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薬剤師過剰問題について

薬剤師過剰問題について。将来のことで悩んでいます。 私は現在免許は使わずに製薬会社でMRをしています。現在は調剤薬局は場所や条件を選ばなければ引く手あまたです。 しかし現在私達薬剤師が耳をふさぎ込みたくなるような現状がたくさん耳に入ってきます。私は企業→調剤&ドラッグなら簡単に転職できるが調剤→企業は厳しく友人や先輩の間でも新卒でいきなり免許使うのはもったいないというアドバイスで製薬に就職しました。しかし今後は薬剤師過剰でどうなるか見通しがわかりません。 正直にいうと製薬を選んだ理由はお給料です。製薬企業でこのまま順当にいくと将来的に調剤薬局の倍以上のお給料を頂けると思います。 しかし正直MRは仕事がきついです。医師の先生方の接待で帰りもおそくこのままずっと続けていけるか不安が残ります。 今のうちに調剤薬局に転職しようとも考えたんですが調剤薬局ではすぐにお給料が頭打ちになり都内だと勤続40年でも500~600万円位が相場だと聞きます。私は男なので将来結婚して家庭を持った時のことを考えると調剤のお給料では大変失礼ですが不安です。できればこのままMRを頑張って続けていきたいのですがいざというときに過剰で調剤やドラッグにに転職できなるのではないかと心配です。 調剤薬局で働く薬剤師さんは不安とかあったりしますか!?また免許を使っていない薬剤師の方は過剰問題にむけて転職とか考えたことありますか!?過剰問題についての不安や意見でも構いませんのでご意見お願いいたします

みんなの回答

  • sionn123
  • ベストアンサー率53% (1910/3592)
回答No.1

 himatasoさん こんばんは  薬局を経営している薬剤師です。  himatasoさんは「登録販売者」制度をご存じでしょうか???来年の4月から開始される制度で、簡単に言うとスイッチOTC以外のOTC品は、「登録販売者」と言う資格で販売が可能になると言う事です。それと詳しくはまだ法律が整備されてない様ですけど、法律に則った店舗を整える事で薬剤師が居なくても「登録販売者」がいる事でスイッチOTC以外のOTC品は販売出来る様になります。したがって多くのコンビニで店舗を法律に合わせた改造をする事でお薬を販売するコンビニが登場すると言われています。ただでさえ大手のドラグストアーの安売り攻勢に負けて売り上げが上がらない私たち街場の薬局では、強敵が増えると考えています。  そう言う「登録販売者」制度がスタートしたら、ドラッグストアーでは薬剤師の求人数は極端に減ると考えています。それは薬剤師手当と言う高給を払わなくても、今まで同様にOTC品を売る事が可能な「登録販売者」と言う資格がスタートするからです。そう言う「登録販売者」を雇えば、低賃金で商売を続けられるのですから・・・・。  政府はどんなに良い事を言っても、今は不景気な時代なんです。バブルの頃はどんな業種でも働けば働いたなりに給料に反映されていました。したがってその時代はどんなに疲れていてもドリンクを飲みながらでも徹夜に近い位の勢いで働いていた方も結構いました。そう言う時代は、結構高価なドリンクも飛ぶ様に売れていました。しかし現在は不景気な時代で働けど働けど給料は伸びない時代です。ですからバブル期みたいにドリンクが飛ぶ様に売れるなんて事は一切ありません。年末年始の忘年会・新年会の時期ですら、ソルマック・ウコンドリンク等の二日酔い防止用のドリンク類ですら年々売り上げは下がっています。そう言う時代ですから、経営者としては経費削減(人件費カット)を考えますよね。そう言う時期と「登録販売者」制度がスタートする時期が相まって、どこのドラックストアーや薬局でも人を雇うなら薬剤師でなくて「登録販売者」を雇うと言う方向に向かうと思います。したがって薬剤師の求人は減るでしょうね。  調剤薬局についても同様な事が言えると思います。ほんの10年や15年前私が薬局に勤めて修行していた時代と今と比べても薬価差益は減っています。また色々な法律改正が有り、厚労省は薬剤師の職能を認めた方向に法律改正をしたと言っていますが、煎剤・浸剤等の調剤加算の査定が出来るようになったと言われても、漢方薬の処方箋を出すドクターがいてもツムラやクラシエ等のエキス剤であって煎剤・浸剤を出すドクターはほとんど居ないのが現状です。もちろん「退院時共同指導料」と言う薬剤師の職能を使う調剤加算が取れる様になりまりましたけど、そう言う患者さんがどれだけ薬局に回ってくるか疑問です。(私は病院内で患者指導をして終わりで、薬局まで回って来る事はほとんどないと考えています。)したがってていのいい薬局からの儲け剥奪としか考えられないのが現状なんです。ですからhimatasoさんが考えておられる程(引く手あまたと言う程)求人が有るとは思えません。  以上の事を総合して考えた時に、将来結婚して家庭を持った時のことを考えて「給料」と言うのであれば現状のMRの仕事を辞めない事だと私は思います。どんな職種でもそうだと思いますが、「給料=どれだけ辛いお仕事をこなすか」だと私は考えています。himatasoさん的な「給料」と言う発想からすると、一番最悪なのは薬局開局です。himatasoさん的には「調剤薬局では都内だと勤続40年でも500~600万円位が相場」と言われていますが、開局薬剤師ですと余程の商才がない限り「給料500~600万円」なんて夢のまた夢です。それはドラックストアーの安売り攻勢に負けて、街場の薬局は売り上げが上がらないからです。1つの例ですけど、うちの仕入れ値でドラックストアーでは売っていますから・・・。  以上取り留めのない内容を記載しましたが、何かの参考になれば幸いです。

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