- ベストアンサー
「燃える」と「爆発する」の違い
燃えるのと爆発するのは どう違いますか? 見たら分かるじゃんと言われそうですが 確かにそうなのですが 昔から分からないのです 知人に聞いたところ 固体・液体だったら燃えて 気体だったら爆発するんじゃね? なんて言っておりましたが それは正しいですか? 小学校しか行っていない当方にも分かるように 教えてくださいませ。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「爆」という文字は、 ・はじける ・はぜる といった「勢いが良いさま」を意味に持つ文字です。 「爆発的人気」、「爆発的な売れ行き」、「爆発的な人口増加」といった表現がありますよね。 つまり「爆発」とは一般に、急激な変化(主に増加)を伴う事柄を指して言う言葉です。 「非常に勢いよく燃える」ことも、温度変化による体積の急激な膨張を伴うため「爆発」の一種なのです。 先の回答にもありますが、火薬類はまとまった量を押し固めると「爆発」するものの、少量ずつであれば普通に「燃やす」ことができます。また、家庭用のガスコンロではガスを「燃やして」いますが、これがガス漏れしてある程度の量が一度に「燃える」と、燃焼熱により体積が急激に膨張して屋根を吹き飛ばしたりといった衝撃を伴う「爆発」となるのです。 爆発に似たものに、「破裂」というのものがあります。 風船の破裂など、ご存知ですよね。 風船などは内部の圧力が少ないのでたいした衝撃はありませんが、高圧のガスボンベなどが「破裂」した場合は「爆発」と同じです。ドライアイスを炭酸ペットボトルに閉じ込めて「破裂」させたものも、急激な体積変化を伴て膨張するものですから小規模な「爆発」と言えるのです。 はい、まとめ。 「爆発」=急激な膨張を伴う現象。体積が増えるため、衝撃を伴う。 「燃える」=短時間の内におきる酸化反応現象。発熱や発光などを伴う。 つまり、「爆発」は「燃える」の一つの形です。
その他の回答 (5)
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
燃えるという言葉は科学用語ではありません。 「今、草野球に燃えている」も含みますからね。 化学では ・燃焼:熱を発する激しい化学反応 発光を伴うことが多い 生化学などでは、緩やかな酸化反応も燃焼と呼ぶことがある。 ・爆発 何らかの反応で、体積が急激に膨張すること。 核爆発や、風船の破裂も含まれます。 燃焼による爆発は、反応先端の速度が音速以下の爆燃と音速を超える爆轟になります。 日常会話では、まったく別の意味に使われることもある。
お礼
詳しいご説明をありがとうございます。 燃えるは科学用語ではないんですね。 爆発にも爆燃とか爆轟とか色々とあるんですね。
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
燃えるのも爆発するのも、物質が酸素と化合して酸化する事です。 それが大変遅くゆっくりと酸化するのは、金属などが錆びる現象です。 それより早く酸化するのが燃えると言う現象で、必ずしも炎のように目に見える物ばかりとは言えず、体内で脂肪が酸化する事も燃焼と言い、脂肪が燃えると言う表現をします。 当然気体であっても、ガスコンロの炎の様に燃える事も有ります。 一方爆発とは、酸化する速度が非常に早く、その燃焼速度の速さにより周りの物体を吹き飛ばす状態の燃焼です。 たとえば粉じん爆発などは、その一粒は個体ですが、空気(酸素)が適度に混ざる状態で非常に早く燃焼しますので、周りを破壊してしまうほどの爆発と成ります。 同じく火薬も個体ですが、解放された空間では単に燃えるだけですが、制限された空間に閉じ込めて燃える速度を抑えると、限界に達した状態で一気に燃焼(酸化)して爆発することと成ります。
お礼
ありがとうございます。 前の人と同様に分かりやすかったです。 錆びる、燃える、爆ぜる、どれも酸化なんですね。 その酸化の速度が遅かったり速かったりするんですね。 そして火薬の説明が有り難いです。 本来なら燃えるのに狭い空間に詰めているから爆ぜるんですね。
- vivace152
- ベストアンサー率55% (91/165)
燃焼は化学変化です。多くは高温を発し酸化を伴います。 爆発は現象で、主に気体の急激な体積の膨張を指します。 例えば、ガソリンの急激な燃焼の結果として爆発が生じます。 爆発はガソリンの例のように急激な燃焼の結果のこともありますし、核爆発や火薬による爆発のように燃焼を伴わない場合もあります。御嶽山の「水蒸気爆発」は水が大量かつ急激に沸騰したためで燃焼はしていません。小麦粉やアルミ粉などによる「粉じん爆発」は急激な燃焼の結果ですね。
お礼
急激な燃焼が爆発とのことですが その爆発にも色々とあるみたいですね。 御嶽山の例はタイムリーですね。
- maiko0318
- ベストアンサー率21% (1483/6969)
自動車のエンジンはガソリンと空気を混ぜて気体にし、 圧縮して点火。これは燃焼です。 人間の制御下なら燃焼。 制御外は爆発かと。
お礼
エンジンの例え、ありがとうございます。 少しずつ分かってきました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
- ベストアンサー率22% (4373/19606)
極短時間で燃焼するのが爆発です 火薬でも、ロケットにつけて燃焼を制御すれば、燃えると言います でも火薬を容器に詰めて火をつければ爆発します、一瞬の燃焼です
お礼
爆発は燃焼の一種なんですね。 極短時間で燃焼するのが爆発なんですね。
お礼
ありがとうございます。 「燃える」の一つの形としての「爆発」なんですね。 そして「爆発」は急激な膨張を伴い体積が増えるわけですね。
補足
ベストアンサーを選ぶ際に #4の方と どちらにしようか迷ったのですが 「はい、まとめ。」という表現が渋いですから、 こちらを選ぶ事に致しました。