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アダムとイブは日本史に出てくる？

2014/11/04 00:03

(キリストの)聖書には、アダムとイブは出てきますが、日本史に出てくるのでしょうか？世界史にちょっと出てきましたが… わかる方、教えてください

nasonic
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歴史
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-ruin-
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2014/11/04 11:45 回答No.6

#1です。エヴァの考察でしたか。ということは人類の起源が問題ということですね。一応イザナギとイザナミを初めの人間と考える見方もありますが、日本では人類の起源はあいまいで、日本書紀などでも突然登場します。人間というものが出てくるのはイザナミが「お前の国の人間を1日1000人殺す」イザナギが「それならば私は、1日1500の産屋を建てよう」というこのあたりが初めです。なお、イザナギとイザナミはギリシャ神話ではオルペウスとエウリュディケと対比していると考えられます。日本神話そのものを人類の創生ととらえることもできるかもしれませんが、日本神話における初めの神は造化三神とよばれる神々（神産巣日神・高御産巣日神・天之御中主神）で、次に国と海の神（宇摩志阿斯訶備比古遅神・天之常立神）があらわれ、これらを総称して別天津神と呼びますがいずれも男女の別がないとされているのでアダムとイヴの話とはやり異なります。いずれも天地開闢の際に突然あらわれたとされています。（古事記冒頭部）ギリシャ神話や東南アジア諸国の神話との類似点は多々ありますが、日本神話においては明確に人類の誕生の記述はありません。アルフレッド・ウェゲナーの大陸移動説より日本ももとは超大陸パンゲアの一部だったと考えればそもそも日本と世界を分ける必要はないようにも思えますが…… そういった意味で日本人も元をたどれば聖書のアダムとイヴにたどり着くともいえます。

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chiha2525
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2014/11/04 21:56 回答No.7

エヴァってえらい昔だよな・・そいえば最近また映画になったんだっけ。これって数十年前に生まれたやつの頭の中の妄想です。キリスト教のアダムとイブは、歴史的には長く語り継がれていますが、歴史としては出てきません。シンデレラの物語も長く語り継がれていますが歴史に出てこないのと同じです。当然アダムもイヴも日本史には出てきません。他の方の回答にもありますが、比較神話学などの学問で研究されています。学問的には非常にマイナーな部類でやってる人もそう多くはないと思います。比較言語学（かな？まぁ言語学）が上手くいったので、誰かが思いつきで始めたって感じのやつです。話のネタとしては面白いです。イザナミ・イザナギの日本列島創生神話がノアの洪水伝説と同じって見なされます、視点としては新しい？最近ではＤＮＡ研究の関係で、ミトコンドリア・イヴやＹ染色体アダムというのがあります。アダムやイヴという名前は聖書からとられたものですが、聖書のアダムやイブとは（当然）関係ありません。

質問者

補足 2014/11/04 22:27

エヴァは1995～96年にヒットしたもので、最近はエヴァQが映画化しました。なんか、社会現象になり、私は95～96年のヒットした時代のエヴァは知らないで第２次ブームの世代です。エヴァを自分なりに調べあげ、意味や成り立ちなどの由来を全て書いているくらい、大好きです。世界史ではちょっと触れる程度だったし、詳しく知りたくなってしまったのが、調べるきっかけでした。貴重な回答ありがとうございます。エヴァは次回、映画公開したら劇場版の方は完結ですね…なんか寂しいです。

kusirosi
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2014/11/04 09:01 回答No.5

ん　アダムとエバ（イブ）は神様が創造され霊を吹き込まれたので全人類は物質としては神様の創造物と、その子孫で霊的には、神の子供なのです。聖書に記された世界史では。　記紀（日本神話）では天孫降臨と言われるように日本人他全人類は、高天原の八百万の神々の文字通りの子孫です。（だから神様である天照大神と人間である神武天皇が系図で、つながる）。神話も、何らかの史実を反映したファンタジーと考えると、アダムとエバ（イブ）も、名前を変えて登場してるかも( ^^) _旦~~ ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ

ultraCS
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2014/11/04 03:19 回答No.4

神話類型学や比較神話学という学問分野があります。神話というのは普遍的なテーマに分類できるという考え方で、知られているものとしては・アンドロメダ型神話英雄が怪物を倒すことによって女性を救うというもの、日本神話だとスサノオ神話、ドラゴンスレイヤー型も含めればジークフリートや聖ゲオルクなども同系・冥界訪問型イザナギがイザナミを求めて黄泉に行く話と、ギリシア神話のオルペウスと妻エウリュディケーの話・ハイヌウェレ型神話食物起源神話、日本神話だとオオゲツヒメなどぱっと思いつくのは上記だけどイザナギイザナミとアダムとイブはひとつの類型だと思います。日本神話も細かくみていくと類型的エピソードが多いことが分かっています。なお、戦前はともかく、現代では神話と歴史は区別されていますから日本では歴史の教科書には記載されないでしょう。アメリカのバイブルベルトあたりはわかりませんが

質問者

お礼 2014/11/04 08:26

ギリシア神話やキリスト教の旧約聖書・新約聖書の内容(エヴァにこれらは出てくるので)の一部は知っていましたが、イザナギイザナミやその他のものは知りませんでした。貴重な回答ありがとうございます。イザナギイザナミ等、調べてみたいと思いました。

eroero4649
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2014/11/04 01:31 回答No.3

イザナギとイザナミっていうカップルが「古事記」にご登場しますよ。お二人は矛で海を混ぜ混ぜして日本列島を作りました。その後二人はその日本列島に住むことにしたのですが、イザナギ君が「君の体って、どうなってるの？」と聞きました。イザナミちゃんは「私の体には一ヵ所足りないところがあるの」といったところ、イザナギ君が「僕の体には一ヵ所出っ張ってるところがあるから、僕の出っ張ってるところを君の足りないところに突っ込んだらどうかな？」といって日本史上記録に残る最初のセックスが行われました。この後二人は子作り（生まれてきたのは神様たちです）に励むわけですが、イザナミちゃんが火の神様を産んだとき、なにせ火の神様ですからかなり熱かったらしく、膣をヤケドしてそれが原因でお亡くなりになってしまいました。イザナミちゃんは黄泉の国（死後の世界）へ行きますが、愛する奥さんが死んだイザナギ君は悲しくて悲しくて、「どうしても僕の元に戻ってきて欲しい」と黄泉の国（真っ暗）で泣き落とします。イザナミちゃんは「私は黄泉の国の食べ物を食べてしまったから元の世界に戻れないけれど、あなたがそんなに悲しんでくれるなら戻ります。でも、黄泉の国から出るまで決して私の姿は見ないでください」というのでイザナギ君はイザナミちゃんの手を引いて黄泉の国から出ようとしますが、あともうちょっとのところで我慢できずに（←お約束）振り向いてしまいます。するとあの愛しかったイザナミちゃんは髑髏の毒々しい姿。思わずビビッたイザナギ君に対してイザナミちゃんは怒り狂って「み～た～な～」・・・はい、これとよく似た話がまずギリシャ神話にあります。オルフェウスが妻が死んで悲しくて悲しくて冥府（死後の国）に行って連れ帰ろうとしたけれど、あと一歩で振り返ってしまい、ってのがまったく同じ。また旧約聖書には神がソドムとゴモラを滅ぼすときにロトに対しては「お前は真面目なやつだから逃げていいよ」といったのですが、「その代り後ろを振り返るなよ」と命じました。そのロトの奥さんは思わず振り返ってしまったため塩の柱になってしまった、という話があります。西洋にドラゴンの伝説があり、東洋に龍の伝説があるように、神話ってのは似たような話がかぶるのはよくあります。世界各地の伝説に「ものすごい洪水伝説」ってのが残っているそうで、それはかつて地球に何か大規模な洪水があってそれが世界中に伝説として語り継がれているのではないか、なんて説もありますね。他にはギリシャ神話のヘラクレスの伝説と、日本神話のヤマトタケルの伝説はそのストーリー展開がよく似ているという指摘もあります。ただ、英雄伝説というのは万国共通のストーリー展開だそうで、それは「超人的な活躍と悲劇的な死」なんだそうです。ヘラクレスも奥さんが騙されて毒が回って死にましたし、ヤマトタケルは「たいした敵じゃないから草薙の剣はいらねえな」というお約束の死亡フラグをしっかり立てた後に寂しく死んじゃうという哀しい死に方です。イギリスの伝説、アーサー王は親友だったランスロットに奥さんを寝取られるなんて悲劇まで加算されています（そのため元親友のランスロットと戦うことになり死ぬ）。

質問者