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DNAジャイレースはほ乳類細胞では
ウイキペディアでDNAジャイレースを検索すると、「 細菌が持つDNAトポイソメラーゼII型の1種である (EC 5.99.1.3) 」と書いてあります。 「細菌が持つ」ということからキノロン剤・ニューキノロン剤が細菌に効いて、ほ乳類細胞には影響しない抗生物質ということになるのだと思います。 ではほ乳類細胞でのDNAジャイレース同等の仕事をしている(しかし、キノロン系は作用しない)酵素はなんというのでしょうか? お教えくださいませんでしょうか。
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細菌のII型トポイソメラーゼを特に、DNAジャイレースと呼ぶようです。 よって真核生物のジャイレース役は真核型のII型トポイソメラーゼでいいと思います。 細菌のII型トポイソメラーゼはGyrAとGyrBのヘテロ2量体のようですが、 哺乳類(真核生物)のII型トポイソメラーゼはホモ2量体のようで、 キノロン系は細菌に特有のGyrAをターゲットにしているようです。
お礼
スマホでは自分の質問への回答が読めないようでして、いま旧式のコンピューターからお礼を書いています。 ご丁寧な解説をありがとうございました。 よくわかりました。