- 締切済み
地球に詳しい方
なぜ北極と南極はあんなに寒いのですか?
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
みんなの回答
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
既に答えが出ていますが、天文学のカテゴリーなので追記します。 太陽に最も近い惑星の水星は、地球に対する月と同じで、常に太陽に向けて同じ面が向いています。 従って太陽側の温度は摂氏数百度、裏側の温度は絶対温度ゼロである-270℃近くの状態にあります。 大気が極端に薄い月では日が当たれば100℃を越え、日が翳れば-百度近くまで温度が下がります。 SFで小惑星の中で移動する場合に、太陽が当たる当らないが死に直結すると言う話がよくありますが、大気が無ければ紫外線も含めて太陽光は凶器となります。 本来の太陽光増減の影響を緩和するのは、主に大気自体とその水分ですが、水分の少ない砂漠では夜は極端に寒くなるので、赤道近くの砂漠では毛布が必需品です。
- Wr5
- ベストアンサー率53% (2173/4061)
>日本も夜になれば垂直どころか反対になりますが >氷点下ほど寒くならないのはなんでですか? 昼間に暖まった大地や大気があるから…でしょう。 対流やらで撹拌されていますし。 http://q.hatena.ne.jp/1094797381 とか。 ちなみに、大気のない(あるいは極端に薄い)宇宙では日の当たるところと影になる部分での温度差が極端になります。 # 即座に…というワケではないようですが。 http://www.jaxa.jp/countdown/f13/special/moon_j.html 人工衛星なんかでも日の当たる部分と当たらない部分でも温度差が出来るハズです。 http://blog.goo.ne.jp/satori-lab/e/fc8a9a674bf6887d48f38dff548680c0 http://www.saeilo-telecom.co.jp/contents/technology/satelliteQA/satelliteQA1.html http://iss.jaxa.jp/kids/space/401.html
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
太陽が上から暖かい太陽光線を注ぐことが無いからです。 一年中で最も明るい時でも、東京で言うと日の出直後ぐらいの低い位置に太陽がくるだけですから暖かくなりません。
- iapetus
- ベストアンサー率60% (248/413)
すいません。長いです。 確かに、北極と南極は、総じて「寒い」といって間違いないです。 これは、皆さんが仰っているように、高緯度(北極とか南極とか)の地域では、光が低い角度以下でしか太陽の光や熱線(赤外線)が当らないため、加熱効率が低く、相対的に逃げる熱量が大きいため、寒くなります。 しかし、北極と南極の平均気温は、北極の方が20℃ほど低いのが通例ですし、地球上の最低気温の記録は、南極のボストーク基地で記録された89.2℃です。 No.2さんの、 >北極はそれほど寒くありません。 >むしろシベリアの奥地の方が寒いでしょう。 というのは、するどいご指摘です。 これは、北極が「北極海」と言うだけに海そのものであるために寒くなりきらず、南極は「南極大陸」というだけに土や岩石から成る陸地だからです。 物質には、それがどれだけの熱量を貯め込めるか、或いは、どれだけ熱し難く冷め難いかという「比熱」と呼ばれる性質があり、物質の種類によりかなりその数値が異なります。 比熱が大きい物質は、同じ体積当たりにより多くの熱量を貯め込めますが、温まり難く、冷えるときは熱をゆっくりと放出するため冷え難い性質があります。 一方、比熱が小さい物質は、貯め込める熱量が小さい代わりに、簡単に温まり、冷えるときもすぐに冷えてしまう性質があります。 海水を含め、水は比熱が大きい物質です。 これに対し、土や岩石、鉄などは(含有する水分や成分により)一概には言えませんが、水に対する土の比熱が概ね1/4程度です。 鉄の棒を火で炙ると、あっという間に触れない温度にまで加熱されますが、加熱をやめれば5分程で触れる程度にまで冷めるのは、比熱が低いからです。 これに対し、水は沸騰するまで数分かかり、蒸発して気化熱を奪われないよう蓋をしておくと、なかなか温度が下がらないのは、比熱が高いからです。 > 日本も夜になれば垂直どころか反対になりますが > 氷点下ほど寒くならないのはなんでですか? 日本が比熱の大きい海に囲まれていることと、空気も保温に関与していること、それから地球が24時間程で自転しているからです。 実は仰るような現象は、大気が殆ど無い月面などでは起こっています。 太陽光線がほぼ垂直に当る月の赤道付近では、日向は100℃以上、日陰は-100℃以下、夜ともなると、-170℃にもなります。 これは、月面には大気も水も程んど存在しないために、熱が入り放題、逃げ放題になってしまうからです。 また、地球でも例外的に、巨大な砂漠などでは、極端な乾燥により砂や空気の比熱が下がるため、夜は氷点下になる場所があります。 しかし、地上が冷え切る前に地球が自転して太陽が再びその場所を温め始めることで、場所によりますが、日本の平地では極端な低温にはなりません。 また、海には「海流」が、また大気には「風」という循環する流れがあるため、地球全体の温度を、海と空気が均質化しようとする効果が働いていることも、地上全体の温度差を小さくしています。
電球の光が壁に当たるようにして、電球と壁間に、1枚の板をかざして、いろんな向きに傾けてみたらわかると思います。 電球が太陽、板が地表だと思ってください。 板の面を電球に向けると壁に映る板の影が最大面積になります。 板を傾けるとだんだん影の面積が減っていき、板を電球に対して真横に向けると、影の面積が最小になります。 つまり、影が大きいほどたくさんの光が板に当たっているということです。影が小さくなるほど、板に当たる光が少なく後ろの壁のほうへ通り抜けているということなので、板は温まりません。北極や南極は板を横に向けた状態がずっと続くので寒いのです。 赤道直下の地域は、夜は光が当たりませんが、昼間、十分に地面や海水が温められているので、夜になっても温かさを保ったままなのです。 もし、地球の1日が24時間よりも大幅に長かったら大変です。 赤道直下では、昼間は数百度まで温められて、夜は極寒の寒さまで冷えてしまうかもしれません。 地球が程よい速度で自転しているおかげで生物が住めるのです。
- fxq11011
- ベストアンサー率11% (379/3170)
原則ですが (1)地球が球形のため太陽が高く上がらない、斜めに照らす=照らす面積が大きくなる=同じ面積あたりの明るさが落ちる=受ける熱量も落ちる、その他斜めに大気をと横切るるため損失増大もある。 (2)夜 日が当らない時は放射冷却で温度が下がる、条件としては、赤道も極地も同じ。 冷却は同じ条件だが、熱を受けるのは極地の方が少ない、冷える一方かも・・・・。 ほかに、海水と陸地の熱容量、海流、気流の条件が複雑に絡み合った結果。 >はあんなに寒いのですか 「あんなに寒い」に対する答えは地球と太陽の距離で決まります、より離れていればもっと寒くなります、より近ければより暖かくなります。 「あんなに寒い」ではなく、なぜ極地と赤道で「あんなに気温に差がある」です。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
あと南極は海流のせいもある.
- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
北極はそれほど寒くありません。 むしろシベリアの奥地の方が寒いでしょう。 基本は、赤道から遠いから というか、太陽光が地面に垂直にあたらないような地域だから。 そして、人がいないので熱源が殆ど無く、自然の環境だから。
- neo-pp
- ベストアンサー率25% (173/666)
お礼
ありがとうございます 勉強しに見てみます。
お礼
解答ありがとうございます ひとつ疑問点がでてきたのですが 垂直に太陽があたらないとありますが 日本も夜になれば垂直どころか反対になりますが 氷点下ほど寒くならないのはなんでですか? 不思議です。お馬鹿ですみません