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イスラム国について
- 宗教とは人を救うものであり、イスラム国の行為に怒りを覚えます
- イスラム教徒のほとんどは平凡に戒律に従って生活しており、他宗教との共存を望んでいます
- イスラム国の行為は悪であり、多くの人々に恐怖を与えています
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質問者が選んだベストアンサー
宗教は、大義名分に使われているだけです。 「人はパンのみにて生くる者に非ず」とは、新約聖書の 有名なことばです。 その後に、「神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」 と、続くのですが、まさに、物事の真理を突いた言葉だと 思います。 つまり、金(経済力)が無ければ生きていけないが、 大義名分も重要だということです。 金がないからと言って、人から盗めば、ただの泥棒です。 でも、そこに、元々自分の物を返してもらっただけという 大義名分をくっつければ、 たちまち、正当化されてしまうのです。 イスラム国などのテロ集団といえども、食べなければ 生きていけません。豊かになりたいという欲望を持っています。 しかし、現状は、食うにも困る、豊かな生活なんて夢という 状態です。 ならば、手っ取り早く奪えば良い。 しかし、ただ奪うだけならば、泥棒です。 そこで、宗教という大義名分を掲げて、他者から奪うのです。 拒否するものは、異教徒であり、殲滅の対象です。 イスラム国は、新興勢力なので、今後、どうなるのか 分かりませんが、先輩のタリバーンは、安定して存続しています。 なぜなら、奪い取ったものを住民に分け与えているから、 住民は食っていけるのですよ。 その収入源が、「麻薬」であり、他者から奪い取った物、でもです。 だから、内部崩壊がない。 イスラム国は、タリバーンよりも過激だと言われています。 対欧米のテロが大義名分となっているならば、 それを続けないと、支配下地域に対する統制が効かなくなるのです。 だから、対欧米テロを簡単にやめるわけにはいかないのです。 誘拐しいた人を殺害しても、1円の収入にもなりません。 欧米が交渉に応じないのは、分っています。 むしろ、経費がかかるだけです。 しかし、大義名分を守るために必要な行為なのです。 そうしないと、 「人はパンのみで……」の後半部分を失ってしまうからです。 後半部分を失えば、内部崩壊を起こしてしまう。 内部崩壊すれば、また、食うに困る生活に逆戻りです。 中東でも経済的に豊かな国、例えば、サウジアラビアでは、 未だに、王政ですが、内部崩壊が起きません。 宗教対立が、人を殺してまで奪うことを正当化できないからです。 王政を打倒してまで、得る物がないからです。 問題の根源は、「パン」なのですよ。
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- hey_hey_11
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この人たちは、イスラムでもスニン派で少数派のため、冷遇された人たちです。 特に、イラン元大統領フセインは、武力で抑えていました。 でも、今回シリアでの内戦をきっかけに油田を持つことで大金を得ることができたため、武器を買い独立国家を樹立を目指しています。 元々、同じ宗教でありながら宗派が違うことで対立したり差別をしていることが、長年の恨みとなっているのではないかと考えます。 ただ、イスラム国を認めると恐らくイスラエルと揉め世界大戦になる可能性があるので、躍起になって潰そうとしていると考えられます。 この件以前に既に、3.11やアルカイーダなど無差別自爆テロ、身体障碍者や女性や子供にまで自爆させることが悪いイメージを世界に植え付けてしまっていますから、イスラム教=野蛮,男尊女卑な宗教となっていると思います。(もちろん、一部であることは知っています) イスラム国の見方をする訳ではありませんが、いじめられっ子がいじめっ子に復讐しているように見えます。 本来、力では人を抑えられないことは、いじめられっ子はわかっているのですが、力で復讐をするのは、人間の性なのでしょうかね。
お礼
有り難うございます。この先無関係の民間人が沢山巻き込まれ行くような気がして心配です。
- kaxuma119
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まず「宗教は人を救うもの」とする質問者はお考えのようですが、宗教で救われる人は肉体を持った実在の人ではなく、人々の中のかくありたいと思う理想や願望の人です。ゆえに宗教絡みの戦争や紛争は妥協による和睦が困難で相手を殲滅するか自分らが全滅するかという方向に進みます。さらに人々は取り巻く環境が難しいほど宗教にのめりこみ事態を打開しようとします。 今、イスラム国と称する団体が占拠している地域は近代に入ってからは欧米列強の角逐の場であり、地元の多くの人々は差別され搾取され続けてきました。表向き欧米が退いた後も欧米は地元権力者を介して市域支配を行って来ました。そういう地域において、自分らのアイデンティティを取り戻し支配からの解放を謳いイスラム国は力をつけているのです。 オバマをはじめとする欧米の指導者は武力によってイスラム国をつぶそうと考えているようですが、私は難しいと思います。今のイスラム国兵士や指導者を皆殺しにしても、次の世代の兵士や指導者が必ず現れてきます。なんせ信仰に基づく聖戦なんですから。 幕末の日本を思い出してください。 当時の日本は徳川政権が外圧に推され欧米列強による支配の脅威が迫っていました。その日本を席巻していたのは攘夷です。神国日本に穢れた異人を入れてなるものか、異人が攻めてくるなら皆死ぬまで戦うぞ、といった国家神道の原理主義運動が荒れ狂い、攘夷派の志士による西洋人の暗殺や襲撃が多発していました。 違う点も沢山ありますが今のイスラム国と150年前の日本には多くの共通点があります。攘夷派が政権を奪取し新政府を打ち立てた日本の歴史を考えると、イスラム国の今後の占う材料になるかもしれません。 どういう理由かは分かりませんが質問者は歴史を考えることを避けていますが、社会的出来事の現状を分析し今後を予想するにあたって歴史を排除することは不可能です。
お礼
有り難うございます。
- nooooo
- ベストアンサー率18% (78/413)
他の方の回答にもあるように、歴史を抜きにして考えることはできないのではないでしょうか? 中東の不安定は欧米諸国が自国の利益のために招いたことが大きな原因のひとつなので、反欧米・反キリスト教意識は中東全般にあります。ただ経済的に豊かな国は、表面的にはそれを隠しています。なので、テロを否定してもイスラム国に対しては心情的には共感する人は多いと思います。でも、経済的繁栄を享受できているかぎりは、そう波及することはないと思います。 宗教は、単に行為の正当化に使われているだけです。何の宗教かは関係ありません。十字軍も神風も、常に宗教や信心というものはそういうことに利用されるということです。幻想だから利用しやすいのです。
お礼
有り難うございます。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”宗教は人を救うものですね” ↑ それはあくまでも建前です。 宗教は商売であり、国家統治の道具です。 ”あえてイスラム国はなぜ武器を取るのか” ↑ 武器を取らねばどうにも解決のめどが 経たない、そう判断したからです。 ”歴史から遡っては御免なさい。今です。” ↑ 歴史を無視して今だけを論じるのは無意味です。 パレスチナに住んでいた人を追い出して建国したのが イスラエルです。 追い出されたパレスチナ人数百万はホームレスになり ました。 そして今現在、難民をやっています。 だから、怒っているのです。 米国は、ありもしない大量破壊兵器を口実にイラクを侵略し 10万ものイラク人を殺害して石油を手に入れました。 イラクの今現在のトラブルは、ここに原因があります。 だから、怒っているのです。 アラブ諸国は、年中ゴタゴタしています。 これはかつて英仏が、民族、宗教を無視して勝手に引いた 国境が原因です。 それが今現在の国境です。 だから、怒っているのです。 ”イスラム国代表は自分のためだけ、他人に恐怖を与えながら人殺し、 それも無残なやり方で。これ有りですか” ↑ それをやりだしたのは、欧米キリスト教国家です。 武力で無理矢理押さえつけて来たのが欧米です。 だから、もはや武力以外の道が無い、と思わせたのも 欧米キリスト教国家です。 今だけを見ていたのでは、真実が見えなくなりますよ。 そもそもイラクをあんなにしたのは欧米です。
お礼
有り難うございます。
お礼
わかりやすい解答有り難うございます。確かにその通りですね。でも他に方法は無いのでしょうか。私たち日本人はあまりにも平和ぼけしすぎているみたいですね。