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紙の燃焼

 ろうそくが燃えるときは、固体→液体→気体となって燃えるそうですが、紙の場合は、固体のまま、燃えるのでしょうか、それとも、気体になって燃えるのでしょうか?

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回答No.3

紙もろうそくも同じです。 「燃える=炎が出る」ということは、「気体になって燃えている」ということです。 「燃焼」は「酸化」の一つの形です。 「急激な酸化」を「燃焼=燃える」と言います。 酸化には比較的緩やかな酸化もあります。 金属を強熱したとき、赤くなります。 酸化しやすい条件が整う(高温になる)ので、表面から酸化が始まります。 更に高温になり、金属が蒸発し始めると、炎を上げて燃えます。 紙やろうそくを強熱したとき、分解してガス化が始まります。 メタン等の低級炭化水素やCO,H2などが放出されます。 このガスが燃えるとき炎を出します。 分解が進んで固形炭素になったものは、赤熱した状態で酸化を始めます。 (上の金属と同じです) 灯油や軽油など、そのまま(液体のまま)燃える、と思っている方がおられますが、これも間違いです。 灯油や軽油は沸点が高いので通常は液体ですが、強熱されると蒸気になります。 蒸気になってはじめて燃える条件が整うのです。 「燃える=炎が出る」ということは、「気体になって燃えている」ということです。

cyber-poem
質問者

お礼

詳しく書いていただいてとても助かりました。 回答ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • bullfrog
  • ベストアンサー率22% (302/1370)
回答No.2

炎が出ると言うことは、気体が燃えていると言うことです。 紙を加熱すると可燃性の気体が出ます。その気体が燃えることで炎が出ます。 一方で、可燃性の気体が出た残りは炭になります。炭は炭で燃えます。 つまり、気体で燃えている部分と、固体で燃えている部分があると言うことです。

cyber-poem
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 燃焼にはいろいろな燃え方があるのですね。

noname#91219
noname#91219
回答No.1

ろうそくのろうは燃料です。紙の燃え方はろうそくの芯と同じ燃え方です。つまり水分などが奪われて炭化するのです。つまり固体のまま・・・田と思います。

cyber-poem
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。 実はこの疑問は、はがきを、用意して(はがきを普通に読むときのように手で持って)、はがきの真ん中に火をつけたら、はがきの上の方が速く燃えると思ったのです。これについて、どう説明しようかと思ったとき、紙が気体になって、燃えてくれた方がなんとなくわかりやすかったものですから、紙も1度気体になるのかななんて思ってしまいました。  固体ならば、なんか炭のように燃えるのかななんて風におもっていました。

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