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南アのランド建て債券を5年前から・・
南アのランド建て債券を5年前から持っていて、今度満期償還で円に換えたのですが、円安にともなってランドが高くなっているかと思ったら、ランドは低止まりで何も面白くない結果となりました。 ところで南アのことは新聞にあまり書かれていませんが、ロシアのルーブルが暴落して社会が動揺していると新聞に書いてあります。 円安だと輸出企業はいいが輸入品が上がって物価高になるとか日本ではひと事のようにいってますが、 ロシア(や南アも同じ?)では通貨危機だの人々が買いだめに走っているとか、社会不安だとか書かれますが 日本の円安とロシアのルーブル安とはわけが違うのでしょうか
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- U-Seven
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南アは政情不安と経済が安定していない、結果的に通貨の価値が安定しない、FXをやっている人でもランドには手を出すの少数です。 ランドも強い通貨(安定通貨)では無いので下落しています、というかドル高で結果ランドが下落したという感じ。 インフレ抑制と世界からの投資を呼ぶために南アのリスクに対するプレミアムとして高金利政策をとっています。 ルーブルの下落は原油価格の下落とウクライナを巡っての経済制裁が主たる原因です。 ロシアは原油産油国でロシア経済に占める原油依存度は高い。 http://ecodb.net/ranking/ts_oile.html ルーブル下落によるインフレを抑制するために高金利政策をとらざるを得ない。
>長期国債の金利ということですか いえ、短期金利(いわゆる公定歩合。銀行の貸し出し金利や預金の利子の利率。)のことです。 普通は、短期金利が上がると通貨の価値は上がるし、短期金利が下がると通貨の価値は下がります。(短期金利の高い国の通貨に交換して、その国の銀行に預けると、高い金利を得られるので、皆がその国の通貨を欲しがり、その国の通貨は価値が上がる。短期金利を下げた時はその逆。)これは健全な現象。 ところがロシアの場合は、「通貨価値の下落と短期金利の上昇」が生じています。これは、因果関係がちょうど反対で、通貨価値の下落が生じたために、短期金利を上昇させてこれ以上の下落を食い止めようとしているから。これは、信用の低い会社や国の債権の利率が高いことと同じ現象です。(信用が無いから、やむなく高い利率を付けて、誘っている。) 日本の円安を誰も「通貨危機」と言わないのは、上記の理由によります。 なお、私は、今のロシアも本当の通貨危機とはあまり思っていません。あくまで投機的な動きに過ぎず、おそらくそのうちに収束するような気がします。逆に、日本で本当の通貨危機が起こる可能性も将来ゼロではないですが、これも今後2~3年で起こる話ではないでしょう。10年単位以上だとわかりませんが。
お礼
ご回答ありがとうご座います
補足
>普通は、短期金利が上がると 単期金利は政府・日銀が意図的に”上げる”ものでしょ それに比べて長期金利とは国債の売れ行きにしたがって”上がったり下がったり”するもの・・・・違いますか。 利回りと同義ですか
ランドは上がってますよ。もし償還が2年前だったら、償還金額はあと1割目減りしていたでしょう。 ルーブル安と円安は、わけが違います。今のルーブルの金利は16%くらいかな。一方、円の金利はほぼゼロ。それなのに、誰も円を売ってルーブルを買おうとしないのは、ルーブルが今後1年で16%以上値下がりすれば、金利分の儲けなどふっとんでしまうから。逆に日本の円安は、ゼロパーセント金利と言う目一杯のハンディをかけて作りあげている円安です。日銀がちょっと金利を高めに誘導すれば、あっという間に円高に戻るでしょう。要はコントロールが効いているのか否かの違いです。
お礼
ありがとうご座います ルーブルの金利とか円の金利とは・・
補足
ルーブルの金利とか円の金利とは長期国債の金利ということですか。日本人が日本国債買いに走れば利回りは下がる、それでもなお国債を買う人がいるなんて何ででしょうね。 外国人投資家がドルを円に換えたからと言って日本国債を買うとはかぎらないですね。 だから○○である・・・わかりませ~ん
お礼
高金利政策というのは政策金利(または公定歩合)をあげることをいうのか・・ それとも新発国債の長期金利を、利回りを見据えて、高く設定することをいうのですか 後になりましたが、回答ありがとうご座います