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直流ブリッジについて
直流ブリッジによる抵抗測定の特徴やメリットを教えてください。 よろしくお願いいたします。
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- bogen555
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位相差測定やオシロスコープ、シンクロスコープについては理解できたのでしょうか? 直流ブリッジによる抵抗測定の特徴やメリットは、製品情報を見るとわかります。 1.精密級ホイートストンブリッジ 0.10000Ω~111.110MΩ(有効桁数5桁)までを精密に測定 補助器具は一切不要 読み取りが正確でかつ迅速なインライン方式を採用 接触抵抗が少なく、しかも経時変化が極めて少ない安定なスイッチを採用 簡単操作 http://www.yokogawa.com/jp-ymi/gmi/dc/gmi-2768-001-jp.htm 2.リファレンス・マルチメーター 8.5桁マルチメーターで、高確度の測定 抵抗測定を抜き出すと; 2Ω ~ 20G(ギガ)Ω、分解能最大10n(ナノ)Ω 熱電効果による誤差を除去するために測定電流は反転 http://jp.flukecal.com/products/electrical-calibration/bench-multimeters/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-8508a?quicktabs_product_details=1 2つを比べると、直流ブリッジによる抵抗測定には全くメリットがありません。 1.一々ダイアルで倹流計を見ながら、抵抗値を合わせる必要があり面倒である。 2.5桁と8.5桁では分解能が比較にならない。 3.最大分解能が10nΩと10μΩでこれも比較にならない。 4.測定範囲も~20GΩと~111.11MΩで狭すぎる。 5.熱電効果による誤差を除去する機能がない。 他にも短所は色々ありますが、直流ブリッジは動作原理が簡単なため、学生用の教科書に載せるにはちょうど良いのが、メリットと言えばメリットです。 とゆうことで、実用面でのメリットは全くなく、学校以外で直流ブリッジを見かけることは先ずありません。