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源泉所得税を支払った勘定科目は何ですか?
一人で法人を営んでいます。源泉所得税を六ヶ月に一回支払っています。(甲) 帳簿に記載する場合でお聞きします。 毎月法人として預かっている金額は科目として「預り金」で「収入」に記載すればいいと思うのですが、法人が支払った(甲)の科目は「預かり金」で「支払い」欄に記載すればいいのでしょうか? 税金なので違う科目があるように思うのですが・・ 検索しても支払った時の(甲)の科目を説明したサイトを発見できません。 お詳しい方宜しくお願いします。
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横レス失礼します。 議論が長引いているようですので、私の回答で納得して下さい。 以下、会計ソフトを使います。 ケーススタディとして、「11月25日、従業員に給料30万円を支給するとき、所得税1万円を天引きして、残額の29万円を現金で支払った。12月10日、天引きした所得税1万円を現金で納税した」とします。 ※仕訳の入力では、「振替伝票」の画面だけを使うようにして下さい。その他の入力画面、例えば「現金出納帳」、「入金伝票」、「出金伝票」、「預金出納帳」、「売上帳」、「仕訳日記帳」などの画面は決して使わないようにして下さい。間違いが起きやすいので。 ◇11月25日、従業員に給料30万円を支給するとき、所得税1万円を天引きして、残額の29万円を現金で支払った。 〔借方〕給 与 300,000/〔貸方〕現 金 290,000 〔借方〕…………{空欄}…………/〔貸方〕預り金 10,000 ※この「預り金」は、「所得税預り金」でも良い。 この仕訳が、自動的に総勘定元帳へ転記されます。 ・「給 与」元帳の借方へ300,000と記入。相手勘定は「諸口」。 ・「現 金」元帳の貸方へ290,000と記入。相手勘定は「現金」。 ・「預り金」元帳の貸方へ10,000と記入。相手勘定は「現金」。 転記後の総勘定元帳を確認して下さい。 また、現金出納帳へも自動的に転記されます。 ・「支出」の欄へ290,000と記入。相手勘定は「給与」。 《注》しかし、このとき、「預り金」は現金出納帳へは転記されません。 そもそも現金出納帳とは、財布(金庫)の現金の増減を記録するとともに、現金の有り高を管理するのが目的の帳簿です。入金があったら記入し、出金があったら記入します。そして出納帳の残高と財布(金庫)の中の現金とが一致することを確認します。 ここの「預り金」は現金の増加に伴って発生する「預り金」ではないので、この「預り金」の増加を現金出納帳に記録するのは誤りです。この「預り金」は、給与の一部の支払いを保留するために生じる負債を表示する「預り金」に過ぎません。 【重要】ここで「現 金」元帳と現金出納帳は同じ機能を果たしていることに注意して下さい。そうです。会計ソフトでは、現金出納帳は必要ありません。「現金出納帳」は、コンピュータ会計時代の前の古い時代、つまり手書き簿記時代の「遺物」に過ぎないのです。 ◇12月10日、天引きした所得税1万円を現金で納税した。 〔借方〕預り金 10,000/〔貸方〕現 金 10,000 ※「預り金」で天引きした所得税を納税したときは「預り金」で支払いをします。「所得税預り金」で天引きした所得税を納税したときは「所得税預り金」で支払いをします。 この仕訳が、自動的に総勘定元帳へ転記されます。 ・「預り金」元帳の借方へ10,000と記入。相手勘定は「現金」。 ・「現 金」元帳の貸方へ10,000と記入。相手勘定は「預り金」。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということで、標題の御質問ですが、 >源泉所得税を支払った勘定科目は何ですか? 源泉所得税を支払う際の借方の勘定科目は「預り金」または「所得税預り金」です。
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- hata79
- ベストアンサー率51% (2555/4940)
給与支払時の仕訳 給与 999 / 現金 888 / 預り金 111 上記預り金は源泉所得税ですので、摘要欄に記載しておくか、預り金勘定内に補助科目「源泉所得税」を作成して管理するようにするとわかりやすいです。 上記の預り金を税務署に支払った時の仕訳 預り金 111 / 現金 111 税金の支払時には、法人税本税、消費税本税など、内容がわかるように記帳しておくと、法人税の申告書を作成する時に便利ですが、従業員から預かった源泉所得税は、法人が負担する税金ではないので税金とか租税公課の勘定科目を使用すると、なにがなんだかわからなくなる可能性があります。 税金に関しては仕分け時に注意を要しますが、こと源泉所得税についてはすべて「預り金」で処理するということになります。 なお、従業員から預かってるだけですので、利益を生んでるのではないので「収入」として記録してしまうと、その分所得が大きくなってしまいます。 「おいおい、こんなに売上はないぞ」という話になってしまうわけです。 従業員に給与を払ったさいの源泉所得税を収入にしてしまうこと自体がミスです。 間違えて収入にしてしまってるとしたらですが、それを税務署に納付した際の仕訳は 収入 111 / 現金 111 となります。 知ってる人が見ると「なんじゃ、この仕訳?」という仕訳です。 お客さんから受け取った現金111円がどこかに行ってしまったのかや?とか、色々考えてしまいます。 正解は「まえの仕訳がちがってた」ですが。 違いを正しくするわけですので、疑問符がつくような仕訳になってしまいます。 当初の仕訳を正しくすることができないならば、この仕訳をするしかないです。
補足
文面を見ると流暢で言葉に迷いが無く、非常に信憑性がある印象を持ちます。 要するに、従業員さんから源泉所得税を預かった場合は、現金出納帳に記載するのでは無く、別途項目を設けるということですね・・ 可也、専門的なので確認しますが・・
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
補足いただきありがとうございます。セーツーしている者から、以下箇条書きでお答えします。 甲)預かったときの科目は「預り金」です 乙)支払ったときの科目も「預り金」です 丙) 従業員か納める税金を事業者が預かって納めるだけですので、源泉所得税というように、名称に「税」がついているものの、法人の立場でみると税でなく「預り金」です。 丁)支払ったときは、預金から支払ったのであれば「預金出納帳」の支払金額の欄にその金額を記入します 戊)預金からでなく、現金から支払ったときは「現金出納帳」の支払金額の欄にその金額を記入します。 己)問題は、預かったときです。いったん給料を全額支払った後で従業員から現金で税金を預かる場合は、質問にお書きのように「現金出納帳」の収入金額の欄にその金額を記入します。 庚)しかし一般的には、上のような面倒な預りかたはせずに、給料を支払うときに天引きで預かるのが普通です。その場合は「収入」の欄に記入するのではありません。 辛)ではどういう記帳の仕方をするかというと、「仕訳帳」または「振替伝票」の 壬)借方(左側)に給料という科目 癸)貸方(右側)に「預り金」 という科目で その預かった金額を記入します。
補足
当社の場合、給与の支払いは現金で支給しています。その場は給与から天引きです。 そうすると、給料の支払いは「現金出納帳」に記載すると思うのですが、貴殿のいうのはそれであっても「振替伝票」に記入するってことですか?
- Saturn5
- ベストアンサー率45% (2270/4952)
私は勘定科目として「預かり金の支払い」と書いただけです。 (甲)についての質問もしていません。 どうして批判のような補足をされないといかないのかがわかりません。
補足
すみません。今、#1で謝罪いたしました。 全く貴殿のいうとおりです。
- hata79
- ベストアンサー率51% (2555/4940)
借方 預り金 999 / 貸方 現金 999 です。 給与から天引きして税務署に納めるのですが、天引きした時点では「本人に代わって税務署に払うお金を預かってる」ということなので預り金となり、納税した際には現金が減り預り金も減るというわけです。
補足
非常に解りやすいです。
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書」には甲とか支払い・収入という欄はありませんね。 納めた税額を貴方が他の帳簿に記入しているんでしょうね。その帳簿名を教えてください。
補足
甲というのは皆さんに解りやすいように私が表現したものです。 要するに源泉で法人が納めた場合の勘定科目です。それだけです。 精通されている方なら、特に難しい話ではなく大方の経理担当者ならご存知かと思いますが・・ これで解らなければ結構です。私は素人だから精通されている方にご相談しています。 素人の私にこれ以上の説明はできませんので・・
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
勘定科目としては、支払時も預り時も「預り金」には違いありません。 その(甲)とかいてある帳簿ってなんという名称のものですか。
補足
一般的によく使われる納付書であり、赤茶色のものです。 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(写し)/給・領収証書と記載があります。
- Saturn5
- ベストアンサー率45% (2270/4952)
従業員ならば租税公課ですが、会社側は 預かり金の支払いでいいと思います。
お礼
すみません。#3の方と間違って貴殿に入力されているみたいです。 これ恐らくシステムがおかしいと思います。#1さんと#3の場所じゃ全く違いますから・・ 本当に申し訳ございませんでした。
補足
甲というのは皆さんに解りやすいように私が表現したものです。 要するに源泉で法人が納めた場合の勘定科目です。それだけです。 精通されている方なら、特に難しい話ではなく大方の経理担当者ならご存知かと思いますが・・ これで解らなければ結構です。私は素人だから精通されている方にご相談しています。 素人の私にこれ以上の説明はできませんので・・
補足
そうですか?振替伝票を利用して現金出納帳は使ったら駄目なんですか・・? 現金出納帳で収入と支払い記載すれば、全収入に反映されないので何ら問題は無いと思っていましたが・・(1) だから振替伝票でも、現金出納帳でもどちらでもいいと思っていました。 振替伝票しか駄目なんだ!っと言われれば反論の余地はないです。 けど、邪道かもしれませんが(1)の主張も理屈は間違ってないですよね・・