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「ところてん(心太)」の漢字表記について
ところてんを漢字で表すと「心太」となります。 それなのに、大多数の人がところてんを漢字で書く場合「ところ天」になると思っているような気がします。 実際お店で売っているものの表記も正しく「心太」と書かれているものよりも「ところ天」と書かれているものの方が多いのが実状です。 「心太」と「ところ天」では全くの別物、いくら通りが良いとはいえ、正しい表記があるのだからそちらを使うべきではないのでしょうか? どうしても腑に落ちません。どなたか私を納得させて下さい!
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こんばんは。私もかつて知らなかった人の一人です。 学生時代に旅行して、お品書きに「心太」とあり、店の人に問うたところ「ところてん」だと教わりました。 学校で習う漢字の読み方では「心太」を「ところてん」とは絶対に読めませんよね。だからといってお店としては読み方を知っている人だけに注文して欲しい訳ではないので「ところ天」表記になっているのではないでしょうか。本当は「心太(ところてん)」の表記をして貰うと、もっと多くの人が読み方を覚えると思うのですが、「心太」表記しているお店はポリシーが高いようで、なかなか巡り会っていませんね。ちなみに「ところ天」の「天」は寒天、天草から来たと想像します。
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- macbain
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漢字とは表音文字ではなく表意文字なので、音だけ考えたらとっても読めない(=意味もわからない)表記がありますよね。心太をトコロテンと読む類を熟字訓といいます。 ポピュラーなところでは七夕、土産、田舎、乙女、海老など。このへんはまあ一般人でもまず読めるでしょう。ちょっとややこしくなると欠伸、囲炉裏、南瓜、土筆とか。読めない人も出てきそうです。 こういった表記を正しく読めるのにはある程度の経験や教養、あるいは学習が必要です。だからこそこうした漢字が読める、読めないのクイズやテストが存在するわけです。 心太は結構難易度が高い → 読めない人が多い → 読めないものを注文する人はいない → 読めるように書いちゃえ のパターンがひとつ。もうひとつは書いている側がよくわからなくて適当な当て字を書く。この際は音から自分が思いつく最も簡単な字を当てるでしょう。#3さんのおっしゃるような、ほかの類似品からの連想もあるかもしれません。ある程度は漢字そのものの意味にも引きずられるでしょう。こうした当て字が結構一般的になって、辞書に載る例もあります。「ところ天」あたりは許容されるのかもしれません。 八百屋や(やおやも熟字訓だ!)魚屋の店頭には当て字が結構使われているようです。私が実際に見たことがあるのは白菜を「白才」、蚕豆を「空豆」くらいですが、キャベツを「キャ別」とか大蒜を「人肉」とか、腰を抜かすような例を雑誌で写真付で見たことがあります。
お礼
大蒜を「人肉」とは…面白いです。 これからはあまり「ところ天」にぴりぴりせずに地道に「心太」派を増やしていこうと思います。 ご回答有難うございました!
- k2675
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こんばんは。 以下のサイトが参考になると思いますので、貼り付けしておきます。 ○ SWEETS(心太(ところてん)) http://syajyo.tamacc.chuo-u.ac.jp/~kozuem_j/i_tokoro.html ちなみに・・・私も献立を書く時には、 質問者様 同様、「心太」と書きますよ。 ご参考までに。
お礼
「心太」、奥が深いですね…@△@ ご回答有難うございました!
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
すみません訂正です。 心太=ココロコブでしたのでそれをいま世紀に余部というのも難しいです。 は 心太=ココロコブでしたのでそれをいま正規にトコロテンというのも難しいです。
お礼
様々な変遷を経てきたはずなのに「トコロテン」こそあのつるつるの食感に合っているように感じるから不思議です。 ご回答有難うございましたvv
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
参考URLにあるように語源からいって「心太」をところてんと呼ぶのはあまりにもなじみがないどころか無理があります。 心太=ココロコブでしたのでそれをいま世紀に余部というのも難しいです。
お礼
やっぱり妥協も必要ということですね…。 とは言え、私もいつかそんなポリシーの高いお店に出会えることを楽しみにしておきます。 ご回答有難うございました!