表音文字でないため、再構によるしか発音が分かりません。  孔丘を、Kong Qiu とか Kǒng Qiū、仲尼を Zhongni とか Zhòngní、孔子を、Kongzi とか Kǒng Zǐ、孔夫子を、Kong Fuzi とか Kǒng Fūzǐ とか言っても現代中国語の読み方です。  だからと言って「こうし」が正しい読みでもない。これは日本式の名前です。Ἀριστοτέλης が、Aristotle になり、Εὐκλείδης が Euclid になるのも似たようなものだと思います。

noname#214841
質問者

お礼

つづけての御回答、まことにありがたうございます。先ほど帰宅したばかりで、お礼が遅くなりました。 >>英語の内部事情と申し上げましたが、日本もそう違っておりません。 英語とギリシャ語の関係を、日本語と中国語におきかへて考へてみれば、わかりやすいのですね。博識で、言語のみならず、歴史や社会にもお強いSPS700さんらしい視点です。御指摘のとほりと存じます。 おつしやるとほり、昔の中国人の名前は、ギリシャ人以上にわかりません。孔子の名前にピンインをつけていただいて助かります。私はこれがなければ読めません。 今後とも、御教授、よろしくお願ひいたします。「そう思う」「ありがとう」ボタンは20件押しておきます。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.6

 #5です。勘違いの訂正です。 (2)以下のギリシャ人の名前の語尾が「エス」でも「イーズ」でもないのは、なぜですか。  のご質問を読み間違えておりました。ギリシャ語の原名が、どちらも英語式に短縮され、最後が取れてしまったからでしょう。  Ἀριστοτέλης は、Aristotle で最後は came, cane, tile, pipe, babe などのように最後の e は、読まない e (silent e)として扱われています。  Εὐκλείδης  も、Euclid と短縮され切り捨てられ、英語式に変えられたためだと思います。  結論は同じで、これらは英語の中での御家の事情によるもので、質問者さんのようにギリシャ原語に詳しい、言わば直輸入の知識をお持ちの方には確かに奇妙な現象かと思います。

noname#214841
質問者

お礼

追加回答をありがたうございます。 英語では、ごまかしみたいに語尾が無音の「e」になることが多くあります。ギリシャ語の「os」、ラテン語の「us」で終る単語が英語になると、このパターンです。 アリストテレスが「アリストトゥル」では、漫才師みたいに聞こえてしまひます。結局は「英語式」といふことなのですね。 それから、充分な回答をいただいたうへで申し訳ないのですが、回答番号1の「無知反対」を見たときに、こつくりさんから「これをベストアンサーにしなさい。」と御告げがありました。SPS700さんは、次回かその次にいたします。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.5

1。以下のギリシャ人の名前の語尾が「エス」ではなく「イーズ」と発音されるのは、なぜですか。  これはギリシャ原名の Ἀριστοφάνης が Aristophanes とローマ字で転写され、原名が短い e ではなく、長い η なのにその区別が失われたと言うことに起因しています。  plapota さんには、釈迦に説法になりますが、下記のように15世紀から17世紀にかけて起こった大母音推移(下記)で、長い e は、長い i (仮名ではイー)になります。  http://www.kmatsum.info/lec/meziro/english/vowel_shift.  終わりのスがズに濁るのは、kiss のように重なった ss と違って、seas など語末の単独の s は、有声になることがあるからだと思います。 2。以下のギリシャ人の名前の語尾が「エス」でも「イーズ」でもないのは、なぜですか。  アリストテレスの場合は、i が短いため、大母音推移の音変化が無く、s が無声子音の前にあるのでに strong, star, mist, guest のように、濁りません。  エウクレイデースの方は、原名 Εὐκλείδης が、同業の数学者 Πτολεμαῖος が、Ptolemy /ˈtɒləmi/ 「トレミー」と英国製ギリシャ語になったように、Euclid と英語化されていますので、通称のユークリッドになったものでしょう。イギリス式尻尾切りの犠牲だと思います。  要するに、これらは英語の中での御家の事情によるもので、質問者さんのようにギリシャ原語に詳しい、言わば直輸入の知識をお持ちの方には確かに奇妙な現象かと思います。

noname#214841
質問者

お礼

いつも愚問に回答を寄せてくださり、ありがたうございます。人名を英語で書くときに、ギリシャ語以上に苦労します。それで理論的な事柄をお聞きしてみました。 >>釈迦に説法 SPS700さんのやうな優秀なかたがたが「釈迦族」です。私はこのサイトでは「茶化族」に分類されてゐます。 >>大母音推移(下記)で、長い e は、長い i (仮名ではイー)になります。 英語史は、まつたくわかりません。「e」を「イー」と発音するのは、不思議です。500年くらゐ前のことだつたのですね。 >>語末の単独の s は、有声になることがあるからだと思います。 ギリシャ語でいへば活用語尾で、英語になれば不要な部分なので、弱くなつてもよささうなものですが、逆に有声で強くなつてゐるのも不思議です。回答番号6に記載していただいたお話でしたら、納得がいきます。 最終的に御指摘のとほり「英語の中での御家の事情」といふことなのですね。 >>Euclid と英語化されていますので、通称のユークリッドになったものでしょう。 日本では、中国人の漢字読み以外は、原語読みが原則ですが、これは例外です。 詳細な解説、感謝してをります。

回答No.4

『なぜ、英語ではそんなことになつたのですか。』 そこまでは分からないですね。英語発音の進化について調べてみてください。 何故そんなに自分を責めてますか?何でも知ってる人がいないでしょう?誰にでも知識を持つ分野と、知識を持ってない分野があるでしょう。何でも知ってる人や何でも知らない人がいないでしょう。 ソクラテスも色々なことについて知識を持っていたが、きっと知識を持たないことも沢山あったはずです。 知識の持ってないことを知るために、そのことについて聞いたり調べたり勉強したりするしかないでしょう。OKWAVEみたいなQ&Aサイトはそのために開発されてるでしょう。 あとは、ソクラテスが言ったのは、本当に賢い人間は自分が無知でいることに気づいてる人ですって。。でもそれは少し間違ってますね。無知=情報のないこと。私は今日本語で話しているから、日本語という情報を持っているわけですね。つまり、このことに無知ではないのです。 正しく言ってみれば、自分が情報や知識を持ってないことに対する意見が持てないことですね。 あるものに対して、情報や知識を持ってないということに気づいてることです。 今日は全く情報も知識もないのに、自信満々で語る人間だらけです。そして自分が情報や知識を持ってないことに気づいてないです。情報は十分持ってないから、何も言えない。分からない。と言う人なんて殆どいないでしょうね。 例えば、今日の一般人は、翼のない飛行機を見れば、直ぐに「この飛行機は翼がないから、飛べないものだ」と自信満々で結論を出すでしょうね。しかし、そこに言うべきだったのは、「この飛行機は翼がないですから、どうやって飛ぶの?」ということですね。

noname#214841
質問者

お礼

おはやうござます。昨晩は、寝てしまつて、「お礼」が遅くなりました。申し訳ございません。 >>英語発音の進化について調べてみてください。 はい、調べてみます。 >>OKWAVEみたいなQ&Aサイトはそのために開発されてるでしょう。 とても便利です。何か疑問があると、すぐに質問します。 >>ソクラテスが言ったのは、本当に賢い人間は自分が無知でいることに >>気づいてる人ですって。。でもそれは少し間違ってますね。 happystoryさんのかういふ姿勢に共感します。既成の思考、既存の知識が「正しい」のかどうか疑問です。このサイトに、物理学の大学教授がいらつしやるのですが、地球は丸いのか、土佐日記の作者は紀貫之なのか、といつた質問をなさいます。 別の見方をすることによつて、道が開けることは、多多あります。科学の基本を構成する数学でさへ、定義を変へれば、違ふ世界が現れます。多数派の見解に流されずに、いろいろな視点から考へてみることが、複雑な社会に対応する秘訣ではないかと思つてゐます。 >>自分が情報や知識を持ってないことに対する意見が持てないことですね。 どんなことにも意見が持てるのは、すばらしいことだと思ひます。 >>今日は全く情報も知識もないのに、自信満々で語る人間だらけです。 私がさうです。OKWaveでも顰蹙を買つてゐます。知らないから、好き勝手に何でも言へます。恐いものなしです。 このサイトでも、専門家の意見はたいへん有用ですが、素人のなにげない言葉から感銘を受けることもあります。 御回答ありがたうございました。

回答No.2

『語尾の「ης」(es エース)の発音についてお尋ねしてをります。』 問題はエースではないのです。。カタカナは正しくないです。カタカナで発音したら、いつも間違ってる。 Socratesの発音をグーグルで検索したら、SOCRATIIS みたいに聞こえる。SOCRATIISU ではないです。SUはない。Sです。だからこそカタカナは正しくないです。間違ってる発音を学んでしまうのです。 私のアドバイスは名前をローマ字で書くことです。そして、母語の発音をグーグルで検索して、母語の発音で覚えようとすることです。カタカナで覚えるのを辞めるべきです。カタカナとひらがなで、日本語の名前しか正しく発音できないですから。

noname#214841
質問者

お礼

追加回答をありがたうございます。プロフィールも拝見しました。私はこのサイト内で「無知」を自慢してをります。ごくたまにベストアンサーに選ばれることがあるのですが、そのときは、「この質問者のこれからの人生は大丈夫だらうか。」と心配になります。 >>カタカナは正しくないです。カタカナで発音したら、いつも間違ってる。 申し訳ございませんでした。ギリシャ語の表記は、古くは、線文字Bといつて、日本語のカタカナと同じ音節文字でした。だから、まあいいや、と思つてしまひました。 >>Socratesの発音をグーグルで検索したら、SOCRATIIS みたいに聞こえる。 発音記号にすると「sɑkrətìːz」です。ギリシャ語の「ēs」(もしくは「EES」)がなぜ英語では「ìːz」(もしくは「IIZ」)になるのか、それが疑問です。 たいへんお手数をかけ、申し訳ございませんでした。

回答No.1

本当の名前は ESU でも IIZU でもないからだろう?日本語のカタカナでは英字の名前を表現できないですから。 Aristotle は Aristotle です。発音は Aristotle です。書き方は Aristotle です。 Arisutoteresu ではないです。Arisutoteresu は別人の別名前です。 本当の名前を正しく書いて、正しく発音したいのなら、ローマ字で書くべきです。そして、その人の母語で発音しようとすべきです。

noname#214841
質問者

お礼

素人の質問におつきあひくださり、ありがたうございます。 >>本当の名前を正しく書いて、正しく発音したいのなら、ローマ字で書くべきです。 >>そして、その人の母語で発音しようとすべきです。 アリストパーネス Ἀριστοφάνης Aristophanes アルキメーデース Ἀρχιμήδης Archimedes エウリーピデース Εὐριπίδης Euripides ソークラテース Σωκράτης Socrates ヒッポクラテース Ἱπποκράτης Hippocrates アリストテレース Ἀριστοτέλης Aristoteles エウクレイデース Εὐκλείδης Eucleides ローマ字とギリシャ文字で書きました。カタカナはなるべくギリシャ語の発音に近い表現にいたしました。このたびの質問は、語尾の「ης」(es エース)の発音についてお尋ねしてをります。 ちなみにギリシャ文字の、母音の上の記号は、アクセントの位置です。語頭のアポストロフィのやうな記号は、無気音をあらはす記号です。 よろしくお願ひいたします。

noname#214841
質問者

補足

たびたび申し訳ございません。「お礼コメント」欄に誤りがありました。 誤 アリストパーネス 正 アリストパネース 以後気をつけます。

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