• ベストアンサー

英語で目的語に前置詞をつけないのはなぜですか

「~の」は、「of ~」 「~に」は、「to ~」 と前置詞をつけますが、「~を」といふ場合は前置詞をつけません。 どういふ経緯でこんなことになつたのですか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

目的格はとりあえず、「~を」のようなもの、 「を」を表す英語はない、という感覚は大切なのですが、 本当に理解したことにはなりません。 me のような目的格で「私を、私に」とするように、 目的語が「~を」ばかりではありません。 answer me / answer my letter のような英語から 「~に」が目的格の主たるもの、と説明することもあります。 実際に学校でも、目的語は「~を」とまず覚えるけど、 reach Tokyo「東京に着く」 marry the man「その男性と結婚する」 survive the war「戦争で生き残る」 survive his wife「妻より長生きする」 というのも習っていきます。 とにかく、英語では動詞の後にいきなり名詞・代名詞がくるのが SVO で、 目的語は動作の対象となるもの。 日本語とは関係なく存在するもので、日本語で訳すとさまざまな形で現れます。 ちょっと古い表現では fish the river で「その川で釣りをする」のように使います。 (もちろん、普通には in the river のようにしますが) fish の目的語としてそこから魚を取る場所がくる。 日本語でどう訳すかでなく、何を目的語に取るのか、 目的語を取らない自動詞なのか、 こういうことを英語としてそれぞれ理解していくことが必要です。

noname#214841
質問者

お礼

再度ありがたうございます。 回答番号1で日本語との感覚の相違について指摘していただいたばかりなのに、すみませんでした。 用例を挙げていただくと、楽しく読めます。 >>fish the river で「その川で釣りをする」のように使います。 辞書を引いてみると、ほんとうにありました。冗談かと思ひました。川の魚をごつそりもつてゆくやうな感じを受けます。釣りの対象には前置詞「for」がいるのですね。さういへば先日英語カテゴリで「釣り質問」について質問したのですが、楽しい回答をもらひました。 >>reach Tokyo「東京に着く」 >>marry the man「その男性と結婚する」 >>survive the war「戦争で生き残る」 >>survive his wife「妻より長生きする」 これは、使用例が多い順に竝べてくださつたのですか。たしかに、3番目の例より最後の4番目の例はありえないことに思はれます。 >>英語では動詞の後にいきなり名詞・代名詞がくるのが SVO で、 >>目的語は動作の対象となるもの。 承知いたしました。 >>何を目的語に取るのか、目的語を取らない自動詞なのか、 >>こういうことを英語としてそれぞれ理解していくことが必要です。 はい。今後とも御教示よろしくお願ひいたします。

noname#214841
質問者

補足

このたびのベストアンサーは、 survive the war「戦争で生き残る」 survive his wife「妻より長生きする」 の例文によつて、戦争よりもおそろしいものがあることを指摘してくださつたwind-sky-windさんといたします。 みなさま、ありがたうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (7)

回答No.8

 ★ (No.7お礼欄) それから、印欧語の所有する格とは反対の、ヘブライ語のinfinitive construct 所有される格(日本語の文法書を持つてゐないので訳語がわかりません)との発想の相違も知りたいと思つてゐます。  ☆ まづ 日本語では 次のように言うようです。   ・ infinitive construct : 連語不定詞   ・ infinitive abosolute : 独立不定詞   ⇒ キリスト聖書塾編集部著:『ヘブライ語入門』 1985。第二版 1987。   ですが お尋ねの件については まだその内容がつかめ得ていません。すなわち  ★ ヘブライ語のinfinitive construct 所有される格  ☆ というのは 不定詞に人称接尾辞がついて その人称の主体が 不定詞動詞の主格となるかたちのことでしょうか?   ・ √SMR (守る)→ SoMRiy (私が守ること)             → SoMRexa (あなたが守ること)  ☆ けれども  ★ 印欧語の所有する格とは反対の  ☆ というところが分かりづらく というより よく分かりません。  名詞に人称代名詞の属格(所有格)をつければ 《所有する》ことを表わしますが これは 《動詞が 人称接辞をつけるとそれを おのれの主格として扱う》こととは 筋が違うように思われて。・・・  分かることと分からないことがありますが 勉強のために もういちど説明をお願いします。  ★ 言語の歴史において、変化の法則性があるのでせうか。むかしから気になつてゐます。  ☆ わたしが《精力的に》問い求めて来たのは 言語類型論です。それでよければ 述べます。  1. 初めから 《文》を扱う。文は 話し手の思想をあらわすものである。  2. 思想は 問いと答えとから成る。話者は 自問自答する。  3. 問いは 主題( T )として提示される。答えは 主題を問いとし それに答える論述( P )である。答えが さらにあたらしい問いになるという意味でも 論述も 論述主題である。  4. すなわち:    T1 + T2 + … + Tn=P。  5. これは 日本文および朝鮮文にならって 三項形式に還元する。三項に限るのは 勝手におこなったのであるが そうではなく あとあとその必然性が分かるものと思われる。    T1  + T2  + T3=P。    A ハ B ガ C ナリ/スル。――(α)類型とする。  6. 議論を端折ります。世に言う能格( ergative )言語では おおむね 初めのふたつの主題提示を この日本文類型に同じようにおこなうことが ひとつです。 そのあと 論述主題にあっては 次のようにすでに動詞の担う意味内容から見てその主体(主格)および対象(賓格)を わざわざ示します。もしくはていねいに あらわすかたちを採る。この《主‐述‐賓》を 英文にならって S-O-V で表わすこととすると:    T1  + T2  + T3=P。    Aa   Bb   C= [ S-V-O ]  7. Aa や Bb の 小文字のほうは 日本語のハ格やガ格に相当する格活用である。   C= [ S-V-O ]の中の S や O は 人称接辞がつけられるかたちを採る。たとえば こうである。    英語ハ  彼ガ  話す。:(α)類型    英語(A)a  彼(B)b   B‐話す‐A。――任意に(μ)類型とする。               ( he-speaks-it )  8. したがって 大胆不敵な推測としては 英文は ここから T3=P なる論述主題 Cナリ/スル。にあたる能格言語の形式であるところの C= [ S-V-O ]の部分が そのまま文の全体に広がり しかもそのおのれの線形なる論理のみで文を形成するというように展開した。のではないか?    C= [ S-V-O ]    ⇒ He speaks English. ――(ω)文型とする。  9. 言いかえると 英文は 主題提示を無くしたということである。日本文や能格言語文では 主題提示層と線形論理層との二層から成る構文である。だから 《英語ハ》のハ格は――中心主題を提示しますという役目を担うほかに―― 論述動詞につらなる意味連絡としては ヲ格(対格)を担う。  10. 中国語は しかし これらの構文や文型の決まりにはいっさい目もくれず 文法無しの文法ではばたいている。言いかえると (α)構文における主題提示の部分もあれば 線形論理の S-V-O なる(ω)文型をも堂々と許容している。  11. (α)と(ω)とのあいだに と言うか(μ)形式と(ω)文型とのあいだにいろんな形態が諸言語において見られるようである。  こういう議論でよかったんでしょうか。

noname#214841
質問者

お礼

丁寧なご説明ありがたうございます。 >>infinitive construct : 連語不定詞 >>infinitive abosolute : 独立不定詞 さういふ訳語があるのですね。ありがたうございます。 何気なく書いたら、間ちがひでした。動詞のinfinitiveではなく、名詞のconstruct stateです。すみません。いつもの誤質問、誤回答、誤お礼です。 また、あらためて外国語カテゴリに投稿してみるつもりです。 >>英文は 主題提示を無くしたということである。 さうなりますね。私は、その「主題提示」のやんはりしたところが好きなのですけれど。 目的語を語るうへで、能格の話題は欠かせません。各言語がひとつの型にあてはまるといふわけではありませんが、基本的な理論はブラゲロさんのおつしやるとほりだと思ひます。 さほど言語を学んでゐるわけではありませんので、具体的な用例を挙げてコメントができません。今後も、御教示をお願ひいたします。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.7

 こんにちは。心やさしいぶらげろくんです。  1. たとえば   ( a ) 映画 見に行こうか?  というぢゃないですか。前置詞も後置詞もまた体言(つまり 《映画》なる語)の格活用もありません。  2. これは 《映画》なる語が 絶対格として 話し手によって表出されたと捉えます。他の語との連絡関係を意に介さず 話し手はいきなり自己表出したという意味であり そういう意味で文の中においても 他の語との位置関係を成します。  3. それでも 文は 問いと答えとから成っていて 言わば話し手が自問自答する最少の単位体であるということですが その心は 話し手が その命題たる文を 統括していることを意味します。  4. 文の成分には 格――つまり格子のごとく互いに他の語との位置関係や意味関係を成すその立ち位置――があるように 話し手による文の統括としても 言わば文に対して話者格が出来ていると捉えられます。  5. けっきょく 語をポーンと投げ放っても この話者格が それらを統括している。よって 初めに見た絶対格であっても 勝手に宇宙遊泳しているわけではなく 命綱がついている。ということになります。  6. 《見る》という用言――つまりは 《目 ないし 見(み)》という体言がその語の内部に地殻変動をともなって 動態ないし状態を表わすものとして活用されたその姿――との連絡関係において 《映画》なる体言は 言うならばその対象となると見られます。  7. すなわち さらには《見る》という動態の行為主体を表わす《われ ないし われわれ》をも交えて ふつうに《主体 ‐ 行為 ‐ 対象》の意味連絡が出来ます。  8. ここから 絶対格として投げ出された語の《映画》も 文としての表現の一環を成します。《主(行為主体) ‐ 述(行為論述) ‐ 賓(行為対象)》の関係が成り その中におとなしく腰を降ろします。  9. このような原初の文の成り立ちを 長い時間とその歴史を経て 英文はふたたび取り戻すかのようにして ならびに同時にただ語順によって統括しようとする文型をつくった。その一環として 《賓格》の語に 前置詞も後置詞もつけず また格活用をもさせないかたちをその決まり(文法)とした。これは 対格の場合である。  10. つまりぎゃくに言えば その長い歴史のあいだには 体言を 絶対格のままにはしておかず 主格(行為主・現象主・定義主などがある)や賓格(その中に 対格・与格などなどがある)のシルシをつけるように取り決めたナラハシも 経験して来ている。前置・後置の接辞や体言じたいの格活用などといったシルシである。

noname#214841
質問者

お礼

おはやうございます。東京外語大学のブラゲロさんではありませんか。 >>こんにちは。心やさしいぶらげろくんです。 その点は存じてをります。ねこさんもさうですが、私の未回答質問にしばしば回答文を寄せてくださいます。 先日の「誕生日おめでたうございます。」の回答者はsssvさんだつたのですね。先を越されてゐたとは気づきませんでした。 >>映画 見に行こうか? はい、そのうち。私は、女優は福田麻由子ちやんが好きです。 >>これは 《映画》なる語が 絶対格として 話し手によって表出されたと捉えます。 「絶対格」といふのは「対格」を意識したジョークですか。しやれた表現です。このあたりは、印欧古典語の中性名詞の主格対格の同形とつながるものがあるのかもしれません。 英語の場合でしたら、対格を初めにもつてくるときは、強調構文を使用するのが一般的なのでせうか。ブラゲロさんのページへの回答にも書いたのですが、現代語の律儀なところが、ちやらんぽらんな私にはなじめません。 >>話し手による文の統括としても 言わば文に対して話者格が出来ていると捉えられます。 「話者格」といふのも、おもしろい視点ですね。表面上の文法ではなく、水面下の意識なのでせうか。チョムスキーが言つてゐるやうな。 >>このような原初の文の成り立ちを 長い時間とその歴史を経て  >>英文はふたたび取り戻すかのようにして ならびに同時に >>ただ語順によって統括しようとする文型をつくった。 >>その一環として 《賓格》の語に 前置詞も後置詞もつけず  >>また格活用をもさせないかたちをその決まり(文法)とした。 >>これは 対格の場合である。 語順に言葉の意味を持たせるやうになつたわけですね。日本語の感覚からすれば、不自由な印象を受けます。 >>前置・後置の接辞や体言じたいの格活用などといったシルシである。 前置の例がヘブライ語、後置の例が日本語、格活用の例がギリシャ語ですか。 それから、印欧語の所有する格とは反対の、ヘブライ語のinfinitive construct 所有される格(日本語の文法書を持つてゐないので訳語がわかりません)との発想の相違も知りたいと思つてゐます。 言語の歴史において、変化の法則性があるのでせうか。むかしから気になつてゐます。生物進化を安易に適用したやうな仮説をたまに見かけますが、信頼できさうな理論に出会つたことがありません。 英語カテゴリの人たちは、微妙な表現の違ひまで明確に教へてくださるので、いつも助かつてゐます。ブラゲロさんもときどきおいでください。「くるみ☆ぽんちお」などいかがですか。 御回答ありがたうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • Him-hymn
  • ベストアンサー率66% (3489/5257)
回答No.6

補足 もしご意見がございましたら、ヘブライ語の目的格には前置詞「'et」がつくとか、ギリシャ語ラテン語サンスクリット語の中性名詞の主格と対格(目的格)は同形だとか、そのあたりとの関連も御教示くだされば助かります。 →日本語と英語以外は、ほとんどわかりません。すみません。

noname#214841
質問者

お礼

余計なことを書いてすみませんでした。私は、回答していただいた方に圧力がかかるので、基本的に「補足」欄は使用しません。外国語カテゴリに質問するつもりの内容を、つい記載してしまひました。 また、ときどき哲学カテゴリにおいでください。回答番号4,5のNemurinekoNyaさんも聖書の話が得意です。 Him-hymnさんには失礼な件かもしれませんが、「くるみ☆ぽんちお」のやうな歌には、関心をお持ちではないのですか。私は今朝、ふだん見ることのない英語カテゴリを覗いて、すぐに目がゆきました。NemurinekoNyaさんは、私ほどには下品ではありません、念のため。 http://okwave.jp/qa/q8751930.html 今後とも御教示をよろしくお願ひいたします。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.5

お礼、感謝です。 ~~~~~~ 英語カテゴリは投稿数が多いので、ふだん覗いてみることはないのですが、今朝は質問したついでに「くるみ☆ぽんちお」のページを見ました。ちかごろは、あちこちに投稿なさるのですね。歴史カテゴリにもあつたやうな。ギリシャ語なら「くるみ」は「gala」の対格で「ガラクタ」、「ぽんちお」の例は..........思ひつかなかつたので、辞書を引くと、「peos」も「phallos」も「membrum virile」などといふ及び腰の訳がついてゐて笑ひました。 ~~~~~~~ 「くるみ☆ぼんちお」は、逆に読むんですよ。 読む方向は、「→」じゃなくて、「←」らしいです♂ 「逆さ言葉」です♪ ですから、あの質問に寄せた私の回答も「←」の方向で読まないといけない♂ 卑語です、猥褻な言葉です、放送禁止用語♂ どうも、 https://www.youtube.com/watch?v=zWjZiMITuqg の曲のタイトルが元になっているようですね。 ネットで調べました。 そして、思わず、笑っちゃいました。

noname#214841
質問者

お礼

再度の回答ありがたうございます。外出してゐて、コメントが遅れました。 「くるみ☆ぽんちお」については初めて知つたのですが、NemurinekoNyaさんが喰ひつく話題は、酒か、女か、あとは、..........数学、物理学、哲学、言語、サナダムシ、クリナリズム、あるけ、オシエヤマシサ、などなどいくらでもありました。失礼いたしました。最初のふたつは私でした。 さういふ状況でしたので、逆さといふのはすぐに判りました。初音ミクの利用者には頭が下がります。YouTubeに中国語の字幕のものもありました。 「gala」は、ガラクトースとかギャラクシーの語源で「ミルク」です。「peos」や「phallos」はアリストパネスを読むためには必須の単語で、ラテン語では「penis」(語頭は長母音なのでペーニス)、サンスクリット語では「pasas」です。気の利いた文章を思ひつけば回答するつもりでしたが、私の能力では無理でした。 >>卑語です、猥褻な言葉です、放送禁止用語♂ 今回は「自主規制」しなかつたのですね。 >>そして、思わず、笑っちゃいました。 たまには、あんな質問もいいと思ひます。けむたがる人もゐるのでせうけれど。 かういふ回答をしてゐると、DLASの候補生になります。さういへば、どこかでDDTさんもそんな心配をなさつてゐました。あの人も、器の大きな方です。 もうひとつの質問には、これから「お礼」を書きます。ありがたうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.4

こんにちは。 ブラゲロがまた難しい質問をし、わたしは、現在、この回答に窮しているので、 こちらに退避(ポリポリ)。 ☆どういふ経緯でこんなことになつたのですか。 ◇英語は、於格、属格などの名詞の格変化を捨てちゃったからなんでしょう。 代名詞以外の名詞の対格(活用)も捨てちゃってますし、前置詞でも使って補わない限り、文意が曖昧になってしまう。 ドイツ語の場合、冠詞などの活用で名詞の格を表わしますが、これさえ英語は捨てちゃいましたから。 頼りになるのは、もはや、文型と前置詞以外にない!! 英語のSVOOは、名詞の対格(活用)と与格(活用)を捨てちゃったから、なんだか分からないものになってしまう。直接目的語だ、間接目的語だとかヘンテコリンな話になってしまう。 間接目的語なんて苦し紛れの言い訳でしょ、英語の大本であるゲルマン語では3格(与格)なんだから(ポリポリ)。 しかも英語には奪格もないから、これを表わすためには、前置詞のfromやofとかを使って表現するしかない。 於格がないから、in、on、atなどの前置詞を使わないといけない。 SVCをSVOに含めて考えると、英語の第一文型SV以外の文型において、英語の文を構成する最小単位は、 S(主語) V(動詞) O(目的語) で、 主語Sが特定できれば、目的語Oが自動的に決まるので、 わざわざ目的語に前置詞をつける必要がないんでしょう。 もう少し、英語の悪口を続けよっ。 英語の単語は、ゲルマン系言語とは体系の異なるラテン語系(フランス語、ラテン語、ギリシア語)の単語からの借用語が多いから、 はっきり言って、英語はシッチャカメッチャカな言語。 はっきり言って、英語は欠陥言語です(笑い)。 Hey, you!! このyouは主格、それとも、対格(目的格)? 英語には呼格がないから、英語という言語の体系の中では、 これすら説明できないのであった。

noname#214841
質問者

お礼

いつも私のアホ質問におつきあひいただき、ありがたうございます。これはまだ、まともなほうですけれど。 先日の「お礼」欄に「カマキリ」カテゴリについての記載がありましたが、「セミ」の回答文は削除される前に、しつかり保存しておきました。サポート担当さんにもメールを送り、削除するかどうかは、質問と回答を総合的に判断していただくやうにお願ひしました。 宿題丸投げの質問には回答がつかないことが多く、私が英語能力を出し切つて、精一杯に回答してみたのですが、まさかフォローが入るとは思ひませんでした。 英語カテゴリは投稿数が多いので、ふだん覗いてみることはないのですが、今朝は質問したついでに「くるみ☆ぽんちお」のページを見ました。ちかごろは、あちこちに投稿なさるのですね。歴史カテゴリにもあつたやうな。ギリシャ語なら「くるみ」は「gala」の対格で「ガラクタ」、「ぽんちお」の例は..........思ひつかなかつたので、辞書を引くと、「peos」も「phallos」も「membrum virile」などといふ及び腰の訳がついてゐて笑ひました。 >>ブラゲロがまた難しい質問をし、わたしは、現在、この回答に窮している 作曲家の先生もそんなことをおつしやつてゐました。最新質問の回答番号1,2の「お礼」は、うまい、と感心してゐます。ぶらげろさんも最近はすこし丸くなりました。 >>英語のSVOOは、名詞の対格(活用)と与格(活用)を捨てちゃったから、 >>なんだか分からないものになってしまう。 >>直接目的語だ、間接目的語だとかヘンテコリンな話になってしまう。 そのとほりです。こんなものがあるから、いけないのです。英語ができないのは、私自身の落ち度ではありません。 >>英語の文を構成する最小単位は、 >>S(主語) V(動詞) O(目的語) >>で、主語Sが特定できれば、目的語Oが自動的に決まるので、 >>わざわざ目的語に前置詞をつける必要がないんでしょう。 最小限の情報ですませよう、といふことですか。 回答番号3の「お礼」に書いたのですが、ヘブライ語の目的格の前置詞「אֵת 'et」とか、印欧古典語の中性名詞の主格対格の同形とか、英語との発想的関連があるのかどうか、ご意見がありましたら、御教示ください。 >>はっきり言って、英語はシッチャカメッチャカな言語。 ロマンス語からの借用がいちばん多いのでせうか。仲の悪いフランスなのに。日本語も仲の悪い国の言葉をたくさん取り込んでゐますけれど。 >>Hey, you!! >>このyouは主格、それとも、対格(目的格)? >>英語には呼格がないから、英語という言語の体系の中では、 >>これすら説明できないのであった。 さうだ、さうだ!こんなことも説明できないんだ。 ギリシャ語ラテン語サンスクリット語の人称代名詞にも呼格はなかつたやうな気がします。もし訳すとすれば、主格でせうか。状況次第ですね。 御回答ありがたうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • Him-hymn
  • ベストアンサー率66% (3489/5257)
回答No.3

「~の」は、「of ~」 「~に」は、「to ~」 「~から」は、「from ~」 「~と(一緒に)」は、「with ~」 などなど、前置詞はいろいろありますがーー 英語の基本は前置詞なしーーという発想なのです。 前置詞でなく、語順で決まるーーそれが英語なのです。 Tom likes Mary. この語順が大事なのです。英語には日本語の「は」「が」などの助詞がありません。「主語の位置」にあるから、主語、動詞の後に来て、「目的語の位置」にあるから、目的語なのです。 Is Tom busy? この場合、主語と動詞の語順がひっくりかえってしまいました。普通の語順でなくなりました。これは疑問文ということになります。語順が変わってしまうと、「異常事態」なのです。それで、その文が特殊な文になるのです。 Tom runs his dog. Tomは自分のイヌと一緒に走ったと言いたいとき、こう言ったら、Tomはイヌを走らせるーーという意味になってしまいます。なぜなら、his dogが目的語になってしまうからです。 Tom runs with his dog. としないと、イヌと一緒に走る意味にはなりません。 このように、語順があっても、自動詞に名詞をつけ加えて言う場合や、名詞と名詞をつなぐ場合、どうしても前置詞が必要になります。そこで、いろいろな前置詞があるわけです。 日本語の助詞のように、何から何まで助詞をつけて、その助詞でできた句をつなげて文にするというのと違うのです。 私は火曜日に彼に東京駅で会った。 私は火曜日に彼に会った、東京駅で。 火曜日に私は彼に東京駅で会った。 火曜日に東京駅で私は彼に会った。 火曜日に彼に私は東京駅で会った。 火曜日に私は彼に東京駅で会った。 火曜日に彼に東京駅で私は会った。 彼に私は火曜日に東京駅で会った。 彼に東京駅で私は火曜日に会った。 彼に私は東京駅で火曜日に会った。 彼に私は火曜日に東京駅で会った。 東京駅で火曜日に彼に私は会った。 東京駅で彼に私は火曜日に会った。 などなど、もっといろいろつくれますね。 いろいろ入れ替え可能なのが日本語です。 しかし、英語はこういう芸当ができません。できるのは前置詞句だけです(しかも、前置詞句ですらおおよその順序が決まっています)。 I saw him at Tokyo Station on Tuesday. I saw him on Tuesday at Tokyo Station. On Tuesday I saw him at Tokyo Station. At Tokyo Station I saw him on Tuesday. 一番最初の文以外は、普通の形ではありません。 また、やや大雑把に言ってしまえば、前置詞は、時間関係と位置(場所)関係が主です。そういうモノが前置詞のお世話になるだけです。ここが英語と日本語では大きく違います。 He arrived at three o'clock.(時間関係) He arrived at Tokyo Station.(位置・場所関係) 英語で目的語に前置詞をつけないのはなぜですか 答→英語は日本語と違って、語順の言語だから。そして、日本語の助詞に相当する前置詞を使うのは限られているから。 以上、ご参考になればと思います。

noname#214841
質問者

お礼

毎回、明快な回答を寄せていただき、ありがたうございます。先回の「パールハーバーを忘れるな。」の説明は、言はれてなるほど、でした。 >>英語の基本は前置詞なしーーという発想なのです。 >>前置詞でなく、語順で決まるーーそれが英語なのです。 なにかのイデオロギーのやうですが、あひかはらず明快な御指摘です。回答文の初めにズバリと記載してくださると、あとも読みやすくなります。 >>Is Tom busy? >>語順が変わってしまうと、「異常事態」なのです。 この「異常事態」といふ発想がいいですね。記憶に残ります。 >>Tom runs his dog. >>Tom runs with his dog. >>語順があっても、自動詞に名詞をつけ加えて言う場合や、 >>名詞と名詞をつなぐ場合、どうしても前置詞が必要になります。 この対比はよく判りました。 >>I saw him at Tokyo Station on Tuesday. >>いろいろ入れ替え可能なのが日本語です。 >>しかし、英語はこういう芸当ができません。 でたらめな私は、入れ替へ可能なほうが好きです。明晰でないものは何とかでない、といふ言葉が別の言語でありましたが、ああいふ堅苦しいものには、なじめません。 たとへばラテン語のやうにTokyo at Stationの語順にすると、カツコイイと感じます。「at」はいちばん意味の薄い部分ですから、中に入れて目立たないやうにするのが合理的に思へます。 >>やや大雑把に言ってしまえば、前置詞は、時間関係と位置(場所)関係が主です。 >>そういうモノが前置詞のお世話になるだけです。 覚えておきます。 以前英訳聖書の質問のときには、ややマイナーでしかも高度な聖書を薦めてくださいましたし、哲学カテゴリでは、予定説についての解釈も拝見しました。Him-hymnさんは、クリスチャンなのですか。それとも教養としての知識なのですか。 もしご意見がございましたら、ヘブライ語の目的格には前置詞「'et」がつくとか、ギリシャ語ラテン語サンスクリット語の中性名詞の主格と対格(目的格)は同形だとか、そのあたりとの関連も御教示くだされば助かります。 いつも的確な御回答をありがたうございます。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.1

それは日本語には「助詞」というものがあるからで、 英語には助詞がないからです。 私は常々子供たちにも言っていますが、日本語は助詞があって、 語順なんて関係なく、すべて助詞で意味が決まります。 英語の場合、前置詞が日本語の助詞に置き換わることもあり、 そういう理解は大切です。 「へ」が to、「で」が in/on/at、「と」が with のような。 でも、「を」や、主語を表す「は」「が」は英語にはありません。 その代わりをするのが格です。 日本語では助詞(格助詞、「は」違いますが)で格を表します。 英語では単語の形で主語か目的語か決まります。 この違いが日本人にはなかなかわかりません。 すべて助詞で考えてしまう。 I/me, he/him のように単語の形が変わります。 これも、日本語では I は「私は」、me は「私を」のような理解になりますが、 日本語だから助詞がつくのです、当たり前のことですが。 だから、無理やりには主格とされる I には「は」が含まれ、me には「を」が含まれる、 という感覚になります。それも日本語で考えるからです。 ただ、そういうものとすればわかりやすくはあります。 本来、boy とか、book のような名詞にも主格と目的格で形の違いがあったのです。 だから、そういう形に「は」「を」の意味を持たせることはできます。 現代英語では名詞の場合、同じ形、ただその単語でしかない、 だから「を」は現れなくなります。 私は子供たちに「へ」や「で」は前置詞で現れますが、 「は」「を」は英語にはないんだよ、という言い方はします。 >「~を」といふ場合は前置詞をつけません 前置詞がないのが目的語だ、ということなのですが、 目的語というのは名詞を使いますが、me/him などでもない限り、 単なる単語を書くだけ、それで日本語的には「を」の意味が出ます。 I, you などを習った後、this を「これは」と習ったりしますが、 「これ」でしかなく、目的語にもなります。 これも、日本語で考えるからであり、I にしても代名詞にすぎず、 「は」のような日本語の助詞がついている、というのは日本語を中心にした考えです。 日本人にはこの格というのがなかなか理解できないと思います。 古代の英語や、現代でもドイツ語では名詞も格変化します。 ドイツ語でも勉強されれば、そのような疑問はなくなるかと思います。

noname#214841
質問者

お礼

おはやうございます。英語カテゴリを覗くことはほとんどないのですが、質問のついでにいくつか見てみると、wind-sky-windさんの真摯な投稿文から教へられることが多く、感謝してをります。 >>私は常々子供たちにも言っています 学校か学習塾で、先生をなさつてゐるのですか。このたびも、子供にも理解できる平易な表現で助かります。 >>この違いが日本人にはなかなかわかりません。 >>すべて助詞で考えてしまう。 私はまさしくその典型です。 >>boy とか、book のような名詞にも主格と目的格で形の違いがあったのです。 「boyの」といふ格は前置詞「of」になつたのですか。「's」なんてものもあつたやうな気がします。 「boyを」といふ格に前置詞をつけない理由がわかりませんでした。 >>日本人にはこの格というのがなかなか理解できないと思います。 はい、そのとほりです。 >>ドイツ語でも勉強されれば、そのような疑問はなくなるかと思います。 私の質問ページにドイツ語の回答文やリンクを貼り付ける方がいらつしやつて困つてゐました。知りあひを紹介しましたら、今ではそちらにドイツ語投稿をなさつてゐて、笑ひころげてゐます。他人の不幸はおもしろいものです。 不特定多数の集まるコミュニティーサイトで、wind-sky-windさんのやうに平易な言葉で説明してくださる方には、とても感謝してをります。 御回答ありがたうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A