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法人の繰越欠損金
疑問点を列記しますので、お教えいただければ幸いです。 1:同じ科目の経費を何年でも繰り越せますか。(制限年数?) 2:資本金1億円以下の法人は、今後も年間の利益を100%償却できるのでしょうか 3:繰越欠損金の上限額はありますか。 4:外装・防水工事は修繕費?、固定資産?、 総額・工事内容による区分があるのでしょうか。 以上、よろしくお願いいたします。
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元税理士事務所の職員です。 1について 欠損金であれば、一定要件を満たせば9年間繰り越すことができます。さらに法人税においては、過年度の納税年度に繰り延べて還付とすることが可能です。 ただし、青色申告で繰り越した欠損金に限られます。 また、災害による欠損金の繰り越しというものもあります。 したがって、経費を繰り越すのではなく、損失を翌年以降に繰り越すのです。また、会計処理ではなく、税務処理(申告書類)にて繰り越すものとなります。 2について 利益の償却?よくわかりません。 3について 繰越欠損金に上限はないはずです。 しかし、中小法人以外の場合には、損金算入可能な金額の上限はあったはずです。 4について 工事内容によって異なります。 工事内容とその効果によって判断します。 参考URLをご覧ください。
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- -9L9-
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1:同じ科目の経費を何年でも繰り越せますか。(制限年数?) 意味不明。経費(損益科目の一部)はすべて単年度で計上するものであり繰り越すものではない。繰り越すのは貸借科目である資産・負債・資本(純資産)。繰越欠損金のことを指しているのならこれは申告書で計算される税法上の概念であって会計上の経費ではない。 2:資本金1億円以下の法人は、今後も年間の利益を100%償却できるのでしょうか 意味不明。「利益を償却」とは何のこと?「今後も」ということはこれまで何かしていたのか?繰越欠損金の控除のことなら「償却」ではない。 3:繰越欠損金の上限額はありますか。 繰越額には制限なし。控除額は原則として当期所得金額の80%まで。 https://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5762.htm 4:外装・防水工事は修繕費?、固定資産?、総額・工事内容による区分があるのでしょうか。 一概に言えるものではないが、 建物を取得して(または新規に賃借して)すぐに行う工事であればすべて資産計上対象。 何年も使った資産に対して支出するものについては法人税の基本通達に詳細な判定基準あり。 https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/07/07_08.htm
お礼
いろいろ、ありがとうございます。 基礎が理解できてないようで、恐縮です。
お礼
いろいろな面から説明していただきましてありがとうございます。 かなり理解できました。