- 締切済み
なぜ大王わさび農場創業者は大王を崇拝したのか?
大王わさび農場はとても美しく、素晴らしい観光地ですが、創業者の深澤勇市という人は大昔にその土地を支配していた何とか大王を崇拝し、神社まで建てました。わさびと何とか大王は全く関係がないのに、深澤はなぜそのようなことをしたのでしょうか?奇妙な宗教にハマっていたのでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8741/19839)
>深澤が神社を建てた頃は全ての神社を内務省が管理していたはずなのですが、大王神社などというものが役所に認められたのかが疑問です。 内務省が管理管轄していたのは「神社などの建物」ではなくて「宗教団体(宗教法人)」です。 宗教団体を作らず「○○神社と言う名前の建物」を私有地内に作るだけなら、個人の自由であり、国家権力は口出しできません。 金と土地さえあれば、私有地内に、靖国神社とソックリソノママの建物を建てるのだって自由です(建築基準法などをクリアしている必要はありますが。また、紋などの「意匠」は使えませんけど) 建物だけあっても、それに伴う宗教団体が無いなら、宗教を管轄する省庁は口出し出来ません。
- toshineko
- ベストアンサー率44% (258/575)
kazetachinuさん、こんばんは。 日本では、朝廷に逆らったものでも丁寧にお祭りすれば、 良き神となって力を貸してくれるという信仰があるのです。 (有名な例) ・スサノオノミコト : アマテラスの弟神だが、乱暴を働き高天原を追放されています。 ・オオクニヌシ : 国つ神で出雲大社の祭神、天つ神に敗れ国を譲ることとなる。 ・タケミナカタ : オオクニヌシの子で諏訪明神。戦の神様として日本全国で祭られています。 ・菅原道真 : ご存じ天神さま。謀反を企んだとして大宰府へ配流され、後に怨霊となる。 ・平 将門 : 関東で新皇を名のる。神田明神や国王神社などは将門公を祭神としている。
お礼
ありがとうございます。日本は寛容ですね。この神道の寛容さが仏教に入ると、「死ねば誰でも仏」という風潮になったのかなと思います。
その大王は八面大王なのですが、諸説があります。 悪い大王だったというのと、良い大王だったと両極端なんですが、わさび農園のある地域では、洪水から村人を守ってくれた説が伝わっていますので、土地の守り神として崇めていますので、それに敬してその社長さんが、神社を建てて建立した、と。 どうぞ、ここに家(神社ですね)を建てましたので、これからもここで村人と(ついでに私の会社も)見守ってください、繁盛できますように、お願いしますと、鎮座したわけです。 宗教にハマるというよりも日本人は様々な物を神と崇め信仰としてきましたので、おかしくはありません。だからあちこちに地蔵さんがあるわけですし。石や木も崇めています。 大王教というのがあったわけではありませんし。
お礼
回答ありがとうございます。朝廷からすれば八面大王は明らかに朝敵で悪者あり、深澤が神社を建てた頃は全ての神社を内務省が管理していたはずなのですが、大王神社などというものが役所に認められたのかが疑問です。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8741/19839)
因みに、wikipediaでの記述は「大和朝廷の側から見た八面大王の記述」なので、八面大王は「悪者」になっています。 歴史書ってのは「支配者が有利になるように、大嘘が書かれている事もある」ので、他の回答にあるように「民衆の為に大和朝廷と戦った英雄」である可能性もあります。 ホンモノの悪者なら、塚も作られないし、神社なんか建ちませんから、本当は「大和朝廷に立ち向かった英雄たち」なのかも知れません。
お礼
回答ありがとうございます。朝廷からすれば八面大王は明らかに朝敵で悪者あり、深澤が神社を建てた頃は全ての神社を内務省が管理していたはずなのですが、大王神社などというものが役所に認められたのかが疑問です。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8741/19839)
>創業者の深澤勇市という人は大昔にその土地を支配していた何とか大王を崇拝し、神社まで建てました。 「八面大王」ですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%8F%E7%9F%B3%E9%AC%BC%E5%85%AB%E9%9D%A2%E5%A4%A7%E7%8E%8B この八面大王は、その地方に居た盗賊団らしく、天皇より討伐令が出て討伐されました。 首領たち八人は、死罪は免れましたが、民衆にリンチに遭って殺されているので、その霊魂が怨霊となって祟らないよう、神社などが建てられたようです。 なので、変な宗教にハマっていた訳ではありません。 一般人が厄年に厄払いをするのと同じ感覚で、神社を作っただけです。 「金持ちだったので、厄払いの意味で神社を建てた」って考えれば、多少は理解できると思いますが、どうでしょう? 金持ちは、やる事のスケールが違いますからね。
- mpascal
- ベストアンサー率21% (1136/5195)
大王わさび園は知っていましたが、神社のことは知りませんでした。 検索をしてみると、(http://kurotarou.life.coocan.jp/kuro_tabi/040528c/040528c.htm)のページが有り、 ・・・以下引用 全国統一を目指す大和朝廷が、東北に侵略するにあたり、信濃の国を足がかりに 沢山の貢物や無理難題を押し付け、住民を苦しめていました。 そんな住民を見るに見かねて安曇野の里に住んでいた魏石鬼八面大王は立ち上 がり、坂上田村麻呂の率いる軍と一歩もひけをとることなく戦いました。 最後は山鳥の尾羽で作った矢にあたり倒れてしまいました。 しかしあまりにも強かったので、再び生き返ることのないように、大王の遺体は方々 に分けて埋められました。 その胴体が埋められていたとされる塚が農場の中にあったことから、大王農場と名 づけられました。そして塚は大王神社に祀られています。 ここに佇む八面大王は、大王農場の守護神でもあり、安曇野を守った、勇士でもあります。 彼の中に潜む強靭でありながら、人を愛する温かい心は、大王農場を訪れるすべて の人々の中にきっと伝わっていくことでしょう。「わさび田を守る八面大王の説明文」より引用 ・・・引用終わり 諸説があるようですが、大王わさび園では、「八面大王・英雄説」を採っているのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。わさび農園が「八面大王・英雄説」、そして「朝廷・侵略者説」の根拠を全く示していないのが問題ですね。
お礼
重ねての回答ありがとうございます。宗教団体として活動していなければ、〇〇神社と称する建物と鳥居を建てても役所は口出ししなかったということですね。まあ、たとえ布教しても信者が増えたとは到底思えないものですし。しかし、現在の経営者(創業者の孫らしいです)が根拠の無い八面大王=英雄説を膨大な数の観光客に植え付けようとしているようなので心配です。