何をお聞きになりたいのでしょうか?
税務署の調査するポイントという事でしょうか?
調査のポイントというのは、会社の規模や業種によって変わります。
最近多いのは調査初日に現金の実査を行います。
現金出納帳の前日残高と当日の実査までの現金の取引を確認して
実残と合うか見ます。
この時点で帳簿残と実残に相違があれば、管理が杜撰であるということで
調査官の心象が悪くなります。
基本的には売上と入金の突合せ、仕入・経費と支払いの突合せ。
経費中に資本的支出がないか確認。
私的な費用の支払い・渡切交際費・役員、従業員への経済的利益の供与等々
調査官も以前と比べ人員削減していますので、少人数で決められた日数内で
調査を終わらせますので、法人の規模によっては、調査前にポイントを絞って
くる場合もあります。
逆に規模が小さい場合は、隅から隅まで見ていくこともあります。
さらに、契約書関係の印紙税、給与関係の源泉所得税・現物給与、法人契約の
生命保険関係等(経理処理に誤りがないか)も見る場合があります。
お土産的なものを・・という回答もありますが、やましい点がないのであれば、
正々堂々と調査を受ければ宜しいのです。
申告が100%是認されれば(修正申告がなければ)、次の調査はしばらくの間
来ないでしょう。
故意に脱税行為していなければ、税務調査なんて恐れることはありません。
見解の違いや・経理処理の誤りなんてのは、沢山あります。
間違っているから【ダメ!】というのが税務署ではありません。
間違っていれば、【正しい申告に直してください】というのが税務署です。
脱税と思われるものについては厳しい処分もありますが、大抵は修正申告で解決
しますので、やましい点がなければ余計な事を考える必要はないでしょう。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 私がするのは、現金を合わせておくことだと解りました。 経理をしている限り、不正な金銭のやりとりはないはないです。 帳簿の記入ミスはありますが。直して置きます。 大変、ためになりました。ありがとうございました。