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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:稲・いもち病の拡散について)
稲・いもち病の拡散について
このQ&Aのポイント
- 稲作において、いもち病が拡散している場合、効果的な薬剤散布のタイミングや方法を知りたい。
- 農業歴60年の地区の方によると、既に菌が稲の中に侵入しているため、薬剤散布の効果はないと言われているが、本当にいもち病の拡散を止めることはできないのか。
- 現在の圃場は窒素が過多で、葉色は濃く、少し倒れ気味であるため、農薬を散布する際には粉剤を散布する必要がある。
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完全に発病した後と考えられますので「予防剤」では対応が困難で「治療剤」に使用が望まれます。 水稲いもち病の治療剤として思いつくには「キタジンP」「カスミン」「フジワン乳剤」あたりですか・・・ 10月20日収穫だと使えるのはフジワン乳剤ぐらいしか思い浮かびません。 (フジワン乳剤は収穫前14日ですがフジワン粉剤は収穫30日前)。 しかし、いもちは防除散布が原則で発病後の回復は難しいですし、気象要因によって効果が少ないです。 個人的には使える農薬の散布では効果が期待できない。散布してもしなくても実質、お天道様次第かなと思います。 (農薬使用基準は間違いないように願います。) (参考までに自作の農家向けの講習会資料の一部抜粋です。) 【予防剤と治療剤】 殺菌剤を使用する際の基本的な原則は、発病前の予防剤と発病後の治療剤を区別して考える。(発病の前と後では病原菌の状態が異なり、農薬もその効力の作用点で予防剤と治療剤に分けられるため) 予防剤が効果があるのは糸状菌(かび)の場合 1)胞子が作物の表面に付着し、雨・高温度により水分を吸い発芽 2)発芽した胞子から出た菌糸が作物内部へ侵入しはじめる。 このステージ以上になると「治療剤」を使用する 3)病原菌が植物に生活の場を築く 4)病斑が葉の裏から見える。
お礼
ご回答ありがとうございます。 予防をまず優先的に考えて、万一感染してしまった場合は、アドバイスをいただいた治療を実行していこうと考えます。今回の圃場は長期間米作をしておらずに、病原菌が紋枯れ病を含んで巣食っている(越冬)ものと判断され、次年度も発生する可能性が高いです。いただいたアドバイスを肝に銘じて注意深く取り組んでいきたいと思います。台風18号の強風で広範囲に稲が倒伏して、後始末や、倒伏した稲の刈取りなどに追われて、お礼のコメントをするのが遅れて申し訳ありませんでした。この週末は、中心気圧900Hpという、私も経験したことがない台風が来る予報で、Oxalisさまのご無事も含めて念じております。 ご回答をいただきました件、重ねてありがとうございました。