減量では忘れてはならない原則があります。
「体重計はウソをつかない」
あなたは効果のあることを何もしていない。体重計の値が変わらないのは何よりの証拠ということです。何もしていないのだから、ショックを受けたり挫けるところまで、まだ行っていない。それだけですよ。
まず食事。
お昼に、肉や魚、野菜、炭水化物をお腹いっぱい食べてたんじゃ、いくら朝と夜抜いても意味はありません。私の知り合いにも「一日一食しか食べてない」と言い張っているけど、見かけるたびにぶくぶく太っていっている人がいます。食事の回数は関係がないです。一日一食でも、食べ過ぎてしまえば痩せません。食事なんてその気になれば一食1,500kcalでも2,000kcalでも平らげられてしまいます。そんな食事の仕方をするよりむしろ、食事の回数を複数回にして、一回ずつの食事の量を少なくした方がいいですよ。
でも多分、あなたが一日一食にしたのは、腹いっぱい食べないと気が済まないからなんでしょうね。一日一食でいいから「そうしたい」という思いがあるから、一日一食にしたのだと思います。
そういう思いがあるかぎり、なかなか痩せないんですよ。お腹が空いた感覚を一日中引きづりながら生活していく、くらいでないとなかなか痩せないんです。少ない食事量に慣れるまではなかなか辛いものです。でもそのうち空腹感とは仲良くなれば、何でもなくなりますよ。
食べ終わっても、「もうちょっと食べたいな」、「全然お腹いっぱいになっていないな」とちょっと"不満を残しているところ"で止めるのがコツなんですよ。お腹いっぱいになるまで食べたんじゃ痩せっこないです。たとえそれが一日一度であっても。
具体的にアドバイスすると、ぜひともキッチンスケールを購入してください。そしてキッチンスケールであなたが食べるものを100gになるように調整してください。ご飯でも野菜でも肉でも。食べたいだけ食べるのではなく100gだけ食べる。100g食べちゃったら、もうそれ以上は食べない。そう心に決める。
そのくらいやらないと食事は制限できません。ちゃんと計量して食べることを継続すれば、必ず効果は出てきます。
次に運動。
質問文に出てくる運動内容で、今回の減量のために追加したのはどの部分ですか。もしかして「家で暇な時にバランスボールor腰回し運動」ってところ?暇な時って頻度はどのくらい?時間は何時間?
お風呂でマッサージなんかいくらやっても減量にはなりませんよ。だからこれは無視。
残りは「以前の生活でもしていた。何にも変えていない」というんじゃ、痩せる要素は全くない。そういったことを以前からしていても太っていたんだから。痩せたいなら活動量を"さらに増やす"必要があるのに、それをやっていないなら評価できないですよね。
人間の身体で最も強くて大きな筋肉が、背中と足にあります。これらはあなたの自重を支えて重力に抵抗するために発達したものです。その大きな筋肉を使ってやることが一番力を発揮する=一番エネルギーを使う=消費カロリーを稼げる、ということなのです。それがウォーキングだったりジョギングだったりします。部屋で暇な時にちょっと身体を動かすくらいでは大して活動量は増えません。
私のお勧めは歩数計をつけて活動量を管理すること。まず歩数計をつけてみて、普通の生活での歩数を計ってみてください。同じような生活をしていれば、歩数も±1,000歩くらいの誤差に収まります。次にその歩数に5,000を加えたものを目標に活動してみてください。プラス5,000の目標値をクリアするためにウォーキングしてもいいし、仕事の合間にせっせと動き回ってもよい。通勤を往復とも徒歩にしてもいい。3.5kmならちょうど5,000歩前後だと思いますからね。
>>他にやったほうがダイエットに良い事があれば教えて下さい!!
ほとんど何もしていないのだから、改善点は山のようにありますよね。
むしろ、痩せられそうな要素は全部採り入れて試してきて、これ以上生活の変えようがなくなったのに、もうほとんど痩せなくなった私からすれば羨ましいですよ。
頑張ってください。