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ミニトマト栽培について

 ミニトマトの施設栽培(ハウス栽培)を行っているのですが、ここ数年あまり収量が芳しくなく、色々と悩み、考えながら試行錯誤してきましたが、今年の結果は最悪の状態に陥ってしまいました。  ただ、今夏はハッキリとダメになっていく過程が観察できたので、それはそれで対策を考えやすくはなったと思うのですが、農協の指導員や担当者に話しても、まったく取り合ってくれないので、是非成功している同業者様や指導を行っている方々の意見や対策を聞きたいと思い書き込みました。 よろしくお願いいたします。   ここ数年、初期の生育は良く、これは今年はいけるんじゃないか?、と思ってきたのですが、梅雨明けの頃には花房が減っていき、葉っぱが枯れ、ヘタが枯れて、実も裂果していく、という感じでした。 当初の頃は、農協の指導員の病気、特に疫病や灰かびが原因と思っていましたが、今夏の状況と、例年の状況を思い返してみますと、高温障害によって樹の状態(葉の気孔が閉じてしまい)が弱り、その弱ったところに病害が発生している、というパターンの様でした。   その結果として、幾ら防除用の殺菌剤を散布しようとも、高温障害に対する対策がなされていないので、樹はどんどん弱っていき、薬剤散布をしても蔓延を防ぐことが出来ないと感じました。  一応、農協の指導員・担当には6年以上前からそう伝えているのですが、担当の交代と、”世界的に異常気象だから”、の一言で、まったく真剣に対策を講じてくれることはありませんでした。 ついでに言うと、生産部会の連中も、同じような考えで、私自身の発言は頭のおかしい生産者ととらえている様な雰囲気で、誰も真剣に受け止めてはもらえませんでした。  仕方ないので現代農業などで取り上げられ始めた高温期の対策(寒冷紗の敷設)などを、自分でできる範囲で初めて見たのですが、自分的には高温期、特に8月中旬~9月上旬くらいに対策を打てばいい、と考えていたのですが、今年は5~6月に異常高温期があり、その時にどう対応するべきなのか見誤ったため、と思っています。  農協の指導で、裂果対策として梅雨の時期からは水を抑える、湿気を抑える、という指導を受け、この10年近く行ってきました。 裂果が出たと相談すると、圃場の乾燥をしっかりするように、という指導だったので、マルチもカミマルチに変え、通路も出来るだけ被膜しないようにしてきました。  しかし、今年に入って、その乾燥させる、という指導が根本的な間違いで、収量激減させていた原因ではないか、と教えられた記事が現代農業に載っていました。 そこで、来年からは1年を通しての灌水の見直しを行う事と、出来ればベイマックス・マルチのような地温対策を行えれば、と思っていますが、その他にも出来る対策などありましたら、アドバイスをお願いしたいです。  質問の要点として、ミニトマトの施設栽培(単棟型の半円筒形の昔ながらのビニールハウス)において、高温対策に関してのアドバイス。  あと、ここ数年、金粉症と言われるアザミウマ害がひどく、その対策も併せてお願いしたいです。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.1

約1ヶ月近くも回答が無いようですが、以前に地域のトマト農家の方から 教えて頂いた事がヒントになるんじゃないかと思い、助けになるかどうか 分かりませんが、生産農家の方から聞いた事を書こうと思います。 あくまで体験を聞いただけですので、補足質問は遠慮して下さい。 その専門農家の方が言われるには、トマトを美味しく今より収穫量を多く させるには、まず土作りから改善しないと永久的に無理と言ってました。 僕は以前の会社で国交省発注の河川の土手の除草作業に現場代理人として 携わっていました。そこの土手から出る大量の雑草は牧草に最適で何処の 牧場も大量に欲しがっていました。ただ雨で腐敗した雑草は家畜は食べな いので、僕らは途方に暮れてました。ある時その農家の方が何処で聞いた のか分かりませんが、雑草を無料で貰える事を聞かれたようで、どんなに 悪い雑草でもいいから何台でも構わないから持って来て欲しいと頼まれま した。これ幸いと思い1日に何往復もして雑草を運びました。 ある時に農家の方と話しをする機会があったので、どのように使うのかを 聞きました。企業秘密は教えて貰えませんでしたが、僕らが運んだ雑草に 地域にある工業用アルコールを製造する工場から出るサツマイモの絞り粕 と鶏糞と企業秘密の物を混ぜ、シートを被せて半年間腐熟させます。その 後にシートを外して良く撹拌させ、再びシートを被せて再腐熟させます。 半年後に畑に大量に施してトラクターで耕します。要は雑草堆肥を作ると 言う事でした。 僕らが運んでいた雑草は自家製の堆肥に変身し、味は雑草堆肥を使う前と 比べると1.5倍に美味しくなり、収穫量も3倍弱になったそうです。 ちなみにその方もビニールハウスにて栽培されてました。規模は地域でも 広い方です。 アザミウマですが、これはヒントになるか分かりませんが、書店で発売さ れている本にヒントとなりそうな事が書かれています。 農文協 編「減農薬の宝庫 木酢・竹酢・モミ酢 とことん活用読本」と 言う本です。僕が持っているのは初版本ですかが、今でも市販されている はずです。ココに害虫の予防方法などが詳しく書かれています。

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