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ピンクシェルについての質問
- ピンクシェルの希少価値について
- ピンクシェルの正式な名前
- ピンクシェルの産地について
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質問者が選んだベストアンサー
ご質問について調べてみました。 昔、テネシーに住んでいた者です。 テネシーはご存じのように海に面していない州です。 つまり、テネシーが産地というのは、テネシーで取れる淡水貝か、その南の州で取れた貝をテネシーで加工しているかのどちらかになります。 どうやら、下の出どころ(URL1)では、ピンクシェルと称した貝が大西洋およびガルフ湾で収穫され、テネシーでトレードされている旨が書かれています。 但しこれは、ピンク色のコンク貝で海水貝になります。 ご要望の貝は恐らく、淡水の貝ですね。 となると、Pink Tennessee river shellなるものになると思いますが、これは正式名称ではありません。 この貝は、Freshwater Musselに属しますので、淡水ムール貝になります。 URL2には淡水ムール貝の種類が色々載っていますが、内側がピンク色をした貝もあります。 また、この貝で真珠(淡水パール)を作ることもできるようです。さらに、食用としても・・・ 生息域ですが、アメリカ南部のようです。つまり、テネシーをはじめ、ミズーリ、アーカンソー、ルイジアナ、ミシシッピの主要河川で採れると思われます。つまり、ミシシッピ河川ですね。テネシーが有名なのは、ミシシッピ川ががっつり通っていることと、渓流側でもなく、湾側でもない丁度良いところだからではないでしょうか。 市場価値の件ですが、ピンクシェルという名でコンク貝も出回っているようですので、ひとえに、Freshwater Mussel (Pink Tennessee river shell)となると謎な部分がありますね。しかし、現地ではザクザク取れるのでしょうが、さほど輸出していないのでは?と考えると日本で入手するのは非常に希少なのかもしれません。 URL1、テネシーのピンクシェル(コンク) http://www.tn4me.org/article.cfm/a_id/296/minor_id/88/major_id/28/era_id/1 URL2、淡水ムール貝について http://molluskconservation.org/Library/Maps/pdfs/Missouri-freshwater.pdf
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- suiran2
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「ピンクシェル」は,特定の貝を示す言葉ではありません。「ピンク色をした貝殻」といった意味です。ピンク色をした真珠を作る貝が多いようです。コンク貝もコンク真珠がとれますが,様々な貝が真珠を作ります。 面白いところでは,ピンクシェルのつけ爪は,さくら貝から作られるものもあるようです。また,高価なものでは宝貝のナンゴクタカラから作られるものもあるようです。ナンゴクダカラは,深いオレンジ系のピンクでして大変綺麗なものです。 貝殻自体が極めて高価なものが多いです。私も綺麗な貝殻が好きでして,大きなコンク貝は持っていますが,ナンゴクタカラとリュウグウオキナエビスが欲しいと思っていましたが,一個の貝標本の価格がまともなダイヤが買えそうな価格であきらめました。 ピンクシェルの産地とは,加工産地のことで,そこでピンクの貝殻がとれるわけではありません。
補足
ピンクシェルの採れる場所が明確には分からなかったので質問をさせていただきました。 加工をしている場所はアメリカのテネシーで、調べましたらタヒチ島、インドネシア、ソロモンアイランドでも採れるようです。 色合い的に、マニキュアのような光沢のあるピンク色が魅力的な貝だと思います。
お礼
テネシー州に住んでいらっしゃった方が、ピンクシェルのことを御親切に説明をしていただきまして、本当に嬉しく感謝しています。ありがとうございます!! とても参考になります。やさしいピンク色の貝でとても魅力的な貝ですが、日本で採れることはないですので、詳しいことがまったく分からなかったですが、お調べしていただきまして、とっても嬉しかったです。