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アメリカの薬会社の医者へ過剰接待経費の問題点
アメリカで今問題になっているのが、Drug Companyの薬を売るために行われる 医者への過剰な接待&交際経費が今問題にあげられていますが、 これに関して、いったい誰がなぜ怒っていて、 誰が、どのような形で、都合の悪い状況になるのですが? Who oppose to this? and Why? 各会社の薬に大差があり、医者への接待の度により、医者から患者への処方が変わるので、患者に影響するのですか? 政府や経済に影響する事はありますか? エッセイを書くために、何がどのように問題になっているのか、教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。
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- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
ある一例です。すべてがこれで説明がつくわけではないでしょうけどね。 デパスって薬があります。睡眠薬です。内科のお医者さんなんかに「眠れないのでデパスを処方してください」と頼むと割と簡単に処方してくれますが、良識ある精神科医(睡眠障害の本来の専門科)にいうと、「もっといい薬がありますから、そっちがいいですよ」といわれます。 こう書くと精神科医がヤバい薬を勧めそうな気がしますが実は逆で、実際に精神科医から聞いた話なのですが、デパスという薬は依存性が非常に高いのだそうです。依存性が高いというのは「飲まないと眠れなくなる」ということです。 そして、このデパスってのはどうも製薬会社にとっては利ザヤが高い、つまり儲かる薬みたいです。 製薬会社にとって、利ザヤが高くて依存性が高い薬ってどうでしょうか。そう、使う患者が増えれば増えるほどウッハウハです。なにしろ依存症になってくれれば死ぬまで顧客になってくれる。さらに儲け率が高いんだからこんなオイシイ商売もありません。 製薬会社ってのはつまるところ企業ですから、つまり最終的な目的は利潤です。企業である以上儲からないと意味がない。そうしないと潰れますからね。だからそれはしょうがないんだけど、しかし依存性の高い薬を売りつけて儲けるってのはそりゃ倫理的に問題はありますわね。とはいえ、そんな「打ち出の小槌」をわざわざ手放すようなやつは出世できんわけですよ。 そして製薬会社がそういう薬をたくさん使ってもらうための単純な手段は、お医者さんを接待することです。「先生、ウチのこの薬をぜひ使ってください」とやるわけです。 お医者さんとて人の子ですから、良識ある人はそういうリスクとリターンを考えて「いくら効いたとしても薬を飲まないと眠れなくなるようなら本末転倒」となりますが、考えてみるとお医者さんとしても(目に見えない)依存症の患者さんが出るということは、ずっとその人が患者としてクリニックに来てくれるということも意味します。経営の安定化に繋がるというわけですな。かくして、これを最近流行りの胡散臭い言葉で表現するなら「Win-Winの関係」となるわけです。 それは製薬会社と医者にとってはイイハナシなわけですが、自覚もないうちに依存症にされる患者にとってはどうなんだって話です。 精神科系のお薬は割とそういう話が多いみたいですよ。ほら、メンヘラちゃんが山盛りの薬を自慢げに見せるじゃないですか。あんなの、もう医者も治してあげようという気持ちはまったくなくてその患者は金ヅルにしか思っておらず、「本人が望むとおりに薬をあげよう。だって、本人がそれを望んでいるのだから」となっているのでしょうね。またそういう患者はもし良識ある医者が「こんなに薬は要らない」と言い出したら、「あの先生は私の思い通りにしてくれない」と他のクリニックに行ってしまうでしょうしね。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
接待の費用は薬の値段を吊り上げ、患者は不要な出費を迫られ、不当に儲けた金で製薬会社は政治家に賄賂を払って自分たちに都合のいい薬事法の改正をする、といったことでしょうかね。