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どなたか間投詞"duh"の語源をご存知ですか?
まさかとは思いますがドイツ語の"doch"とは関係があるのでしょうか?手元の語源辞典にも当然記載されていませんでした。
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おっしゃるとおり、ドイツ語での'doch!'はその通りです。でも、これはごく普通に使われていますが、それが'duh!'になったとしたらドイツ語が可愛そうですね。かなり下品ですからね。 知能障害を持つ方がきちんと物事が言えずが、うなるように発声するところを真似たのが原因でないかと自分では思いますが、かなり趣味が悪いので嫌ですね。 ドイツ語は好きですが。 Tschuess!
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- dripdrop
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#3です。 私の説明が言葉足らずだったかもしれませんが、 前の回答で「ドイツ語の"doch"は、語源から言えば、英語の"though"と同根の言葉なので、duhとdoch とは関係ないものと思います」と書いた意味を誤解されているようなので、少し補足したいと思います。 新語が作られる場合も、でたらめに作られるわけではなく、文法的にも、また音韻の上でも一定の法則があります。"duh"という言葉の語源を考えるとき、品詞のことは全く考慮されていないようですが、これが間投詞であり、母音+h という形をしていることに注意すべきです。 私の知るかぎり、英語で母音+hで終わる言葉は、ほとんど擬声語です。 たとえば、ah, bah, gaah, pah, eh, uh, oh, ooh, pooh, doh, etc. duh が母音+h で終わる間投詞だということは、それが擬声語であること、つまりその語源が実際の音声をまねたものであることを強く示唆します。 ところが、ドイツ語の doch は、決して擬声語ではなく、間投詞でもありません。 私が「ドイツ語の"doch"は、語源から言えば、英語の"though"と同根の言葉」と書いたのは、それが元を辿ればthoughに類する接続詞(現在の"doch" は、副詞としての用法が主ですが、接続詞の機能も残っています)であって、擬声語でも間投詞でもなく、したがって、duh とはまったく類似性がないということが言いたかったのです。 ドイツ語を知らない人は、dochを、たとえば「咳払いの音をまねたもの」と解釈するかもしれませんが、同根のthough という英語に置き換えてみれば、それが間投詞でも擬声語でもありえないことは明らかです。 こうした文法的理由を別にして、音韻論の観点から見ても、duhの語源が doch であるとは考えられないと思います。私は言語学の専門家ではないので、ドイツ語の単語が英語に取り入れられる際に、どのような音韻の変化が起こるのか説明することはできませんが、doch → duh という変化は音韻論的に非常に不自然だと感じます。たとえば ch→k といった変化はありえても、ch→h(無音化)といった変化が起こるとは考えられないからです。 このように、私の英語およびドイツ語の知識から判断するかぎり、duhの語源がdoch ではないことは明らかだと思います。 といっても、私は別にduhの語源が何であるか知っているわけではありません。 先の回答では、たまたまWebを検索して見つけた記事を紹介したまでです。それは私の推測と多くの点で一致していますが、その説を信じるか信じないかは、質問者のご自由です。
お礼
まず第一に"doch"の"ch"音("kh")をあなたではなく英語話者がどう認識するかが問題だと思います。失礼ですがあなたの議論にはsimileの要素を全く排除しています。さらにあなたはメタの視点で、全く対象(ここでは英語話者)の認識というものを無視しています。 言語学が専門かどうかが問題ではなく、もちろんそれは僕たちの議論の自由です。"though"が"doch"と同根、というのは確かに、面白いと認めましょう。勉強にもなりました。しかしその他のあなたの議論は、正直に言って全く私にはとうてい受け入れられないものです。でもまじめに参加してくれたことはお礼を言わねばならないでしょう。ありがとうございます。
- dripdrop
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"duh"の語源については、下記の参考URLの中に詳しい説明があります。 要約しますと、American Heritage Dictionary の記載するところでは、適当な言葉を探して口ごもる際に、間をもたせるために発する音(日本語なら「えー」というところでしょうか)から来ているということです。 一方、ドイツ語の"doch"は、語源から言えば、英語の"though"と同根の言葉なので、duhとdoch とは関係ないものと思います。
お礼
"etymology of duh"でGoogleサーチしたらdripdropさんの参考URLが出ました。シンプソンズでよく出てくるとは知りませんでした。 "duh" の起源はシンプソン?http://www.shacknews.com/jazz/search.x?user=doomed シンプソンズの作者のバイオも一応調べましたがドイツ系という記述は特にありませんでした。 「一方、ドイツ語の"doch"は、語源から言えば、英語の"though"と同根の言葉なので、duhとdoch とは関係ないものと思います。 」これはポストホック、エルゴ...と呼ばれる推論だと思います。
- jabberwocky
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>http://www.m-w.com の "duh"の2番目の定義 を見てみました。 ドイツ語で'doch!'と言う場合と、英語で'duh!'とは全く違います。英語の'duh'は'Are you stupid or something?'または'Can't you understand something so simple?'の事で'こんな事分かんないの、このバカもの!’と言う事です。相手をバカにする言い方なので注意が必要です。
お礼
もちろん英語の"duh"の意味はわかっています。 ドイツ語の"doch"は否定疑問文に対して「え、yesだよ」という意味と理解しています。英語の"duh"の起源がもしやドイツ語の"doch"じゃないかと思ったのはこのためです。 ところでjabberwockyさんには以前にも答えていただき、感謝しています。
- s_yoshi_6
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Yahooの英英辞書には「dur」の語源(ETYMOLOGY)として 「Imitative of an utterance attributed to slow-witted people.」 と書かれていました。 http://education.yahoo.com/reference/dictionary/entries/78/d0417850.html 訳すると「頭の悪い人による発声を真似したもの」ということでしょうか(ちょっと自信が無いので、堪能な方添削をお願いします)。恐らく「doch」とは関係ないのではないでしょうか。
補足
なぜ"doch"と関係があるのかなと思ったのは、http://www.m-w.com の "duh"の2番目の定義(削除の対象になるので貼り付けしません)がドイツ語の"doch"っぽいと思ったからです。 Yahooの辞書には語源の情報もあるんですね。知らなかったです。m-wにもあるんですが、duhにはetymologyがついていません。
お礼
ぼくは結構受けますが。若い人同士で使う言葉みたいですね。 確かに調べてくださったように、起源は「知的障害」云々かもしれませんがそれを意識している人は少ないと思います。以前"buck naked"は本当に南部方言か、ということを向こうの人に尋ねても、そうじゃないだろうという答えしか返ってきませんでした。American Heritageとかでは南部方言って書いてあるのにね。