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ベルリンの壁と西ベルリンの危険性
- 西ベルリンはかつてベルリンの壁に囲まれ、東西ドイツの間を通る必要がありました。
- 飛行機での行き来でもソ連軍による撃墜の危険性はほとんどありませんでした。
- 西ベルリンは物資の輸送が絶たれたり核ミサイルによる攻撃を受ける危険性は他の主要都市と同程度でした。
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参考URLは私の好きな世界飛び地領土研究会の西ベルリンのページです
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- titelist1
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壁があったころにベルリンに行ったことがありました。ベルリンは西ドイツ国ではなく連合国占領地だったのです。ベルリン封鎖の時には飛行機で物資が運ばれたそうです。連合国占領地への物資輸送機を東ドイツが撃墜する権利はありません。ベルリンは危険なようでも安全な都市だったのです。
お礼
ホーネッカーのときですか? 西ベルリンはとても特殊な都市だったのですね。 日本にも戦後連合国による分割案があったようですからもし日本だったらどうなっていただろうと想像を掻き立てられます。 回答有難うございました。
- 918BG
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No.1の回答者さんが、とても内容の充実した良いサイトをご紹介されているので、あとWikipediaの「ベルリン封鎖」の項目をお読みになれば、ほぼお尋ねの内容はわかると思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%B0%81%E9%8E%96 >陸路にしても空路にしても東ドイツの領土や領空を通らなければならなかったはずです。 おっしゃる通りです。この点に付いて、Wikiでは「事前に米ソの間で三本の空路だけは認めるという協定があった」と書かれていますね。しかし道路と鉄道を封鎖したうえ電力の送電まで遮断したソビエトですから、空路についても本当は実力で封鎖したかっただろうと容易に想像できます。現実にはそれができなかったのではないでしょうか。 陸上の施設である道路と鉄道は、バリケードを築いて検問所を設置すれば通行を遮断できます。また、東ドイツを経由して送電されてくる電力も遮断が可能です。しかし、空を飛んでくる飛行機に対して有効なバリケードや検問所なんてできるわけがありませんね。どうしても実力で飛行機の運航を阻止しようとすれば、最後は撃墜するしか手が無いという事になってしまいます。さすがのソビエトもそこまではできなかったということだと思います。もしやったら、再び戦争になってしまうでしょうから。 >東ドイツ上空を通過する際にソ連軍に撃墜される危険性というのは皆無だったのでしょうか? 皆無ではなかったという事がWikipediaに書かれています。もっとも、戦闘機で直接撃墜などすれば誰が見たってソビエトの方が悪者になってしまい、国際世論を敵に回す事になってしまいますから、威嚇や警告射撃など、違法行為すれすれの妨害を執拗に行ったようです。 >ソ連から核ミサイルを撃ち込まれるような危険性はなかったのでしょうか? これはあり得ないでしょう。そもそも西ベルリンのすぐ外側は周囲がいわゆる東ドイツ領でしたから、ちょっとでも着弾地点が逸れたらどうなるか。仮に正確に西ベルリン中心部に落下させても、放射性廃棄物が流れますよね。風向きがどちらであっても味方の側に流れて来ることになるのですから、こんな場所に核ミサイルは撃てません。 ソビエトの核ミサイルについての危険性で言えば、西ベルリンよりもワシントンの方が比較にならないくらい高かった筈です。
お礼
米国の空輸作戦は凄まじい物だったんですね。 それとソ連自身が協定に加わっていたのが一定の歯止めにつながったと理解しました。 ありがとうございました。
お礼
サイトの紹介ありがとうございました。 とても興味深く拝読いたしました。 地下鉄の停車駅とか西ベルリンの飛び地とか面白いといっては不謹慎なのかもしれませんがいっそう興味がわきました。